むちゃくちゃ面白く楽しいなかにイウォークという可愛いヤツをぶちこみました。
ヨーダの可愛さも絶大です。
ネタバレになります。
それにしても皇帝の最期がポイ捨て、っていうのは侘しくて最高です。つまんでぽい。
当時ダースベイダーがマスクを取った時の衝撃は大きかったです。醜悪とか見るも怖ろしいとかではなく妙にブワついた哀れな顔でした。
それでも最後に暗黒面から明るい光の世界へ戻った喜びと安堵の表情を浮かべる幸せな顔だったのです。
栄光を夢みた若いルーク・スカイウォーカーが旅立ちと戦いを経て行きつく場所は可愛らしく勇敢で愛情深いイウォークが住む森での歓喜の中での大団円という構成は素晴らしいと思います。
つまり財宝や権力を得る王侯貴族などになるのではなく愛する仲間たちとの平和な世界こそが彼が勝ち得た称号なのです。
彼を見守る三人のジェダイ、師であるヨーダとオビ・ワン・ケノービ、そして父アナキン・スカイウォーカーが暗黒面に堕ちる以前の若く美しい青年の姿であることが彼の魂が救われたという証なのです。
ほんとうにこの6作品でスターウォーズは完璧な世界を作り上げました。
が、人間というのは結局暗黒面の生物なのでしょうか。
この素晴らしい世界を六作品だけで満足するのはあまりにも惜しい。純粋にもっと世界を構築したいという欲もあるしそれによってもたらされるであろう利益を無視するのは耐えがたかったわけです。
まあ、私もそこに属していて続編ができるなら観たいわけです。
『スターウォーズ』は限りなく続けられるでしょうし、必ずや神話となり宗教となり聖書となるのでしょう。
私たちは信者になることを止めることはできない存在なのです。