1975年「別冊少女コミック」8月号
なんだか不思議な味の小品です。
ネタバレします。
ポリスタ―卿というポーにしちゃお人好しな男性がリリアという美しい少女を育て上げ二十歳になったら自分の配慮として一族に加えるつもりだったのだけどその前に殺され消え去ってしまう。
何も知らない美しいリリアは優しかったポリスター卿が突然行方不明になったことを悲しみながらも愛し合っているポールと結婚できることに喜びも感じていた。
この物語で「ポーの村」というのがエドガーたちにもどこにあるのかわからなくなっている知る。
ポリスター卿はポーの村への入り口を見つけてエドガーたちを連れていく約束をしていたのだ。
しかし彼が消滅したことでその地図も消えてしまったのだ。
エドガーとアランがポーの村へと入る地図はなくなってしまった。
それでもエドガーたちは彼と行くはずだったラトランドへと向かうのだった。
エドガーの帽子姿が印象的だ。
本編でもイギリス民謡「オレンジとレモン」の歌詞が挿入され妙味を加えている。