ガエル記

散策

『なのはな -幻想「銀河鉄道の夜」』萩尾望都

2012年 萩尾望都作品集『なのはな』に描き下ろし

銀河鉄道の夜」は死んでしまった人が乗る汽車なのだ。

それを思うとほんとうに悲しい。

 

同様に「ひかりの素足」のお話が語られる。

宮沢賢治の物語の中でも最も怖く痛々しい描写がされるがこの中では救済の部分だけが取り入れられている。

唯一の慰めだ。