ガエル記

散策

『月に咲く花の如く』その6

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27話鑑賞中。ネタバレしますのでご注意を。

 

 

 

いや面白いです。

 

東院を立て直すためにケシを栽培して阿片で儲けようとした周瑩ですが、目をかけていた老人夫婦が阿片のせいで亡くなった事件で育ったケシをすべて焼却してしまいます。

ケシの収益がなかった周瑩は資金繰りに苦悩し義母のなけなしの金を盗み出してしまいます。

ここで驚いたのが義母・鄭氏がなんと周瑩を趙白石に訴えてしまうのです。正義の人・趙白石は容赦なく周瑩に棒打ち三回を命じます。

「これで懲りたか」という趙に周瑩は「これで義母の金を盗んだという良心の呵責が無くなり義母も怒りが哀れみに変わりました」と言い返す。

事件の間の寸劇かと思っていたらちゃんと理念の入ったエピソードだったのです。

 

周瑩には恩義があるのだから金を貸すのは当たり前じゃないかという私は浅はかでしたw

どんな小さなところにも理を通す周瑩の話は素晴らしい。

翻って沈四海は魂を杜明礼に売り渡してしまいます。

これまではぐうたら息子だった沈星移のまっすぐで高い自尊心のほうが正しいのです。

 

ところで杜明礼と査坤にはBL噂はあったのでしょうか。かなり意識してる気がするんですが。

 

胡家の父娘も大変です。