ガエル記

散策

『フランケンシュタイン』ギレルモ・デル・トロ

すみません。次の映画に進んでしまいます。

フランケンシュタイン』この主題の様々な作品を幾つ見て読んできたでしょうか。

だけどやはり心惹かれてしまうのです。

 

 

ネタバレします。

 

 

Xでは女性(らしき)のポストに「男性(の多く)は子どもを作る行為だけをして育てることはしない」という恨み言が溢れているのだがまさにその言を映像化したような作品だった。

というのは当然かもしれない。原作者はメアリー・シェリーという女性である。やはり彼女もそういう男性たちに失望していたのかもしれない。

 

己の欲望「自分を蔑んだ父を超えたい。名誉を得たい」を叶えるため「怪物」を創造したものの「その後のことは考えていなかった」という台詞が笑える。

「怪物」を作りあげていく過程の映像は見惚れる。

そしてヴィクターは見事に「我が息子」である「怪物」を生みだす。

だがその「息子」は自分の思い通りの知性が感じられないとして失望する。

「我が息子」を鎖でつなぎ鞭打ち「この馬鹿」と罵り続けるのだ。

「怪物」の絶望をヴィクターは幼い頃に感じたはずなのに何故それを思い出さなかったのか。

 

本作はほぼ原作に従って父と子の葛藤を描く。

何度も体験してきた物語なのにやはり感動してしまう。

でも怪物はかわいそうだ。

できることならエリザベスに連れさられ幸福になってほしかった。

 

最期の「わがクリエイターよ」という台詞がちょっとおもしろい。

 

 

日本では西行が死体を集めて人造人間を作ったがやはり「気持ち悪い」と思って山に捨ててしまう。

なんだかなあ。

やはり男には育児ができないのだろうか。

いやそんなこと言っててはいけないだろう。