ガエル記

散策

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『三国志』横山光輝 第四十八巻 その2-毒矢の雨ー

ネタバレしますのでご注意を。 孔明は蛮都に向かってさらに兵を進めた。 蛮都の前衛地三江城を前にして孔明は趙雲と魏延にあたらせた。 朶思王は蜀軍に向かって毒やの雨を降らせる。 次々と毒矢にあたって倒れる兵士たちを見てさすがの趙雲も引き揚げるしか…

『三国志』横山光輝 第四十八巻

孔明表紙絵4・5回目。後ろの祝融夫人0・5回目。 横山三国志に稀有な女性登場。前は呂布の娘さんだけだったかなあ。でもあちらはたしか呂布に背負われてちらりとだったけど祝融夫人は全身でしかもセクシースタイルでかっこいい。 ネタバレしますのでご注意を…

『三国志』横山光輝 第四十七巻 その2-夜襲ー

ネタバレしますのでご注意を。 孟獲は弟孟優を使者にして孔明に対し降伏と見せかけ酒宴を開かせた。 孔明がすっかり気を許したところを襲い掛かる計画である。 蜀の陣に放火する準備をし合図の太鼓を待った。 夜中太鼓の音が響き孟獲は火を放させ陣の柵を壊…

『三国志』横山光輝 第四十七巻

これははっきりふたりなので孔明表紙絵4回目。後ろの孟獲0・5回目。 孔明はこんな暑い国へ来てもさらりと同じ衣服で過ごしてる。 ネタバレしますのでご注意を。 南蛮の地を進む孔明軍の前に自然の険阻を利用した一大防塞が現れた。孟獲軍が作り上げた長城で…

『三国志』横山光輝 第四十六巻その2-南蛮行ー

ネタバレしますのでご注意を。 孔明は五十万の兵を引き連れ不毛の地、疫病の国といわれる蛮地の道をはてしなく進み続けた。野営の場所を見つけ陣を作らせていると「天子の使いがみえられました」と告げられる。孔明が勅使に会いに行くとその人物は喪服(白服…

『三国志』横山光輝 第四十六巻

孔明表紙絵3・5回目、増えていきますぞー。 孔明という人がフィクションではなく現実にいた人だと思うと嬉しくなる。 ネタバレしますのでご注意を。 蜀軍に捕らえられた顎煥は後ろ手に縛られたまま孔明の前に差し出された。 「ほうそちが雲南一と言われる顎…

『三国志』横山光輝 第四十五巻 その2ー使者鄧芝ー

ネタバレしますのでご注意を。 呉・孫権と重臣たちは魏からの要請「五路侵攻作戦」に参加すべきかどうか大騒ぎとなっていた。 魏を信じるべきか否かで激論となり孫権は「陸遜に意見を聞いてみよう」ということにした。 陸遜の答えは「申し入れをはねつけるの…

『三国志』横山光輝 第四十五巻

孔明表紙絵2・5回目。 と言ってももう表紙絵回数ここからは数えてもあまり意味がないのですよね。ぐすん。 とりあえずネタバレ注意のための前置き文章なので続けます。 ネタバレしますのでご注意を。 呉にとってもっとも重要な防御線、濡須の城。この濡須城…

『三国志』横山光輝 第四十四巻 その2-持久戦ー

ネタバレしますのでご注意を。 炎天下の持久戦に玄徳は水の補給ができる場所へ陣を移すしかなくなってしまった。 一度に移せば追撃を受けるため老兵のみを残し逃げ精鋭を伏兵として討つ計略を取ることになった。 馬良は漢中まで出てきている孔明に相談するこ…

『三国志』横山光輝 第四十四巻

漢中王から蜀皇帝劉備玄徳表紙絵7回目と書きたかったのですがもう一人はっきりと張苞が描かれてるので、玄徳6・5回目。張苞0・5回目。 むむむ。 ネタバレしますのでご注意を。 張飛・黄忠の最期に玄徳は寿命を考え改めて仇討ちの誓いを立てた。 水軍は黄権に…

『三国志』横山光輝 第四十三巻 その2ー蜀皇帝ー

ネタバレしますのでご注意を。 成都にて。孔明をはじめとする重臣たちはそろって漢中王玄徳にご決心をうながそうと拝謁した。 「今こそ皇帝の御位につき万民を安んずべき時と考えまする」 笑顔だった漢中王の顔が険しくなり大声で話を遮った。 「しかし玉璽…

『三国志』横山光輝 第四十三巻

張飛表紙絵9回目。43回中9回は多いねえ。横山先生の愛を感じる。 しみじみ。たんに描きやすいだけ? ネタバレしますのでご注意を。 おどおどしながら急に逃げ出した男を槍で止めたのは馬超だった。 門番たちは「そぶりが怪しい」とその男を調べると手紙を持…

『三国志』横山光輝 第四十二巻 その2ー曹操発病ー

ネタバレしますのでご注意を。 関羽の恐怖から解放された曹操は洛陽に凱旋しのんびりと暇を楽しんでいた。 んんん?これはさすがにありうるのかと思ってしまう。もう少し華やぎというかなくていいものか。魏王、質素倹約だのう。 曹操は毎日のように頭痛とめ…

『三国志』横山光輝 第四十二巻

こ、小見出しが「曹操の死」!ネタバレぃっていつか来るだろうから仕方ないんでしょうけどいきなりぃ。 じゃじゃじゃKは大丈夫だよねKは。 うううううう(´;ω;`)ウゥゥ 関羽表紙絵4・5回目です。 深い深い関係です。 ネタバレしますのでご注意を。 荊州へ向か…

『三国志』横山光輝 第四十一巻 その2-関羽と陸遜ー

辛い道を歩まねばなりません。 やっと関羽と再会(私が)できたのにこの再会は・・・ ネタバレしますのでご注意を。 呂蒙は孫権に仮病だったと告げ自分の代わりに陸遜を陸口の司令官に任じて欲しいと願い出る。 策略を聞いた孫権はその推薦を受け入れ陸遜を…

『三国志』横山光輝 第四十一巻

関羽表紙絵3・5回目です。後ろに関平君の顔がちらりと見えていますがただでさえ少ないので3・5回目とさせてくださいw天下の関羽少なすぎでしょ。横山先生~ 中扉絵も関羽雲長。髭のホワイトはテカリなのか白髪なのだろうか。 どちらにしても超イケメンすな…

『三国志』横山光輝 第四十巻 その2ー魏呉不可侵条約ー

名台詞「そんなものはない」に続く「そんな気はない」です。しかもなんか眩しい。 関羽かなり年を取ってるはずなのに髭は以前より真っ黒で艶々で長くなった気がする。しかもこんな被り物をしているとなんだかロングヘアーの女性のように見える、と思うのは私…

『三国志』横山光輝 第四十巻

曹操孟徳様。お久しぶりです。前回は二十六巻でした。これで五回目の表紙絵です。やはり愛されてますね横光先生に。 お年は召されたけどやっぱり美形と思ってしまう。美しいヨミ様でもある。 横山光輝氏マンガまだそれほど知ったわけじゃないけどヨミ様的男…

『三国志』横山光輝 第三十九巻その2ー一騎馬武者ー

これぞ趙雲。うんかっこいい。 ネタバレしますのでご注意を。 曹操は訝しんだ。突然先鋒の徐晃と張郃が止まったからだ。 砦には兵の気配がなく城門前の橋の上に趙雲子竜がただ一騎待ち構えているのである。 「二十万の軍勢にただ一騎!」と曹操は呻いた。 曹…

『三国志』横山光輝 第三十九巻

趙雲子竜表紙絵三回目。 前回も書いたけど趙雲描く時は目をつぶっててほしい。誰かわからないよ? ネタバレしますのでご注意を。 いよいよ曹操が乗り出し本当の蜀vs魏が始まった。 曹操は直ちに四十万の兵を起こし漢中へと急ぐ。 その頃黄忠率いる三千の蜀軍…

『三国志』横山光輝 第三十八巻その2ー間道ー

力だけでなく知性を兼ね備えてしまった張飛。 酒癖が悪くて大失態を犯した彼はもういない。 ネタバレしますのでご注意を。 張郃が逃げ込んだ瓦口関は天険の要害。 さすがの張飛も攻めあぐねいたずらに日を重ねていた。 馬で偵察に出た張飛は急な崖をよじ登る…

『三国志』横山光輝 第三十八巻

はい、張飛表紙絵8回目です。主人公を抜いてダントツトップ。まあわかります。 張飛出てくると嬉しくなりますよね。話が明るくなる。ダイナミックなドラマが期待できるのですよ。 ネタバレしますのでご注意を。 曹操暗殺計画正月十五日。街中は燈籠で飾られ…

『三国志』横山光輝 第三十七巻

この方は・・・孫権???? もしそうなら表紙絵初ですが誰だかよくわからないw ネタバレしますのでご注意を。 さて玄徳は蜀の王となって孔明と今後を話し合っていた。さしあたってのふたりの懸案は「治めてまだ日が浅い蜀に曹操が攻め込んできたら危険だ」…

『三国志』横山光輝 第三十五巻 その2ー濃霧の戦いー

三十五巻後半はそんなに懸命に書くほどの意味はない気がするので(ごめん)ざざっと書いてしまいますか。 ネタバレしますのでご注意を。 曹操は初戦で手痛い打撃をこうむったもののやはり腐っても曹操は曹操。 そうそう簡単に負けるわけもなく。 ひとまず兵…

『三国志』横山光輝 第三十六巻

す、すみません。誰かわからなくてどうしようかと思いながら本編を読んでいてかなり後で龐徳さんだったと思い出しました。馬超を助けていた忠義の豪傑ですね。いやあすみません。 うっ。関羽を見るとざわざわしてしまうのは何故なんだろう。若き日の曹操でも…

『三国志』横山光輝 第三十五巻 その2ー漢中馬超軍ー

あの「むむむ」「なにがむむむだ」はここです

『三国志』横山光輝 第三十五巻

お久しぶりの張飛と小さいけれどこれは馬超ですな。 二人の時は0・5とwどうでもいい規則を作ったのでこれで張飛表紙絵7回目。馬超はまだ経歴少ないのに2・5回目と多めです。 ネタバレしますのでご注意を。 すばらしい場面風の音蹄の音が聞こえてきそうです…

『三国志』横山光輝 第三十四巻 その2ー落鳳坡ー

馬良(白眉)が孔明の手紙を玄徳に渡す図 ネタバレしますのでご注意を。 激しい風雨の中、蜀軍の鋤鍬隊が堤防を決潰し始める。 しかし永年の忠告を聞いていた荊州軍魏延は冷苞を捕え玄徳に引き渡した。 玄徳は一度恩義をかけたのに反逆した彼に対して処刑の…

『三国志』横山光輝 第三十四巻

龐統士元。表紙絵初登場。この表情は鬼気迫っています。 諸葛亮が伏竜なら龐統は鳳雛と呼ばれた智者です。 蜀へ入った玄徳には彼が随行しました。 ネタバレしますのでご注意を。 酔いつぶれて眠ってしまった張松の胸から落ちた玄徳への手紙を兄・張粛は読み…

『三国志』横山光輝 第三十三巻-掌中の珠ー」

ネタバレしますのでご注意を。 その頃呉では孫権が軍議を開き荊州討伐を考えていた。 しかし問題はその荊州に妹が玄徳の妻として暮らしていることだった。母君はむろん孫権の荊州討伐を激しく諫めた。母の前ではおとなしくなってしまう孫権だがこの機を失う…