ガエル記

散策

思うこと

コール(呼びかけ)とレスポンシビリティ(責任)

www.youtube.com マル激トーク・オン・ディマンド 第1060回(2021年7月31日) 「罪」と「責任」の違いと韓国ドラマのすごさ ネタバレ全開の映画評論が面白く凄いのですが今回の宮台真司氏の解説は特に感激してしまったのでここに記録しておきたいと思います…

心に響く言葉とはー感謝と恐怖とー

唐突に思い出した言葉があります。 「恐ろしい言葉です」「よく選びましたね」 これは犯罪を犯した男が長年経った後にある僧侶にその告白をしたのだが直後それを後悔し様々な言い訳をして自分の罪は大したことではないと逃れようとするのです。 僧侶は立派な…

『便所の中の「星の王子さま」』寺山修司ー『ぼくが戦争に行くとき』より

寺山修司の作った不思議な世界がとても好きです。とはいえ彼の作品の主体は演劇なのです。それはもうすでに観ることはかなわないのが残念です。 私ができたことはディスクに収められた映画を観たことと手に入る本を読んだ、ということになります。 そしてや…

三島由紀夫を考える

Huge Nihility: The World View of Yukio Mishima 三島由紀夫の考えが好きではない、どころか嫌いなのにもかかわらず三島についての話があるとつい見入ってしまうのはどうしてなのでしょうか。 若い頃は軍服ごっこをして自衛隊員の前で大演説して割腹自殺し…

「バカ」の研究 ジャン=フランソワ・マルミオン

表紙に書かれている Connerie というのがフランス語でバカという意味らしい。 インターネットが普及してから私たち以前よりもっと多くの「他人の意見」を知るようになりました。 私のように田舎町に住み他人とのかかわりが極端に少ない人間でもネットを覗き…

『れいわ一揆』と安冨歩教授について その2

つまり私が安冨歩教授に興味を持ったのは大西つねき発言に対する反応からになります。以降、私は安冨歩氏の考えを探し始めました。 まず出会ったのは清水有高『一月万冊』です。ここでは清水有高さんが安冨教授の本を紹介しながら安冨教授との対話が動画とな…

『誰が星の王子さまを殺したのか――モラル・ハラスメントの罠 』安冨歩

ついに読みました。安冨歩教授著作です。 実をいうとこの本を読んで感じたのは「まさかあの『星の王子様』がモラルハラスメントの本だったなんて」というのではなくて「ああやっぱり。ずっと嫌な感じがしていたのはこういうことだったのか」というものでした…

『DISTANCE』是枝裕和

カルト集団が起こした大量殺人事件において加害者遺族たちが慰霊の旅を通じて自分たちを見つめなおす物語です。 もちろん思い起きるのはオウム真理教の一連の事件です。 その時代に生きていた記憶できる年齢層はそれらを忘れてしまうのは難しいでしょう。 私…

なにがいちばんたいせつなのか

東大教授と語る「このハゲ~!」騒動から3年経過の豊田真由子さんの記事を読んで。個人の持つ暴力性を個人レベルで叩いても意味が無い理由。安冨歩教授電話出演。一月万冊清水有高。 一月万冊、観まくっています。安冨教授の話、感心するばかりなので…

妖怪と人間と

もしかしたら日本人は妖怪なのかもしれない。 人間になりたいなあと思ってはいるけどなかなかなれないでいる妖怪です。 妖怪の世界はどうも混沌としてて未発達で上手くコンピューターも使いこなせません。 やっと覚えたファックスを捨てるには忍びないのです…

『日本人と日本文化』対談ドナルド・キーン 司馬遼太郎 「宗教」

昨日の続きになります。 ドナルド・キーン氏と司馬遼太郎氏の対談『日本人と日本文化』の第二章でキーン氏は著書にこう書かれたそうです。 東南アジアと比べると、日本仏教はあまり目立たない この一文にある日本の大学教授が「われわれの心は外国人には透過…

この国のかたちなのです

日本語の死gamayauber1001.wordpress.com ほんとうはこれじゃなくて新しく書かれた記事があったのですが、最近彼は非常に繊細になっていてすぐに書いた記事を消してしまうということを繰り返しているようで少し前のこれにリンクするしかありませんでした。 …

あなたはロマンチストですか?

「ロマンチスト」そして「ロマンチック」を考えてみました。無論、これは知識に乏しい戯言です。 「ロマンチック」ってなんでしょうか。 日本語でこの言葉を考えると奇妙な文法が現れます。 「ロマン」というと「男のロマン」に代表される骨太な壮大な夢の意…

差別表現の有無

アメリカの動画配信サービスで『風と共に去りぬ』が一時配信停止になっているという報道がありました。 今でも人気のある名作映画ということもありますし、裕福な令嬢スカーレットの華やかさと彼女に仕えている黒人女性の対比はあまりにも明確に当時の白人の…

人はなんのために生きるのか

「人はなんのために生きるのか」 永遠の命題ともなっている感のあることばです。 「子孫を残すため」「じゃあ何のために残すのか」「子孫を残すだけが目的なのか」「私は残さないから死ぬべきなのか」などなど問答は絶えないものです。 私もいろいろ考えては…

高橋源一郎『飛ぶ教室』第一回「植草甚一」

高橋源一郎「飛ぶ教室」というNHKラジオ番組の第一回目を機会があって聞いたのですが、その内容にスルー出来ない感覚があったのでここで書いてみようと思います。 番組内容は「植草甚一の生き方」について、で後半から番組のテーマ作曲家でもあるという菊地…

求めるのはヒーローなのです

最近ちょこっと考えてみたことを書きます。 いろいろな作家(小説・マンガ・映画など問わず)の中でも特別に話題になる人とそうでもない人がいます。 例えば素晴らしい実力があり面白い作品を書いている(作っている)のにさほど注目を集めない人と、それほ…

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』原恵一

『クレしん』でも絶賛されているこちらですが、まったく観ていなかったのでした。 令和の今となっては懐かしむといえば平成になるかもしれませんが、それでもまだまだ昭和の残り香が揺蕩っているのは感じます。少し前、つまり平成時代にはやたらと「昭和を懐…

『利休』勅使河原宏

いくつか利休を題材にした映画作品がありますが、一番先に興味を持つのはこれでした。 それはやはり主役利休を三國連太郎が、秀吉を山崎努が演じているというキャスティングにあると思います。他作品は観ていないのですが(たぶん)その点で一歩下がってしま…

新型コロナウィルスによって改革がなされるか

新型コロナウィルスの進撃がとどまらない。 発生国の隣国にも関わらず、奇妙にも諸外国に比べ発表される感染者数が少ない我が国(もちろん疑惑が取り除けるわけはないとして)でもオリンピックが延期されることが決定されて以降その数はついに上昇しはじめ有…

『分離ではなく協力なのだ』ハラリ氏ー新型コロナウィルスー

web.kawade.co.jp 感染症の大流行への本当の対抗手段は、分離ではなく協力なのだ。 納得の記事でした。 いくら国と国とを隔絶しようとしても感染は抑えきれない。 移動手段が今とは全く違う中世でも疫病を留めることはできなかったのだから。 時間を戻すこと…

私映画の半世紀 1

ハリウッド映画の一世紀という番組面白く観ています。 とにかく当時の様々な映画を褒めまくってるって感じなのですが、かなり納得して観てしまってるのはそれだけ自分がハリウッド映画を観て来たのだなと思い知らされます。 同じような企画で日本映画をやっ…

宮台真司さんの話に共感しています。

www.huffingtonpost.jp 先日誰かのツイートで知って読んだのですがほんとうにそのとおりだと共感していたのですが、YouTubeでも宮台氏の対談を見つけて聞きこんでしまいました。 www.youtube.com この世代の方特有と言っていいのでしょうか、非常に熱い語り…

良い爺さん悪い爺さん

先日ある動画を見てそれにコメントをしているツイートを見かけました。 それは日本の街中で女性が男性から殴られ蹴られているのだが通りすがりの人々が何も反応していない、というものでした。怖ろしい動画に多くのコメントが付されていました。 そこには 「…

元農水事務次官長男殺害事件

この事件への「抒情酌量の余地あり」という反応は上級市民だからというのでしょうか。それとも本当に多くの人が被告に同情しているのでしょうか。 もし真実に被告の殺人が共感され執行猶予を求められているのなら怖ろしいことだと思っています。 私は法律も…

刑罰

news.yahoo.co.jp この話、つまり「日本の刑罰で無期懲役と判決を受けた場合、15年くらいで出所してしまうからヤバい」というのはよく我が家でも、というかうちの夫が話していて私自身も知らないし調べようともせずに「そんなことって?」とだけ思い続けてい…

「男女を恋愛不全にするアニメでいいのかって話です」

一昨日と昨日の記事に画像つけてみました。 文章はそのままです。 先日岡田斗司夫さんのニコ生放送で過去動画を流されていたのですがその中で「ロリアニメは女性を恋愛不全にさせる」という定義が示されていてそれに続く説明を興味深く聞きました。ここでい…

「ロリアニメは女性を恋愛不全にするか」Ⅰ

先日岡田斗司夫さんのニコ生放送で過去動画を流されていたのですがその中で 「ロリアニメは女性を恋愛不全にさせる」 という定義が示されていてそれに続く説明を興味深く聞きました。 ここでいう「ロリアニメ」というのは幼女向けに作られた可愛い女の子が出…

ふたつの『シャイニング』スタンリー・キューブリックvsスティーヴン・キング

テレビでまたもや『シャイニング』を放送していたのでついつい観てしまいました。 原作と大きく志(こころざし)が違う、ということでスティーヴン・キングから嫌悪を示されたキューブリック映画です。 これも考えていたら昨日まで書いていた『レベッカ』で…

咳き込んだ一週間でした。

咳とのどの痛みに苦しめられた一週間でした。 なんとなく具合悪いと思ってたら咳が出始め、普段滅多にない頭痛と胃痛がして次第に悶えるほどひどくなりました。 そんな時でもどういうわけか熱だけは上がらない体質なのは不思議ですが、眠れないほど咳き込む…