2021年「サンライズ」
昨日も書いたけど以前観た時は「なにいってるのかさっぱりわからない」という印象だった本作。
今回観なおしたら驚くほど内容がつかめて呆れてしまった。
自分の中に何かのアプリが入って解像度があがったかのようだった。
ネタバレします。
とはいえむろん他者に説明できるというほどのものではない。
そもそもガンダムについての認識、特に名称を覚えてないからだ。
尚且つ他のアニメやらにも現在に近くなるほど知識がないうえで書いていく。
もっとも心惹かれるのはヒロインとして登場するギギである。
私はこの第一話目しか知らないのでギギを勘違いもしくは過大評価しているかもしれないのだが。
私が思うに富野由悠が描く男を引き寄せる女性のイメージは『ドクトルジバゴ』のララなのだろう。
(向かって左側の金髪の女性がララ。真ん中がジバゴ)
ギギの名前がララじゃないのはララにしてしまうとララァとごっちゃになってややこしいからだ。
で、やむなくララをギギにした。
というかそもそもララァもララなんだけど。


(ちょうどよく同じ角度の画像があるとは)(前髪の分け方が違うだけとは)
そしてギギが薄汚いと罵られてしまう女なのはララがそうだったからだ。
そしてララァもそうだった。
許婚がいながらジバゴはララに恋をする。
美しい金髪のララに。
ハサウェイが革命のテロリストなのはむろん『ドクトルジバゴ』が戦争と革命の物語だからだ。
富野氏の作品は(私が観た限り)常に『ドクトルジバゴ』とロシア革命に結びついているように思える。
(いや私も好きなので文句はない)
『キングゲイナー』がシベリアの大地を走るイメージだったりミネバが偽名をオードリーにするのもオードリーが演じた『戦争と平和』からの命名に思えるのだ。
そしてギギはララの運命を背負って生み出されたのならハサウェイもまたジバゴの運命を背負っているのだろう、と思えばその結末もまた予想されてしまう。
(といっても富野氏の著書ですでにわかってはいるのだろうが)
最期遺伝的な表現はあるのだろうか。