
絶対このアカエイデザインが気に入ってる横山先生。かわいいんだもん。
ネタバレしますのでご注意を。
山形兄弟は夜光島でまだ奮闘中。巨大なミサイルを目撃するが背後には隊長が立っていた。
ふたりはすぐに処刑されることになる。
工場で働く男たちは眠っているのをたたき起こされ兄弟の死刑を見せしめにされる。
が、ここで村雨けいじを逃がしてしまったという報告がはいり処刑は中止となった。
兄弟は牢に入れられ村雨けいじの救助を待つ。村雨けいじはすぐに警備艇に乗って戻ってきた。が、島に近づくのは困難だった。
警備艇と夜光島の砲撃合戦となる。そのため兄弟が入れられた牢に穴が開き逃げ出すが兄・武は工場で働く皆を助け出そうと地下へ向かう。良い人だな。しかし三郎君は正太郎君ばりにピストルの名手。
兄弟は力を合わせて皆を助け出した。
が工場を抜け出す途中でふたりは空き室のペチカから地下に通じる穴を見つける。穴は狭く武は通り抜けられず三郎だけが穴を降りて行った。
そこで三郎は見たことのない機器が並ぶ部屋に降り立ちつぎだらけの顔をしたデイボス様と呼ばれる人物を目撃する。
デイボスは水中砲というもので竜巻を起こし警備艇を襲わせた。
このデイボスは銃で撃たれても平気で三郎との格闘でどうやら機械の身体を持っているようだ。
さすがの三郎もデイボスから電気ショックを受けて倒れてしまう。
三郎の帰りを待っていた武は不安になり狭い通路を抜けて降りてくる。気絶した三郎を見て取り戻し逃げようとして水中艇を見つけ乗り込んだ。

横山先生、こういうのが大好きなんだなあ。確かにわくわくするね。
言えばこのシーンを描きたいために作ったお話なのかもしれない。
兄・武は操縦を知らないのでありったけのスイッチを押しまくって敵を攪乱。そのせいで三郎の目が覚めうっかり押したスイッチで魚雷が発進して敵に命中した。
兄弟はそのまま逃げ延びたが上陸しても攻撃を受け続ける。兄は三郎に逃げて警察に知らせろと命じひとりで戦い続けた。
三郎は警察に知らせて兄を救助し警察は山形兄弟と話し合って夜光島攻撃を開始する。
武の発案で警官たちがフカに化けて島に近づく、など楽しい攻撃となっている。

警察から攻撃を受け続けるデイボスはついに逃げ出す。

弟・三郎はひとりだけこのロケットに乗り込みデイボスと戦う。
その末に宇宙に飛び出してしまうが科学グラビア雑誌で宇宙服を知っていたのでそれを着込んでおり助かるのだ。(勉強は必要だね)
その直後空軍部隊からの攻撃を受けたデイボスロケットは破壊された。
三郎は兄・武と共に自宅でくつろぎながらこれらの報道をラジオで聞いた。
武は夜空を見上げながら三郎に話しかけた。
「魔人が本当に宇宙人だったのか。なんのために地球にやってきたのか。それは僕たちは自由に宇宙を飛び回れるようになった時に初めて謎が解けるだろう」
ふむふむ。
楽しい冒険マンガでした。
現在の感覚ではもう少し平和な交流をしてほしいけどこの時代の娯楽読み物としては良き方だと思います。
とにかくアカエイやフカの被り物と楽しい水中艇を描きたかった作品だと思いました。
村雨兄弟と正太郎君が設定交換したキャラになってるのも楽しく愉快でした。
さて明日は久しぶりに『バビル2世』を再読していこうと思っています。
本作もですが先日の『少年ロケット部隊』などいろいろな作品を読んでいるとそれらは皆『バビル2世』を描くための習作だったのではないかと思われてしかたない。
様々に試行錯誤してついに『バビル2世』が生まれたのではと思うともう一度読みたくなってきました。
今からうずうず楽しみです。