ディズニー+鑑賞二作目にして観たいものを見つけられず困惑しました。思った以上にディズニーに興味がない・・・。
けど舞台裏には物凄く興味があります。ということでこれにしました。
#1 ケンプ・パワーズ
黒人男性の彼はアフリカ系のヘアスタイルの多様性からキャラクターを掘り下げることがいかに大切かを投げかけます。
人種のステレオタイプだけを描くことはたしかに貧弱でつまらないものです。
ピクサーでは脚本が大勢の意見で創作されていくのは知っていましたが大変なものだろうと思ってしまいます。
#2 ディアナ・マルシリエゼ
一筆書きのアイディアをワイヤーアートにするのですがそれがとても綺麗で驚いてしまいました。カラフルでフェミニンで楽しい。
#3 スティーヴン・ハンター
ピクサーで初めて「ゲイ」をテーマにした短編映画『殻を破る(Out)』の監督です。
カナダの田舎町で育った彼にとって自分がゲイであることを告白するのがいかに困難で勇気がいることだったかを語っていきます。
#4 ジェシカ・ハイト
作品のジェンダーバランスを考える。
今はもうほとんど使われなくなったワード「紅一点」
ジェシカ・ハイトさんが旧『宇宙戦艦ヤマト』を見たらなんというか・・・。
台詞でジェンダーを調べる必要はありません。
さすがのニッポンもリメイクでは男女半々に近いくらいになっているようですが。
あれほどでなくても男性ばかり登場する作品は多かったのですが最近の日本のアニメの傾向は逆に「女子しか出てこない」「ほとんど女子」の作品がかなり作られています。これはこれでどうかと思うのですが日本は極端になりがちなのでしょうか。
#5 ダン・スキャンロン
『モンスターズ・ユニバーシティ』『2分の1の魔法』の監督。
なかなか物語のアイディアが生まれず自分自身を掘り下げてアイディアを引きずり出していく過程が語られます。
ひとりのエピソードが10分ちょっとなので見やすい。
こういうところにもピクサーの分業精神が現れているようです。