64話まで鑑賞。
ネタバレしますのでご注意を。
容珮の平手打ちの破壊力。凄まじいな。
長い間傲慢を見せつけてきた嘉妃がついに失墜していく。
もともと玉氏への配慮でわがままが許されてきたのだが嫡子の娘への加虐と皇太子への野望が見えすぎるようになりついに皇帝の堪忍袋の緒が切れてしまう。
しかし最後まで嘉妃の気の強さは半端なく感心してしまいます。
すべては玉氏一族というよりも王への恋慕だけで耐え抜き戦い抜いてきたのです。しかも途中で一瞥もくれぬ悲しみを味わいながらよくぞここまで、と思わずにはいられません。
そして落ちぶれた嘉妃・・・ではなくもうただの庶人となった金玉研はその王に「一族のものではない」と見捨てられ死を選ぶのでした。
嘉妃の失墜はそのまま皇子たちの絶望となっていきます。
あれほど皇帝に気に入られていた第四皇子はなんと養子に出され縁を切られてしまうのでした。
一方入れ替わるように炩妃は寵愛を受け念願の妊娠を果たします。
しかし皇后が三人目の妊娠。
無力を感じる炩妃は産婆である田氏を買収し皇后のお産に陰謀を企むのでした。
虚しさだけの人生だ。
皇帝は過行くにつれ愚かになります。もはや男の魅力はなにもない。
如懿は相変わらず賢婦人でありますがそれゆえに皇后となった今はおとなしくなるしかなく心の声のように海蘭が活躍していきます。