安冨歩著『マイケル・ジャクソンの思想』を読む予定なので予習としてマイケルの動画をYouTubeで観ていたらそれだけでもう泣けてきました。
安冨さんはマイケルの逝去を聞くまで彼を知らなかったとどこかで言われていましたが、私はどっぷりはまりこんでいました。
とはいえ、彼の音楽やダンスをコピーしていたわけではないし深く彼の作品を分析したこともなくただただ聞き惚れ見惚れていただけでしたので安冨氏が彼の解析をした本を書いているのを知ってとても読みたくなったわけです。
そのために彼の歌を聞き返しそのダンスを見返してみましたがその姿はあまりにも繊細で美しく歌声は染み入るように感じます。
「スリラー」で好きになったという一般的ファンの私ですがその時これ以上ないほどステキだった彼が見るごとに変貌していくのは辛いことでした。
何故彼は変化し続けなければならなかったのでしょうか。
そしてそんなに変わってしまってもやはり歌い踊るマイケルはすばらしくて。だけどそれでもマイケルがすばらしくあるほどよけいに悲しくもありました。
マイケルは愛を求めてそれを願いながら、ついにその願いはかなわないままだったのでしょう。
今もなおアメリカでは人々は苦しみ続けています。
そしてこの日本でもまた同じく。
それにしてもマイケルの歌とダンスはなぜこうも人の心を惹きつけるのでしょうか。