戦争
ネタバレします。 第Ⅳ部 なぜ日本は対米戦争を選んだのか 第Ⅴ部 引き続く社会戦争 と、端折ることとなった。 非常に貴重な一冊だと思う、が自分としてはそこまで書くことがない。 第二次世界大戦という地球規模の大戦を経てそれぞれの国が様々な体験を得たは…
ネタバレします。 【第九章 戦争の魅力(二)人びとはなぜ戦争を欲したのか 1937ー38年】 この章を読んで思い出したのは「戦時中、女性たちが命懸けでパーマネントを求めた」という話である。 今となればなぜそこまでパーマネントに憧れたのかはわから…
ネタバレします。 【第六章 全体主義の魅力(一)絆、団結、一体感の希求 1931-34年】 「日本はなぜ戦争への道を歩んだのか」 この問いにこれまでは「軍国主義」「関東軍の暴走」という「今現在にはない当時の軍部の異常性」を唱えてきたがここでは「…
ネタバレします。 【第四章 幸せとはなにか 1927ー31年】 ここで記されるのは三つの潮流の話。 一つは頽廃的な享楽現象と見下されてしまうエログロナンセンス世相。 一つは土着的な生活や農村文化を強調し家族や共同体の再現を目指す「郷愁」志向。 一…
ネタバレします。 【第二章 くすぶる苛立ち:草の根社会保守の台頭 1910ー20年代】 ここを読んでまたひっくり返った。 この読書で何回ひっくり返ったらすむんだろう。 で、何にひっくり返ったかというと 「日本男性は女性に恋してはいけなかった」 か…
ネタバレします。 第Ⅰ部 解放の時代 【第一章 瓦解と解放 1910ー20年代】 1913年(大正2年)1月。 小学校代用教員・吉田得子(22歳)は岡山県の高等女学校を卒業した後地元小学校で働き始めすでに四年経った。 「職業婦人」「モダンガール」という言葉…
2025年「岩波書店」 もうかなり日が経ってしまったがネットで偶然見かけた本著が気になり読んでみようと思います。 現在はまだやっと序章に入ったところです。 さてどうなりますか。 ネタバレします。 【序章 人びとは何を戦っていたのか】 1940年11月、中国…
ネタバレします。 谷崎潤一郎の原作も幾つもの映画も触れてこなかった。 まったく、というのではない。ちらりと見てお金持ちのお嬢さんたちの恋愛話かと察してそれ以上踏み込まなかったという経緯だが今回「あえて苦手なかつての日本の物語を知る」修行で本…
ネタバレします。 瀬戸内海航路、別府まで(第四日目)-昭和16年11月16日ー 神戸から瀬戸内海を走る船の一等一四号室。7時に夕食。テーブルには同志社大学総長の牧野さんと大分県労務課長との四人で和食。「あまりおいしくない」と、先生。 この旅、外食が…
前回、冒頭ですぐ観るのが耐えられなくなってやめたのですが新旧映画作品比較のため決行しました。 なぜ観ることができなかったのか、わかりました。 が、観たことで岡本喜八版がさらによくわかった気もします。 なのでこの記事では原田眞人版と岡本喜八版そ…
ほんとうは2015年版原田眞人監督作品から観ようと思ったのですが冒頭で気持ちがそがれ結局1967年版岡本喜八監督作品を観ることに。 どちらにしても比較のため鑑賞はするつもりですが。 ネタバレします。 何度か鑑賞した本作。 何度観ても凄まじい狂気を感じ…
ネタバレします。 《第134話◎山本五十六》 山本五十六は前線航空基地の将兵の労をねぎらいたいとして視察に赴いた。 南東方面艦隊第十一航空艦隊参謀三和義勇を見舞った。 さらに翌日ブーゲンビル島ショートランドへ。 そうした山本の足取りを示した暗号文は…
ネタバレします。 《第130話◎一木支隊》 昭和17年(1942年)8月18日午後11時 ガダルカナル島に到着した一木支隊は米国に占領された飛行場の奪回へ向かう。 大本営は敵の数は二千人と見積もっていた。 これを知ったラバウル第17軍司令部、百武晴吉は「その見…
ネタバレします。 《第125話◎次はどこを攻める》 真珠湾奇襲攻撃以降、日本海軍は、いや日本陸海軍は連戦連勝を続けた。 山本五十六は「米国に反攻の機会を与えず勝って勝って勝ち抜いて敵を圧倒し続ける、それ以外にない」と断言した。 が、日本全土各地にB…
1984年「プチフラワー」3月号 この物語がとても好きです。 というかラウルが好きです。 マルシャン、てめえは許さん。 ネタバレします。 といっても私自身もマルシャンなんだろう。 この物語は、というかこの物語もまたとても理屈っぽい話なのだ。 「おとな…
アマゾンプライムにて鑑賞。 この一年弱の毎日の自由時間を横山光輝マンガ読書かその関係に費やしてまいりました。 「一年間は」と思っていたのですがちょうどこの時期に『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』がプライム配信されるとの情報でどうしようかと迷ってもいた…
『別冊少年ジャンプ』1970ん10月号 収録本『バビル2世』8巻、潮出版社 と書かれていますが、私にはこの収録本がわかりませんでした。 追記:Xでベアハグさんから情報いただきました。 バビル2世に併録されてる最後の山嵐は、秋田書店のセレクトコミックとい…
初めて読みました。 なぜ今まで読んでいなかったのかというと絵が怖くて手に取れなかったからです。もちろん原爆を題材にしてその恐ろしさを描いた作品ということで怯えたのもあります。 それで生涯避けていたのですが近年になってネットで様々なエピソード…
これは読まなければ、と思っていた本で読んでみて確かに良かったと感じました。 驚きだったのは著者がこの聞き取りをする際に男性ジャーナリストたちから「女性たちは嘘の証言ばかりするに決まっている」と言われ続け実際の聞き取りの中でも当の女性の夫が間…
アマゾンプライムにて鑑賞。 実は鑑賞途中なのですが我慢できずに書いてしまいます。 この映画の感想で多くの賛辞と共に安彦良和氏の演出についての反感も目にしました。 私自身がこの作品でどう心が動くのか感動するのかそれともがっくりと失望してしまうの…
観てて当然という感じなのですが何故か気持ちが起きずに来て今回初鑑賞(忘れてしまっただけかもですが)です。 それでも最初の子どもたちの場面でもう何かの反感が起きて何度もやめてしまったという、何故こうも観たくないのか。奇妙な相性の無さがあります…
ずっと以前に観ていた、と思っていたのですが観始めても記憶が戻る感覚がなかったのでもしかしたらまったく観ていなかったのかもしれません。 なにかとよく引き合いにされる映画なので観たと思い込んでいたようです。 一度観たら忘れられない名作と謳われて…
TV版は鑑賞後の劇場版です。 とはいえ違いはまったくわからず。続けて観ればわかるのかもです。 とりあえず内容は同じで色調などが違うということなのですが。 再鑑賞で感想はどうかなと思っていたのですがとても面白く感じました。 娯楽映画、というのはこ…
この数日話題にしています『漂流教室』は1972年から74年にかけての連載少年マンガですが、私は今回初めて読みました。正直ちらりとも読んでいなかったのです。少なくとも記憶していませんでした。 つまり描かれてからほぼ50年が経過して読んだわけですが今ま…
そしてこちらが『Kätilö』で検索して出てきた画像です。素晴らしいとまでは言い難いですがさすがに内容をイメージさせる仕上がりになっています。 日本版はこちら 大きく映っているのが上ポスターでロマンチックな横顔の彼です。そして右下隅の小さな女性が…
見入ってしまう映画でした。原題はフィンランド語『Kätilö』意味は『助産婦』です。そのとおり画像のヒロインが助産婦でドイツ兵士と恋をするお話でした。 そして日本語タイトルが『ラストウォー1944 独ソ・フィンランド戦線』で紹介画像がこれです。 右下極…
映画『メッセージ』で描かれるのは異星人との会話だけではなく主人公女性とその娘との対話でもあります。 以下ネタバレしますのでご注意を。 主人公と異星人の対話と娘との対話が挟み込まれる構造となるのが素晴らしい。 主人公女性と相棒となる男性は異星人…
そして名作として名高い本作『フルメタル・ジャケット』です。 前半の鬼教官によるミリタリーケイデンス、奇妙なニックネーム、狂気に満ちた罵声、ゴーマー・パイルへの執拗なしごきと仲間からのいじめは軍隊ものの古典であり必読教科書として位置づけされて…
アマゾンプライムにて鑑賞。松本零士のいわゆる「戦場まんがシリーズ」から三話がアニメ化されたものです。 コロナウィルス禍は戦争に例えられます。今このアニメ作品がアマプラに追加されたのは偶然なのか、と考えたりします。 三作品で描かれているのはど…
前作『太陽に灼かれて』は未見ですが引き込まれて観てしまいました。 あまり観る機会のなかった独ソ戦作品です。 冒頭のスターリンエピソードからして奇妙に怖ろしくぞわぞわしました。この共産圏独特の恐怖は耐え難いですがそれを弾圧する派も恐ろしいです…