ガエル記

散策

『機動戦士ガンダム』と『オルフェンズ』

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風邪をひき始めてから観始めたファーストガンダム(アマプラにて)観終わりました。風邪もほぼ治りました。どちらもよかったです。

 

何度観たかはもう覚えていませんが何度観ても素晴らしい作品であります。

ファーストを語る年配者を若き人はうざがるでしょうがやはりこれは良きアニメです。

 

何と言ってもラストに至ってカタルシスをこれほど感じられるオリジナルアニメはそうそうないのではないでしょうか。

アムロの成長と共に戦い生き抜いてきたホワイトベースの皆とのつながりはやはり感動します。

ファーストジーバー(爺婆)の賛辞はしつこいですが、同時に私は『オルフェンズ』も好きです。

作品のできばえとしてはファーストガンダムは最高でしょうけど、より現実的であるのは『オルフェンズ』だと思っています。

 

構成としても、オルフェンズをとことん好きにならせてからのあの最後はあまりにも惨たらしいものですが、戦争を考えればラストはファーストガンダムではなくオルフェンズではないかと思うのです。

 

人間がニュータイプになれるかどうかは未知数ですし、今のところあり得ないと思いますが、オルフェンズのように機械と同化させていくことは在り得る未来です。

アムロの思考にガンダムがついてこれない、という表現がありますがこれを完全にするにはアムロ自身がガンダムになっていく、という解決しかないのでしょう。

 

ガンダムシリーズは色々と面白く好きな作品がありますが、今のところ私には「ファースト」での問いかけに始まり「オルフェンズ」という答えに終わる、というイメージになっています。

むろん、これから『オルフェンズ』以上のガンダムアンサー作品が生まれることを期待しています。