ウゴとココ、この体格差、いいですねえ。
ネタバレします。
第30~35話「滅びの丘」
といっても物語は珍しくぼーっとなっているバルメから始まる。
しかしバルメがぼうっとしているのは彼女が失ってしまったかつての部下たちを思ってだった。
常にココに対し忠義以上の愛情を抱いているバルメが突然チームから離脱してしまう。
それは先だって出会った大星海公司の陳国明を殺すためだった。
しかしそのバルメを追いかけてきたのがヨナだった。
ヨナはココのためにバルメを失いたくない、という一念で追いかけてきたのだ。
その優しさにバルメは心打たれる。
その一方でココチームは珍妙な殺し屋三人組に狙われる。
この殺し屋たちがチンケすぎて最初なんなんだかよくわからなかったww
しかしこのエピソードでウゴの過去とココとの関係が描かれる。
そしてバルメはヨナを薬で眠らせひとり大星海公司に乗り込む。
つもりだったが薬を飲まされると予想していたヨナは「そうなると思っていたから」気合で目を覚ます。
突き進むバルメは狙撃されるところをヨナによって守られる。
「背中は僕に任せてボスの首を狩って来い」
バルメは「聞こえる、天国の部下たちが、感謝します少佐、と喜ぶ声が」と言いながら陳国明の部屋の扉を蹴破る。
「死人は喜ばないだろ」
「いいえ喜びます。そう育て上げましたから」
バルメは陳国明の止めを刺す。
バルメがフィンランド人だというのがいい。
やはりフィンランドといえばソ連との冬戦争。圧倒的劣勢の中で戦った。
仇討ちを遂げたバルメだが逆に仇討ちにきたカレン・ロウに撃たれてしまう。そのカレンをヨナは撃つ。
ふたりは同じ病院に入れられたがカレンはいつの間にか姿を消していた。
目が覚めたバルメを見守っていたのはココだった。
バルメはもう以前に戻っている。
憑きが落ちたようだった。
ココは怒ってはいなかった。早く良くなってと言い残し去っていく。
バルメは二発の弾丸を受けた体で筋トレを開始し看護師に悲鳴をあげさせる。
『ヨルムンガンド』アニメ第一シーズン終了なのでここでいったん休止。
しかしファーストシーズン最後に〝ソウ”が出てくるんだよなあ。
イケメンのアールとなんだか意味ありげに密会するので気になる気になる。
ブックマン、アディーブ、人形遣いなどと呼ばれるジョージ・ブラック。
もちろん二人の関係は知ってるんだけどこの終わり方は狙っているのかいないのか。
といってもブックマンは確かにアールを特別の関係としていたのだ。その関係性もすごく好きだ。