

1972(昭和47年)年2/29号~73年3/6号「週刊プレイボーイ」
日本明治時代。東京監獄八王子分監で女囚が産み落とした女子には「雪」という名がつけられた。
母親は恨みがありその恨みをはらしてくれることだけを望んで子を孕み生んだのだ。
母は難産で死ぬが「我が子に伝えて」と恨みを言い残した。
「雪」は母の怨念のために育つ修羅の子であった。
雪のように白く美しいその娘は強くなるための修行に耐え成長した。
修羅雪の復讐の物語である。
小池一夫の荒唐無稽な物語は時におかしくて、いや物語そのものがおかしいのだろうが上村一夫の美しい絵で見せてしまう。
雪は母の仇を討つために生きているが他の人の仇を討つことを稼業にしてもいる。
そのためもあって物語がややこしくわかりづらくなってる感もあるがその時その時に変化する連載漫画の宿命というか小池一夫原作のためというべきか。
とにかく復讐はこの二巻で終わった模様。
だが雪の修羅はまだ続く。(らしい)