上、DVDの画像貼ってますがDVDでなくてアマプラ鑑賞です。
病み上がりで仕方なく、というのも変ですが新しいものを探す気力がなくて『機動戦士ガンダム』いわゆるファーストガンダム観ています。
たしかに予算の低さで作画の粗さは否めませんがそれを払拭して余りある画力に見惚れてしまうわけです。
ファースト世代ですから若い人がどのような目でガンダムファーストを観るのかは想像しがたいのですが、富野由悠季脚本と安彦良和の画力だけで作り上げてしまったファーストの魅力は他の作品と単純には比較できません。
しかし見返していると(といっても何度も見返していますが)引きこもりで根暗のアムロ、と思っていたのがそれほどでもなかったのに気づいてきます。今の根暗引きこもりに比べれば最初から頑張っているように思えてきます。
そして以前より今見たほうがずっと「良いキャラクターだなあ」と思ってしまうのも不思議です。
それにしても不慣れな若者が学びながら戦っていく、という設定はすごく面白いのですがこの時代紙の本をめくりながらっていうのは(笑)ですね。まあそんなツッコミはきりがないでしょうし、そういう楽しみもありなのがファーストです。
カイとセーラさんのやりとりも面白いのですよね。
ちょっとイラっとはしますが。
日本アニメは全体的に登場人物の年齢が低すぎるのですが、このころはまだ大人の世界の中の子供たち、という設定がきちんと機能しています。
こどもだけでホワイトベースを動かす、ということがとんでもないことだったのがいまでは当たり前になってしまったのはつまらないことです。