28話まで鑑賞しました。
肉を切らせて骨を断つ。
ネタバレしますのでご注意を。
自分の力で冷宮を出なけれなならない。
如懿は自らヒ素入りの食事を摂りまさに必死の覚悟で窮地を脱しました。
もちろんこれは皇帝の思惑を感じ取っていなければできないことではあります。
実際に花火に託けて如懿の住居に火をつけたりという皇后の企みもありいつ殺されてしまうかわからない状況ではありました。
3年ものあいだ冷宮で過酷な生活を強いられた如懿に対し皇帝は元の延喜宮ではなく最高級に設えた宮を用意して待っていた。
皇帝は次々と如懿に高価な贈り物を渡すが如懿の心は晴れない。
なんだろうな。
皇帝としてのプライドはあるのだろうがもう少し言い方ってのがあるのでは。
そして海蘭も自らとお腹の子どもが犠牲となる覚悟で如懿を助け出す策略を実行していた。
海蘭は生まれた子どもの養育を如懿に願い出る。
しかしここでも海蘭の飲む薬に陰謀が動いていた。海蘭の子どもは無事だが成長しすぎて難産となるというのだ。
一方阿箬は慎貴人から嬪へと昇格される。それは名ばかりの意味のない昇格だった。
この3年間、皇帝は一度も阿箬に触れていないのだった。
主人を裏切った女として阿箬は誰からも蔑まれる。その鬱憤を周囲に当たり散らすことしか彼女には許されなかった。
そして如懿が皇帝により無実とされたことで王子殺害の調査が再開されるという予感に関わった者たちは怯えだす。
慧貴妃は阿箬=慎嬪に罪を被せるしかないと決意する。
足掻けば足掻くほど泥沼にはまり込んでいくしかないのだ。