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『ゴールデンカムイ』野田サトル 無料公開

tonarinoyj.jp tonarinoyj.jp となりのヤングジャンプで『ゴールデンカムイ』が最終章に突入する記念で全話公開が9月17日まで。 18巻まで購読していたのですが資金不足で買えずにいたのでこの際読ませていただくことにしました。 前半で話題になったグルメ冒…

『フィールド・オブ・ドリームス』フィル・アルデン・ロビンソン その2

もう少しだべってみます。 確かにヘンテコな映画でした。絶賛される一方でまったく面白くないとこきおろされてもいます。 私もあまりに人気があった記憶があるので捻くれて「くだらない映画と確認してみるか」と言う気持ちがどこかにあったのですが実際には…

『フィールド・オブ・ドリームス』フィル・アルデン・ロビンソン その1

『フィールド・オブ・ドリームス』がNHK・BSプレミアムで8月30日放送されるのですが急に観たくなってアマプラで先に観てみました。 とはいえ私は昔観てはいるし特段本作に思い入れがあるわけでもありません。例によって『SonnyBoy』につながりがあるような感…

「偽りの“神の手” 旧石器発掘ねつ造事件」 そして今も医学論文の捏造?

NHK「アナザーストーリーズ」再放送視聴しました。 この事件についてはその報道自体が2000年だったこともあって記憶にありますし、その後にも見聞きしたりネット検索したこともあったくらいには興味を持った事件です。 この事件を知って最初に思うのは「確か…

コール(呼びかけ)とレスポンシビリティ(責任)

www.youtube.com マル激トーク・オン・ディマンド 第1060回(2021年7月31日) 「罪」と「責任」の違いと韓国ドラマのすごさ ネタバレ全開の映画評論が面白く凄いのですが今回の宮台真司氏の解説は特に感激してしまったのでここに記録しておきたいと思います…

『ゼム』7話から10話最終まで鑑賞

とにかく最初から最後まで文字通り恐ろしいほど辛い物語が続きます。 ちらりとも助かるのではないか、どうにかなれるのではないかという気がしません。 黒人差別は特に過激なもの、と日本人が思うのは傲慢です。我が国の国民がいかに非情で惨たらしいことを…

「マクマーティン児童施設裁判〜」 そして「小山田圭吾事件」

1980年代のアメリカ伝説的裁判!児童の組織的性的虐待と悪魔崇拝の強要?しかし子どもの証言は矛盾だらけ。いったいなぜ?記憶とは?真実とは?混乱の裁判の結末は? という番組でした。 結果をウィキペディアから引用しようとしたら 全ての容疑について…

『ラストウォー1944 独ソ・フィンランド戦線』アンティ・ヨキネン その2

そしてこちらが『Kätilö』で検索して出てきた画像です。素晴らしいとまでは言い難いですがさすがに内容をイメージさせる仕上がりになっています。 日本版はこちら 大きく映っているのが上ポスターでロマンチックな横顔の彼です。そして右下隅の小さな女性が…

『メッセージ』ドゥニ・ヴィルヌーヴ その2

映画『メッセージ』で描かれるのは異星人との会話だけではなく主人公女性とその娘との対話でもあります。 以下ネタバレしますのでご注意を。 主人公と異星人の対話と娘との対話が挟み込まれる構造となるのが素晴らしい。 主人公女性と相棒となる男性は異星人…

『ゾディアック』デヴィッド・フィンチャー

フィンチャー『ゾディアック』が好きでどうしようもない。 冗長だとか実話のために解決しないままなのでがっくりする、とかいろいろ悪口も多く書かれてしまう本作ですが、私としては2時間40分どころかもっと長く観ていたいし世の中に解決することなんかある…

現在の性認識と源氏物語 その3

私が読んだ『源氏物語』は田辺聖子著『新源氏物語』(今風にいうと『シン・ゲンジモノガタリ』)です。なのでここで書いていることはそこからの引用・感想となります。 田辺聖子氏によればあくまでも「主人公である光源氏を魅力的な人物として描くこと」とさ…

現在の性認識と源氏物語 その1

news.yahoo.co.jp www.tokyo-np.co.jp 「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」 立憲民主党所属の一議員の発言からそれに対する賛否がネット上で巻き起こり一週間たってもまだ収まらない状態で…

『フルメタル・ジャケット』スタンリー・キューブリック

そして名作として名高い本作『フルメタル・ジャケット』です。 前半の鬼教官によるミリタリーケイデンス、奇妙なニックネーム、狂気に満ちた罵声、ゴーマー・パイルへの執拗なしごきと仲間からのいじめは軍隊ものの古典であり必読教科書として位置づけされて…

『これでいいのだ』赤塚不二夫自叙伝 その2

上の画像は読んではいない『おそ松くん』の拾い画像です。 当たり前ですがこうして見ると『おそ松さん』の可愛さは『おそ松くん』からちゃんと抽出されたものであるのが解ります。 何も知らなかった以前は赤塚不二夫氏がなぜ「六つ子」なんていう描くのが大…

『これでいいのだ』赤塚不二夫自叙伝 その1

実は赤塚マンガをまったく読まずに生きてきました。 もちろんとことんアニメ好きだったのでテレビアニメの『ひみつのアッコちゃん』をはじめ『もーれつア太郎』『天才バカボン』は観ています。さすがに初代『おそ松くん』は記憶にありません。 その私はほぼ…

大坂なおみ選手への感動

世界ランキング2位の大坂は30日、ローラン・ギャロスで開催されている全仏オープン1回戦で勝利したが、試合後の記者会見を予告どおり拒否したため1万5000ドルの罰金を科された。翌31日、大坂は大会を棄権すると表明。世界の主要なメディアとの会見の前にはい…

『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』

三島由紀夫と東大全共闘の討論会はこの映画よりかなり前にYouTubeで観ていました。その後、それが映画化と宣伝されたのには驚きました。 ほぼYouTubeの内容に他の方のコメントを入れて編集されたものです。見やすいしわかりやすくなっていますがとても不思議…

『THE COCKPIT』アニメ 松本零士原作

アマゾンプライムにて鑑賞。松本零士のいわゆる「戦場まんがシリーズ」から三話がアニメ化されたものです。 コロナウィルス禍は戦争に例えられます。今このアニメ作品がアマプラに追加されたのは偶然なのか、と考えたりします。 三作品で描かれているのはど…

『タイタニック』ジェームズ・キャメロン その2 キューブリックの『シャイニング』とつながっている?

今朝の続きです。 私はちらっと何回か観たかもしれませんが20数年ぶりに『タイタニック』をちゃんと再鑑賞して面白さをやっと理解できました。 ネタバレしますのでご注意を。 (キューブリック『シャイニング』のネタバレにもなります) ケイト・ウィンスレ…

『タイタニック』ジェームズ・キャメロン

地上波テレビ放送されて話題になっていました。私は「金ロー」は観なかったのですが久しぶりに観たくなって以前録画していた吹き替え版を引っ張り出してみました。 1997年公開時に映画館には行っていませんがレンタルかテレビ放送かで早いうちに観たはずです…

『月に咲く花の如く』その16

とうとう最終話まで観てしまいました。ほんとうにこんなに面白い連続ドラマは滅多にあるものではないと思います。 とても興味がある時代だったせいもありますがなんといってもヒロイン・周瑩の魅力にほれ込んでしまいました。 周瑩は実在の女性だったという…

『月に咲く花の如く』その15

前回「物語はここから」と書きましたがまさしく!歴史的な物語はここから始まり壮絶な展開となっていきます。 それにしても凄まじい面白さです。ここまで面白い作品というのは滅多にないのでは。 映画でやればあまりにもばたばたしてしまうでしょうし連続ド…

『月に咲く花の如く』その14

怒涛の展開で物凄く途中で切るのが困難でした。 ここから歴史的な物語になっていくのですね。 66話まで鑑賞。 ネタバレですのでご注意を。 周瑩は再び投獄され救助に走った沈星移も謀略で捕らえられ拷問を受ける。 沈家は莫大な金額を支払い、呉家も周瑩の命…

『月に咲く花の如く』その12

55話まで鑑賞。もう少し先まで観てから書こうかと思ったのですが、区切りがよく感動の回だったので記します。 ネタバレしますのでご注意を。 前回書きそこなった重要な話が。 周瑩の養父である周老四は亡くなる直前「お前は裕福な屋敷の前で拾ったのだ」と言…

『月に咲く花の如く』その11

52話まで鑑賞しました。 ここにきて初めて物語と脚本に疑問を感じてしまいました。ドラマにはありがちなことではありますが。 ネタバレしますのでご注意を。 問題は51話です。 ここで周老四が呉家東院から出て旅立ちたいと言い出します。周老四は自由な人な…

『月に咲く花の如く』その10

正直言ってレビュー書いてる時間がもったいない。つか途中で切れない。 前回レビューで「胡咏梅が出てこないねー」と思っていたら今回はヒロイン並みに活躍です。 ネタバレしますのでご注意を。 しかも悲劇のヒロインです。 洋布織物工場を再建した周瑩を再…

『月に咲く花の如く』その9

46話まで鑑賞。 ネタバレしますのでご注意を。 このドラマの見ごたえの一つは彼、沈星移ですね。 始めは周瑩の夫・呉聘に比べなんとむかつく若旦那であるかと呆れましたが回を追うごとに成長していきます。 最初から凄い女性だった周瑩よりも成長度は大きい…

『月に咲く花の如く』その8

ネタバレしますのでご注意を。 ところでこのドラマに出てくる男性で私が一番好きなのは周老四です。 見かけもですが人格といい知識といい物凄く感心します。女性では周瑩ですから周親娘にぞっこんなわけですw ふたりの明るいたくましさ軽やかな根性、という…

『月に咲く花の如く』その7

この時の春杏ちゃん、すごい美人ですね。 エピソード36までやってきました。全話の半分ほどでしょうか。長すぎだわーと思っていたのが半分まで観てしまいました。なんだか逆に観るのが惜しいですw ネタバレしますのでご注意を。 とにかく波乱波乱の毎回で…

『一度きりの大泉の話』萩尾望都 その2

もう少し続けます。 ネタバレしますのでご注意を。 先に書いた文章の中で私は「萩尾望都氏は『十年目の毬絵』で無意識に自分の思いと願望を描いてしまったのだろうか」と書きました。 とはいえ『十年目の毬絵』は1977年にビッグコミックオリジナルに掲載と書…