アニメタイムズ
ネタバレします。 「残り紅」 日本のマンガにはめずらしい老夫婦を題材にした作品。 多くの(日本制作)マンガはほぼ十代次に二十代か一桁世代を主人公にしているのでこうした長いスパンの物語はなかなかできない。 漆原氏にしても十代二十代一けた代が多い…
ネタバレします。 「沖つ宮」 『猿の手』もしくは『ペットセマ(メ)タリー』の亜種でもあるのだろうか。もうひとつ『DUNE』も加えたい。 それが漆原作になると随分やさしくなるようだ。 というか仏教もしくは日本神道とキリスト教の対比なのか。 愛する「人…
ネタバレします。 「虚繭取り」 幼い双子姉妹と蚕の繭のお話。 愛らしい少女たちと真っ白な繭玉が天井から幾つも吊り下げられている情景が美しい。 兎澤家一族の中で”ウロさん”が見える者は山中で孤独な”ウロ守り”という仕事を継がねばならない。 素質あるも…
ネタバレします。 「硯に棲む白」 これはクリエイター冥利に尽きるという話。 子どもたちが病となり大人が死亡するほどの作品を作る、ということ。 むろん本当に死にそうになり死ぬわけではなくそれほど惚れ込み夢中になれる作品を作り上げたということ。 そ…
ネタバレします。 「錆の鳴く聲」 いつものことだが不思議な話だ。 ”しげ”という娘が声を発するとそれを聞いた人々が錆びつき動けなくなっていくという。 はっきりと証明されているわけではないが村人は皆その娘の声が原因だと思っている。 それはしげ自身は…
ネタバレします。 「露を吸う群」 現在ベストセラー1位になっている本の帯「コンサル栄えて国滅ぶ」の言葉を思い出させる。 そしてその本のタイトル『過疎ビジネス』というのも本作をそのまま指示している。 失礼ながら(というか金銭的問題で)上の本は未読…
未知の領域です。 うお。 二巻にはいって急に絵(というか話とか全体的に)がうまくなった気がする。 すごい。 ネタバレします。 「やまねむる」 山に穴が開いていた。 なんでこんなこと、考えるかな。 しかしここ、マンガは自然な開き方だったのがアニメだ…
アニメタイムズでアニメもいっしょに追うことにしました。 なのでアニメについても言及することもあると思います。 ネタバレします。 「瞼の光」 あまり多くが説明されない奇妙な話でもある。 大きな蔵もある屋敷に母と息子ビキのふたりだけで住んでいる。 …
何度観てもよくわからない『ゼータガンダム』今度は劇場版鑑賞です。 時々新しい(?)絵が入るのね。 その部分がとても丁寧な筆致なのが逆に引っかかってしまったりします。 今回特に気になったのはレコアさん、というよりレコアさんをもう一度観たくて再鑑…
少し前までは原作の繊細さがアニメでは反映されていないと疑問を持っていましたが回を追うごとにアニメスタッフ特に出崎統氏の思い入れが理解できた気がします。 ネタバレしますのでご注意を。 原作マンガ版ではオスカル、マリー・アントワネット、フェルゼ…
続けて観ています。 『ベルサイユのばら』が話題になる時はほとんどが前半のダンスパーティとアンドレとオスカルの愛の場面に限られているように思えますがもちろん本作の醍醐味は貴族社会の在り方に疑問を抱き始めたオスカルが華やかな近衛兵連隊長を辞任し…
エピソード24まで鑑賞。並行して原作マンガを読みついでに外伝『黒衣の伯爵夫人』まで読んだりしています。とはいえこの外伝も大昔に読んでいて強い印象を持っていました。 オスカルの美しさ気高さ、アンドレとの強い絆深い愛情に何度読み返しても涙があふれ…
あまりにも世の中がゲスすぎてせめてアニメやマンガで高潔な精神を観たくなり池田理代子作品に今更ながら溺れている私です。昔はまったく観ていなかったのですが。 特にオスカルの気高さ美しさは今の世にはもうあり得ない・・・・こんな精神を持って現在を生…