第54話まで鑑賞。
前回はダレ場と書きましたが物語が大きく動き出しました。
ネタバレしますのでご注意を。
袁春望が再登場して嬉しくなりました。
私はどうやら彼が大好きです。
恒例の『如懿伝』比較で言えばあの作品には彼がいない気がします。
謀の中の謀の中の謀。
瓔珞の謀自体が謀を利用していくのですが輝發那拉皇后はさらに瓔珞を利用したのでした。
喜塔臘・爾晴の鬼の形相は最後まで凄まじく恐ろしいものでした。なぜここまで彼女が鬼になってしまったのかも物語になりそうです。
そしてここにも二つの大きな比較があります。
同じ女官として存在した瓔珞と爾晴の生き方です。
喜塔臘・爾晴は幸福になる道もあり得たはずなのに自ら不幸への選択をしていったように思えてしまいます。
といっても瓔珞はまだどうなるのかわかりませんが。
『如懿伝』は恋心の物語でしたが確かにあれほど頭の良い如懿が恋物語の主人公なのは不思議と言えば不思議です。『如懿伝』を観ている時はそれほどまで思わなかった、というか少し不思議ではありましたがw
恋するヒロインにしては頭良すぎました。
本作で皇帝が女性たちに対してゾッとしている様が面白可笑しいです。