ガエル記

散策

『ステイ』マーク・フォースター/出演:ライアン・ゴズリング

2005年「20世紀フォックス」

ついに「良い映画らしい映画」となったー。

 

ネタバレします。

 

とはいえ、ライアン・ゴズリングはこの映画にとって「最適解」なのだろうか、とつい思ってっしまう。

もしかしたら私は「ライアン・ゴズリング」という俳優に納得がいっていないのかもしれない。

この映画は上の画像のとおり三人の俳優によって格を成している。

ユアン・マクレガーとナオミ・ワッツは文句なしにすばらしい演者だと思える。

なのにライアン・ゴズリングが出てくると「良いのかな?」というクエスチョンマークがついてしまうのは「私の見る目の無さ」なのだろう。

「ライアン・ゴズリング」は新しいタイプの俳優なのではないか、と私はちょっと思っている。

昔の人間の眼には彼は「俳優らしい風貌」をしていないように思えてしまうのである。

 

とは言っても彼がすばらしい演者なのは確かである。

その奇妙なちぐはぐさ(と私が勝手に思っているだけだが)が却って気になる存在なのかもしれない。

ユアンもナオミも新しいタイプの俳優だとは思うがゴズリングはさらに先を行っているように見えてくる。

逆に言えば「昔なら主役級にはなれない」感じだ。

まあこのあたりの感想は私の思い違いかもしれない。

 

さて本作『ステイ』は幾つかのレビューを見ればわかるように観る人によって是非の振れ幅が大きい。

「好き」と「嫌い」ではっきり分かれてしまう。

私は幸運にも明確に「好き」に属する。

あまりにもデヴィッド・リンチすぎるとも思えるけど嫌いではない。

 

まったく関係ないけど森脇真末味で漫画化してくれないかと思った。

彼女の絵で見てみたい。

ゴズリングは彼女の絵の登場人物みたいだ。

話も森脇真末味が描きそうな感じがするが彼女自身が観ていたらどう思っただろうか。

「これは違う」と言っているかもしれないけど。

 

何回か観てなにかを捉えようと思ったけど私にはよくわからない。

わからないがとても好きになった。

 

 

というかリンチを継承する映画は続いてほしい。