ガエル記

散策

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年鑑賞記録振り返る その5

4回にわたって一年を振り返りました。 さてそれでは今年私が観たコンテンツでの一等賞を選んでみます。 見落としもあるかもしれませんがw テレビアニメ部門 記事でも書きましたが今年は何といっても『チェンソーマン』と『水星の魔女』です。が、私個人とし…

2022年鑑賞記録振り返る その4

続けます。 8月。 かなり忙しい月でした。 前半以上先月からの『宮廷の諍い女』にはまっていたのですが その後庵野『流星課長』は無視して いきなり「安室の女」になってしまうという奇妙な展開に。 安室透、どうして女の心をつかむのか???wwww 色黒…

2022年鑑賞記録振り返る その3

続けます。 6月。 『Ζガンダム』『パリピ孔明』『オールド』と楽しんだ後『背徳と貴婦人』を観てしまってとうとう我慢できず『如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~』ドラマを鑑賞する決意を。 つい最近観てた気がするんですけどねえ。もう一つの大ヒットドラマ…

2022年鑑賞記録振り返る その2

続けます。 5月。 何気なしに観た『ニュージーズ』 これって絶対オルガ・イツカですよね。絶対そうだと思うんですが。 『マンダロリアン』もおとにかくベビが可愛い。かわいいの。でもそれ以上にマンダロロリアンが可愛いのだよね。 『ベルサイユのばら』ア…

2022年鑑賞記録振り返る

一年間の鑑賞記録を振り返る、ということで1年前などもう忘却の彼方と思って本ブログの1月を見てみたら案外そうでもなくごく最近のことのように思えて戸惑いました。 こういうものでしょうか。 私は新作を観れないので再鑑賞か旧作品の初鑑賞になっています…

『世界で一番美しい少年』クリスティーナ・リンドストロム、クリスティアン・ペトリ

この数年価値観、感覚や意識の移り変わりが激しく目に見えるようです。 私の幼い頃もしかしたら今でも「アイドルになれるのは憧れ」という価値観がありそこに導かれるのは幸運でありアイドルにしてあげるのは「感謝されるべきこと」だったのではないでしょう…

『尚食』その6

これまで観てきた紫禁城ラブロマンスでは皇帝がしょうもないお馬鹿なキャラが多かったのですが(どうゆうこと?)本作は微調整してきた感じでしょうか。 まあ皇帝が賢ければもうお話は終わってしまうので仕方ないのかもしれません。 ネタバレしますのでご注…

『万聖街』アニメ

やっと観ていますが思った以上に面白くこれは人気出るの当然だと思いました。 なんだろう、この優しい世界、です。 正直に言えばちょっと懐かしい昔の感じがしてしまうのですがそれがとても心地よい。 主人公のニーニーの素直さが嬉しい。 日本アニメまんが…

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』大森立嗣

こんな幸せな主人公っているのか、と思いました。 何もできず甘えてばかりで許される幸福な人間です。 昨日の『ぼっちゃん』とまったくの真逆に愛に包まれた男です。 『ぼっちゃん』の犯人は母親に虐待を受けていたと書かれていました。 本作の主人公の甘っ…

『ぼっちゃん』大森立嗣

レンタルで鑑賞しました。秋葉原無差別殺傷事件をモチーフにした映画作品です。 記憶に残る事件でした。私でさえも事件にかかわる記事を幾つか目にしてはいたので犯人を描いた本作の主人公がそれをイメージしているのは伝わりました。 ネタバレしますのでご…

『日日是好日』大森立嗣

良い映画でした。 昨日の映画と同じ監督とは思えないかもしれませんが大森監督映画は訴えていることは(今まで観てきたところ)同じだと感じています。 ネタバレしますのでご注意を。 自分を従姉と比べていつもダメだと思い込んでしまう主人公は確かにぱっと…

『グッバイ・クルエル・ワールド』大森立嗣

なんとこれは今年2022年作品でした。期待を裏切らぬ素晴らしい作品でした。 なのに相変わらずの悪評価ぶり。いったいどういうことなのか。 とはいえ大森立嗣監督着実に作品を作ってはおられるので業界では高評価なのだろうと思われるのですが。 ネタバレしま…

『光』大森立嗣

2017年公開映画に対してやや遅いかもしれないけれどあまりにも好みすぎて泣きたいほどの映画でした。 他のレビューを見ると「気持ち悪い」「音がうるさい」「意味が解らない」などの悪評が目立つのですが私にとってはそのどれもが素晴らしいと思えるものです…

『星の子』大森立嗣ー映画『罪の声』との比較

カルト集団の話と聞いて観たくなりアマプラにあるのを見つけすぐ観ようとしたものの冒頭の赤ちゃんが泣く場面ですぐに心が折れて挫折再挑戦してやっと観れました。 私と同じように冒頭で脱出してしまう人がいるかもしれませんがその時間は短くそこを乗り越え…

『罪の声』土井 裕泰

「グリコ森永事件」を題材にした作品ということで気になり鑑賞しました。 そして作品が訴える方向性にひどくがっかりさせられてしまいました。 いったいこれはなんなのでしょうか。 いったいこの作品を作った人は世界で作られてきた映画を観てきたのでしょう…

『レディ・プレイヤー1』スティーヴン・スピルバーグ

続けてスピルバーグ鑑賞。 これも発表があった時まったく心が動かなかったのですが。 なんでしょうか。スピルバーグって私が興味を持ちにくい題材ばっかり作っている気がします。でも観るとその技術クオリティと面白さに見入ってしまう。どういうことなんだ…

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』と『エデンの東』

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』についてもう少し。 ネタバレしますのでご注意を。 ドタバタ追いかけっこ作品。いわば銭形とルパン三世的なノリを想像していたのですが実際の本作は「父母の愛情を求めた少年が得られず新しい父親と出会えた」という…

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』スティーヴン・スピルバーグ

長年放置していた本作鑑賞ついにしてしまい呆然となっています。 何故早くこれを観なかったのか。 とはいえもっと早く観ていたら今日観たほどには感動していなかったかもしれません。 私はスピルバーグ苦手なところがあって嫌いというほどではないにしても『…

『戦闘妖精雪風』大倉雅彦

アマゾンプライムで鑑賞中なのですがいったい何なんだろうこのアニメ。すごく不思議なテイストで面白いのかよくわからないのですがついつい観続けています。 いろいろ観たくなる作品を試してダメだったのになぜこれは観てしまうのか不思議です。 主人公とそ…

『家族愛』と『疑似家族』

コンテンツの中の「家族」についてちょっと書いてみたい。 「家族」という漢字を見るとややイメージがわきにくい気もしますがここで言うのは親子兄弟ということです。 かつての作品では家族の強い絆が描かれていて涙を誘ったりしたのですがいつしか「それは…

『あのこは貴族』岨手由貴子

「とても面白い」「今期最高の映画」という評価を読んだり聞いたりして気になっていたのですが鑑賞一度挫折し今回鑑賞完了しました。 確かに現在日本映画の中では非常に密度のある集中して製作された映画と思いましたが心から絶賛したいかと言われると躊躇し…

『尚食』その5

最初は軽い美味しんぼドラマかと思っていたのですが観続けていくと意外に複雑な思い入れがあるようです。 しかもそれが何か簡単には判らない感じに入り組んでいます。 もう一度観なおさねば難しいかもしれないと今更思っているところです。 ネタバレしますの…

『尚食』その4

続き観ていきます。 相変わらず、というのか朱瞻基と姚子衿の近づきそうで近づけない関係と美味しそうな料理の戦いが繰り返されます。 ネタバレしますのでご注意を。 18話、料理の話では必ず食材を使って絵を再現する、的なエピソードが取り上げられますが確…

『チェンソーマン』アニメ8話までと原作第一期

中華ドラマにはまっていたせいもありここで原作再読とアニメ8話まで再鑑賞。 ネタバレしますのでご注意を。 原作読み返してもあっさりとは頭に入ってこない。 難しいですがそれが楽しいです。 今気になっているのは 「マキマが支配の悪魔だ」 ということです…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その10

原題:鬓边不是海棠红、英題:Winter Begonia 鑑賞終了しました。 あまりの感動に言葉もありませんが頑張って少し書いてみます。 ネタバレしますのでご注意を。(『覇王別姫』に関しても) よく練られた素晴らしい脚本でした。 もちろん中華ドラマらしい大げ…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その9

第42話まで鑑賞。 ネタバレしますのでご注意を。 上の画像は細蕊の後継者たる小周子。女役姿が圧倒的に愛らしいです。 醜悪な大日本帝国軍の話があまり続かなくて嬉しいです。 鳳台がからかってくれるのでほっとしました。 間抜けな存在として表現するので十…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その8

嫌な話が始まりましたが私としては大日本帝国軍人がどんな非道に描かれても否定する気はありません。むしろもっと非道だったとよけいに怒りがこみあげてきます。 かなり抑えての表現なのではないでしょうか。 日本軍の醜態を見て更に戦争というものがどんな…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その8

原題:鬓边不是海棠红、英題:Winter Begonia) エピソード34まで鑑賞。 とうとう恐ろしい日本軍が来てしまった。この恐怖感っていったいなんなのだ? しかし曹万鈞の言葉は辛辣でもある。 「我が国が内部分裂している間に日本は強くなってしまった」 彼らに…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その7

しばらく入り込んでしまいました。 エピソード30まで鑑賞。 ネタバレしますのでご注意を。 仲睦まじく出来すぎの夫婦に思えた程鳳台夫妻がケンカして別居状態に。 といっても原因は妻の弟。いかにも金持ちのボンボン的な范漣はとある女性と関係して子供を作…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その6

原題:鬓边不是海棠红、英題:Winter Begonia) エピソード23まで鑑賞。 テレビで見かけた回に追いつきました。 この回で出会えたのは幸運でした。どの回でも惹かれたかもしれませんがこの小周子との出会いは確かにはっとします。これ以後どうなるかは私はま…