シーズン5#11まで鑑賞。
マリーってなんだろう。
ネタバレするのでご注意を。
よくある女性像のひとつといってしまうと今のコンプラ的には差別表現なのだろうけど。
それに「よくある」とだけいうのも違っている気がするがそれでも一つの女性的なキャラなのは確かなのだ。
#11で二組の夫婦の話し合いが行われる。その時マリーはウォルターに「死ねばいい」と告げる。煩いほど世話を焼く彼女だが本当に迷惑だと感じたら「死んでしまえばいい」と思ってしまうのだ。
このドラマのキャラクターは悪人の戯画化であるウォルター。
良き心を持つ悪党ピンクマン、悪の道を歩き続ける真っ当な男マイク、詐欺師的弁護士ソウルが中心にいるがわき役もとても面白い。
特にカルテルの大物ヘクター・サラマンカの無言でベルを鳴らすという意志表示はすさまじく印象的だった。
それに比べ、マリーの存在は「よくある」女性像だけどとても怖い。マリーで一つ物語が出来そうだ。