あちこちいろいろと天皇制や、男系男子相続をどう思うか、皇族の人権など論議されているようでやっぱりそういうのはとても大切だし良いことだと思います。
なのでもう自分が書かなくてもいいかなと思ったのですが、もう少し書いてみましょう。
まずは「我が国の」とやたら言いたがる人々がいるのですが日本第一を掲げる割には天皇制の男系男子相続というのは日本の伝統とずれていると思うのですね。
むしろそういう方が反発を持つ中国や韓国での伝統を感じます。平安時代の物語を読んでいてもやはり中国の文化への尊敬や憧れを強く感じますからそういった意識が天皇家には色濃く映し出されたのだろうとは思いますが。
日本の家督相続の特徴はやはり「家」を残すために婿取りを多く行ったことにあるわけですよね。
ぼんくら息子が跡を継ぐと家が絶えるのでむしろ娘に優秀な婿を取らせる、というのが日本の本筋の伝統のように思えるのですが、どうして天皇家だけいわゆる中国的な発想になってしまうのでしょうか。
残したいのは「天皇家」という家柄で、それを残すために様々な工夫をしてきたのが日本人の発想だったはずです。日本を愛するなら純日本的に事を運んでいただきたいものです。
これまでずっと男系だった、というのは思い込みでしかなく真実はどうだったのかはもう誰も判らないのです。
それでもとにかく天皇家という家系は続いたわけです。創意工夫をするのが日本人の特技でありますね。
さあ、望みの綱はあとわずかになってしまいました。
ここからが我が日本国の優秀な頭脳の見せ所であります。
臨機応変。適材適所。
日本の伝統である婿取りで天皇家を存続しようではありませんか!