引き続き読み、鑑賞しています。重要なエピソードだとか面白い展開だとか書いていますがずっと緊張し続けだし進んでも進んでも地獄だし特別どこかだけを抜粋など無理ですね。
ネタバレしますのでご注意を。
「女型の巨人」の登場。
今となれば何の不思議もない(?)のですが美しいとも思える女型の巨人の登場でますます謎は深まっていきました。いったいこの世界はなんなのか、巨人の正体はなんなのか、当時は「いきあたりばったりで描いているだけじゃないか」という輩もいましたが私はとてもそうだとは思えなかったし多くのファンは信じていたはずです。
そして今は諌山氏が最初からすべての構想を得てからの執筆であったと知っているわけです。
それにしても「女型の巨人」登場からの物語が素晴らしい。
女型がアルミンのフードを持ち上げて顔を確認する、という行為をアルミン自身が「なぜ?」と感じる。
アルミンの頭脳が明確になります。
クリスタの女神的な表現。ここは原作の演出のほうがすっきりと自然です。アニメのほうはいかにもな演出なのですがまあわかりやすかったですかね。
女型から追いかけられながら思い出すエレンの巨人化の場面。
巨人化しろと命令され何度手を嚙みついてもそれが果たせないエレンが「スプーンを拾わなきゃ」と手を伸ばした途端巨人化してしまう。
この発想もどこから来たのでしょうか。このエピソードがとても好きです。
そしてリヴァイ班が女型を引き寄せ生け捕りにする作戦を取ったエルヴィン団長。
多くの人命を犠牲にして人類の未来を築こうとした男の悲劇が描かれていきます。
さてアニメファーストシーズンの後期のOPは前期の強烈なあわただしさから成長した感があります。
私はEDのクルミが転がる演出がすごく好きで(一体あれは何を意味しているのでせうか)追いかけたくなるのですがほんとうになんなのでしょう。