再鑑賞すると本当に物語が見えて面白い。
ネタバレしますのでご注意を。
地獄へと突き進む『ブレイキングバッド』も最初の頃はほのぼのしている。
というのはおかしいいけど。
しがない高校化学教師のウォルター・ホワイトは発癌し経済的に困窮する。しかしかつて共同経営者だった友人夫婦からの援助を拒みメタンフェタミンを精製することで大金を稼ぎ始める。
相棒は以前ウォルターの生徒だったジェシー・ピンクマン。
最初の頃のウォルターは気が弱く周囲の人たちから軽んじられている。とはいえ彼は非常にプライドが高くそのためもあってすぐに嘘をつく癖があるのだ。こうした彼の特性が犯罪へと進ませていく。
そうした布石があちこちに置かれていて最期を観てから初めに戻るとそれがよくわかる。
こうした複雑に計画されたドラマはより楽しめる。