1963年「大映」
『ぼんち』のすぐ後の鑑賞だったので観始めはあまりの猥雑さにやや引いた。『ぼんち』も猥雑ではあったものの輪をかけた凄さに止めようかと思ったものの見続けて良かった。
ネタバレします。
おもしろかった。
凄まじい。
女性の物語は古今東西ずっと血の継承の物語だった。
恋愛ではなく「誰の子を産むか」がテーマなのだ。
現在その物語の価値観は薄れつつある、のだろうか。
その題材を核にするのは嫌われているように思える。
この原作はその後も繰り返し映像化されてはいるが新しくこの題材が使われて創作されないのはこの物語に虚しさしか感じないからなんだろう。
それはそれとして興味深く鑑賞した。
この女性特有のくねくねした動きも今は表現されない。
浪花千恵子(名前からしてすごい)の迫力を見るだけでも価値ある作品だった。