偶然、山上たつひこ『光る風』が読めることになって小躍りしています。
いやこんなこともあるのですね。
事の起こりはジャンプマンガ『僕のヒーローアカデミア』の登場人物「志賀丸太」という名前が問題になったことからなのですが。
第二次世界大戦中、旧日本軍731部隊が中国人捕虜を「丸太」と呼んで様々な人体実験をしていたことはとりあえずある年齢以上の方は聞いたことはあるはずです。
というのは私自身が高校生の頃に『悪魔の飽食』という森村誠一の本が大ベストセラーになり物凄い話題になってテレビでも取り上げられていたからで、1981年当時日本で普通に暮らしていてテレビも普通に観ていたならば知らないはずはないからです。
当時のテレビやベストセラー本の話題というのは現在のそれとはまったく違うもので「みんな知ってる」というのがマジであった世界でした。現在の人々はバラバラのメディア世界に生きているので「みんな知ってる」は成立しないのですが。
そんな時代にしばらくの間は話題になっていた『悪魔の飽食』で扱われた題材が「731部隊の人体実験」だったのですが、実は私はこれを読んでいません。
当時の私は怖ろしくて手に取ることができず、とうとう読めないままできてしまいました。これも読んでみたいと思っています。
話が流れてしまいましたので戻しますと「ヒロアカ」の「志賀丸太」で検索していたら『光る風」につながってさらにamazonにつながったらkindle unlimitedにこれが入ってることが判明しちょうど今メンバーになっていたので飛びついた、というわけでした。
別に絶版になっていたわけでもなくお金を出せば買えたのですがなかなかそれができずにいました。
改めてキンドルリミテッドするのは面倒かもですが、入りたかった時、ちょうど期間延長のお得サービス付きだったのでほいほい入ってしまいました。今もやってるでしょうか。
アマプラでも観たいのが見つかってすっかりamazon沼です。
さて読んでいきましょうか。