ガエル記

散策

『天使の擬態』萩尾望都

1984年「プチフラワー」11月号

うーむ。

 

ネタバレします。

 

 

これは正直に言ってあまり読みたくない作品です。

主人公次子が家族とうまくいっていないのは定番なのですがそこに自分自身も堕胎してしまうという辛い話が加わるだけでなく、女子大とはいえ学生と教師が異性として行為をもったりキスをしたりということが描かれるのが気持ち良いものに思えない。

次子自体にも好感が持てず教師のシロウも好きになれないという意味で稀有な作品でした。