ガエル記

散策

科学

2021衆院選 変化したと感じました。

2021年衆議院選挙終わりました。 結果、かなり変化はあった、と感じました。 いつも大変動、を期待をしながら何も変わらないことにいら立つしかないし今回も相変わらずの自民党過半数でしかも維新が急激に拡大してしまったことは予想どおりとはいえ落胆して…

『アバター』ジェームズ・キャメロン

『タイタニック』と違いこちらは最初に観た時から魅了されました。なんといってもキャラクターデザインと世界観に圧倒的な美を感じます。 そして多くのレビューは『タイタニック』と同じく賛否に分かれ賛辞でない場合は「よくある話」「陳腐な設定ストーリー…

『コンタクト』ロバート・ゼメキス

何度も観ている作品です。 最初観た時はあまり良さがわからずにいたような記憶があります。 しばらく間を置いて観返した時突然その面白さに気づき慌てました。 それからも何度か観て今回再々再再度観てこの素晴らしい映画をなぜもっと世界は騒がなかったのか…

「右翼とオカルト」を考える『鬼滅の刃』『カミヨミ』『鋼の錬金術師』

『鬼滅の刃』の人気が続いています。私はアニメの最初を観てその後もちらちらと観てはみたのですがどうやら好みではないようだと思ってあきらめています。 それでも最初に観てみたのはこの作品の設定を聞いて「大正時代を舞台にした右翼オカルト」かーと凄く…

ユヴァル・ノア・ハラリ、オードリー・タン対談「民主主義、社会の未来」全和訳

community.exawizards.com ハラリがあんなに「AIの方が人間よりも人間のことをわかっている時代が来たら?」という問いに固執する理由として、自分の性的指向を、AIの方が先に気づいたかもしれない、という想像があったことを知った。興味深い。 #NewsPicks …

『消えゆくY染色体と男たちの運命 』黒岩麻里

www.amazon.co.jp 2014年発行著書なのですでに6年が経っています。その間になにか違った発見があったかどうかは私は知らないのですがとても興味深く面白い本でした。 Y染色体とは男を男たらしめる染色体なのですが、昨今このY染色体が退化し続けていてついに…

『マトリックス』ラリー・ウォシャウスキー アンディ・ウォシャウスキー

相変わらずアリとデイブの陰謀を聞いているんですがあまりにも『マトリックス』が出てくるので(そうでもない?)以前観てはいるのですがもう一度確かめたくなって鑑賞しました。 この映画自体それまでの様々な映画要素、特に香港映画カンフーアクションさら…

「-Dave & Ali-オカルト陰謀トーク-」にはまる まずは「意味のあるシンクロニシティ」

New!意味のあるシンクロニシティ【陰謀コーナーベストセレクション】 最近見つけたYouTubeの「-Dave & Ali-オカルト陰謀トーク-」に今はまっています。 なぜこれをもっと早く見つけなかったのかと己に怒り心頭悔やんでも悔やみきれないでいるのですが、落ち…

『スポットライト 世紀のスクープ』トム・マッカーシー

いつものことだけど「世紀のスクープ」という付け加えられた副題は的外れで馬鹿々々しい。 日本の映画界としてはこの映画のテーマが「世紀のスクープ」に騒ぐ報道と認識しているのだ、と認識していいわけですね。 このことは現在も日本社会で叫び続けられる…

『炎と女』吉田喜重

アマゾンプライム+松竹にて鑑賞。初めて吉田喜重監督を知って今ちょっと興奮しています。 アマプラで+松竹無料期間がなければ観てもいなかったでしょう。それも木下惠介を観ようとして、だったのですが他にも何かないかと探して出会いました。 監督名も知…

『ペスト』カミュ その1

headlines.yahoo.co.jp 私は録画しておいたので今現在観ております。 尚且つこの放送後も読まないままだった本著『ペスト』をやっと読み始めました。 紙の本を待っていられないのでkindleで。 そして「100分de名著」を観る、という複合技を繰り出しています…

チフスのメアリー

今、映画『鬼龍院花子の生涯』を観ているのですが、その中で突然「腸チフス」という病気が登場するのですが、どんなものなのかと検索してみました。 メアリー・マローン(Mary Mallon、1869年9月23日 - 1938年11月11日)は、世界で初めて臨床報告されたチフ…

コロナウィルスで世界は変わる

まさかこんな事態が起きるとは誰も思っていなかったのではないでしょうか。数人の予言者はいたのかもしれませんが他人が本気にするまでには至らなかったのです。 私は知識も考察力もありませんがそれでもこの「コロナウィルス」によって世界が大きく変わって…

『悪魔の飽食』森村誠一

高校生の時に怖ろしくて読めず今初めて読んだつもりでしたがこの長い時間にあれこれと読んだものがあったので初めて読んだような気がしませんでした。もしかしたらいつの間にか読んでいたのかもしれません。 他の日本軍加虐事例と同じくこれも「でたらめだ、…

『一人っ子の国』ナンフー・ワン、ジアリン・チャン

なぜでしょうか。困りました。 2019年サンダンス映画祭にてグランプリを受賞した衝撃のドキュメンタリー作品なのに「知ってた」内容だったからです。 もちろんそれは単なる「噂」的に知っていただけでこのようにきちっと証言を取っていたわけではないわけで…

「週刊少年ジャンプ」にこそ描いて欲しいマンガがあります。

ネット上でジェンダー論が続いています。この論争に終わりがあるとは思えませんが、あまりにもすれ違う意見の応酬を見ていると溜息をつきたくもなります。 ジャンプ漫画、はなんとなく「現在の日本マンガ感覚の座標」になる、という認識があるのですが、ジャ…

『チェルノブイリ』ドラマ 真実を話す者

以下ネタバレになります。 ドラマラストではっとしたのは女性科学者ウラナ・ホミュックは当時世界的に有名となったレガソフを応援していた多くのソビエトの科学者の思いを一人にまとめた造形だたという説明でした。 面子を重んじるソビエト連邦が原発のミス…

『チェルノブイリ』2~5

ただただ怖ろしい。 1980年代の事故とはいえ人間には原子力を扱う能力はなかったし、今も無いし、これからもあり得ないでしょう。 どうしてこの力を人類が持ってしまったのでしょうか。いくらある種の能力が高いのだと言ってもそれに支払う代価が高すぎるの…

好きなもの、嫌いなもの その3

さてさてえーと次はなにから話していきましょうか。書きながら考えています。 続きます。 SFもの。 まあ、SFもの、という言い方もおかしいのですが私はとりあえずSFが大好きだとは思います。けどもこれほど「もどき」が多い「もの」もないようにも思えます。…

東京ブラックホールⅡ 破壊と創造の1964年

少し前、「昭和は良かった」とやたら昭和を良い時代だったと懐かしむ風潮がありました。 私は昭和38年生まれなので思い切り昭和時代に成長期を過ごしたのでどっぷり昭和人間です。平成という時代は次の時代という感慨しかないわけですが「昭和」という時代を…

『OVERMANキングゲイナー』再鑑賞

『OVERMANキングゲイナー』再鑑賞終わりました。 一度目に観た時より面白く感じました。富野世界のごちゃごちゃ感が私は大好きなのでそこらへんは文句なしに楽しめたわけです。 それなのに何故一度目「より」楽しめた、という書き方になるかというとたぶん一…

『チェルノブイリ』ドラマ

www.amazon.co.jp 上のリンクに書かれているとおり、10月5日まで第一話が無料配信なので観てみました。予想はしていましたが、あまりにも怖ろしい映像が続きます。 これを観てもなお原子力発電所は安価で効率が最も良い発電所だという人がいるのでしょうか。…

『OVERMANキングゲイナー』富野由悠季

『OVERMANキングゲイナー』再鑑賞、はじめました。 これもかなり後、というかちょい前くらいに観たものです。なんともいえないリズムのある面白さにすっかり参ってしまいましたが、今回観なおしていて前以上に「これはすごく面白いのでは」と思いながら観て…

小泉進次郎のポエムはいかに

小泉進次郎氏「ポエム発言政治家」という認定になっておりますね。 確かに従来の日本の政治家にはない奇天烈な感じはします。けど、他の日本の政治家が難しい質問に明確に答えてきたのかとも思います。少なくとも今のところ私が効いた範囲内では人の人格を踏…

『Dr.STONE』アニメ

すみません。マンガを全然読んでないくせにマンガ論などを書いてしまいました。 昨夜岡田斗司夫ニコ生放送見て初めて『Dr.STONE』知りまして(アマプラなんかで画像は見てたけど気にしてませんでした)初めて今現在アニメを観ています。 うーむ、確かに。 い…

「どろろ」新旧比較してみる その10

「どろろ」マンガについてまだ少し。 ヒロインの少女がこれほど可愛くない、いや可愛いのだけどロリータと言える年齢の少女としての可憐さではない。 しかも百鬼丸から「はっきりいっておまえのくさいのくさくないの、何か月からだを洗わないんだ?」と言わ…

「ふたつをひとつに-ロボットと仏教-」森政弘

ロボットが好きなのですぐに予約録画してしまいました。 内容は思った以上に面白かったです。 なんといっても工学博士森政弘氏のキャラクターが魅力的でありました。 あの「不気味の谷」の提唱者がこの方だとは知りませんでした。 御年92歳で大好きな本を取…

「胎児のはなし」増﨑英明・最相葉月-前半ー

ミシマ社です。 全編、おもしろい興味深い話がいっぱいでした。 まずは表紙の軽やかな絵に安心して入っていけますね。この絵がマジだったりするとちょっと抵抗あるかもしれませんし、お二人の話自体が軽やかなのでこの絵がぴったりであると思います。 内容に…

最後の講義「石黒浩教授」 NHKドキュメンタリー

石黒浩教授。以前TVでやはりロボットについての番組でお見かけしたのですが、その時は他の方のロボット説明に気を取られてしまい、、というのは正直あまり印象に残らなかったのです。 なのに今回録画して観てみようと思ったのは如何なる心理だったのかよくわ…