なんとこれは今年2022年作品でした。期待を裏切らぬ素晴らしい作品でした。
なのに相変わらずの悪評価ぶり。いったいどういうことなのか。
とはいえ大森立嗣監督着実に作品を作ってはおられるので業界では高評価なのだろうと思われるのですが。
ネタバレしますのでご注意を。
大森監督わざと悪口を言われるように作っているのでしょうか。
とはいえ私には他の日本人監督にはないクオリティで志高い作品を作り続けているとしか思えないのですが。謎です。
考察しなくともわかるようにちゃんと作品中でこの映画の主旨を伝えてくれてもいます。
この世界特に日本社会はクルエルワールドなんだということですね。
この映画は私たちの住む日本社会をそのまま写し取ったということですね。
それを頭において観ていけばよくわかる。
それにしても昨今の作品で描かれるのはこの世界がいかに残酷無慈悲であるかということ。
そして欲しいのは家族的愛情なのですね。
キャストに斉藤工の名前があったのでちょっと迷いました。
この役者氏がどうも嫌いなのです。
しかし観てみたらぼっこぼこにされる役だったのでむしろ嬉しくなりました。作品中でも嫌な奴でしたwそうだよなあ。
嫌な役柄としては合っていると思います。
彼を含め配役がとても楽しい。
奥野瑛太のブチ切れたキャラも面白かった。
大森南朋やっぱり好きです。
そうか、この映画を好きなのは年齢層高いからかもしれない。
その中で宮沢氷魚の若者ぶりが良い感じでした。