1972年「少女コミック」35号
これも萩尾作品の中ではほとんどとりあげられないタイトルではないでしょうか。
ネタバレします。
表紙はこれも萩尾氏が繰り返し描かれるバレエですが、中身はまったくのバレエではなくキャンプのお話。
男女が入れ替わる話、というのも萩尾氏が何度も繰り返し描かれているテーマですが本作に限ってはあまりうまくいっていない、というよりも今この作品を読まれてしまうとちょっと表現がひっかかってしまいそうで隠したくなる。
題材が同じでも少し間違うとこうなってしまうという症例だろうか。あの萩尾望都でもこういう話を描くこともあるのだということなのである。