ガエル記

散策

『三国志』再び 横山光輝 十七巻 後半

笑っちゃうくらい可愛い関羽雲長。なぜこんなにかわいくなったん。

目がかわいすぎるぅ



ネタバレしますのでご注意を。

 

 

張遼曹操のために関羽の心の内を聞きに行く。(なんだか女学生みたいだな)

いつもはこんな風だ

関羽のセリフが良すぎて悶え死ぬ。なんでこんな言葉言えるのか。

これもなあ。一番えっちなセリフだと思うのよ。

いったいどんなことがあったのかなあ。

こういうカットを見ると曹操を小柄に描くつもりでいるのはわかるな。でもやっぱり大きく感じるのだよね。

 

その頃玄徳は命からがら冀州にたどり着き袁紹の手厚いもてなしを受けていた。

(いやあ弟を死に追いやった人を・・・とは思ってしまうんだけど)

とはいえ袁紹、子供の病は癒えたのか、よかったよかった。

玄徳は今こそ曹操を叩く時、と袁紹に提言し袁紹はこれに賛同した。

白馬の野に兵を集結させ進撃を始めたのだ。

 

これを聞いた関羽は今曹操に恩返しをしてしまってすっきりしたいと考えたのだが曹操の方は先読みしてこれを断った。

が、袁紹軍に顔良という武将によって曹操軍は次々と倒され追い詰められてしまう。

「勝てるのは関羽だけでしょう」という言葉に曹操はやむなく関羽を呼び出した。

戦場を眺めた関羽曹操に「ここでごらんくだされ」と言い残し赤兎馬にまたがり颯爽と躍り出る。行く手には顔良。だがしかし。関羽の振り下ろす大薙刀は異様なうなりをあげて顔良の頭上に落下した。

「この機を逃すな」という曹操の号令で曹操軍は勢いを取り戻す。

戻ってきた関羽に「お主は鬼神だのう」と曹操が声をかけると関羽は「拙者よりも強いのが義弟張飛でございます」と答える。これには誰も何も言えなかった。

 

しかし袁紹軍では突然の敗北に袁紹が疑問を呈する。

関羽雲長と名乗る男が顔良を討ったためです」との答えに「関羽とは玄徳の義弟です」と口添えした者がいた。

袁紹は玄徳の裏切りだと感じ問い詰める。むろん玄徳は何も知らず「それは偽物ではないか」と答えたため袁紹は玄徳に謝罪したのだった。

 

疑いを振り払った袁紹顔良の弟文醜を先鋒隊の将とする。

さらに玄徳も先鋒隊に加わって日ごろのご恩を返したいと申し出た。

 

何も知らないから堂々と言い返せてよかった。あっさり信じる袁紹も人が良い。

しかし実際は敵味方となっている玄徳と関羽よ。どうなるのか。