ガエル記

散策

横山光輝

『三国志』再び 横山光輝 三十五巻

張飛と馬超。いいねえ。 ネタバレしますのでご注意を。 このカラーページ素晴らしい。(カラーじゃないけどw)動いて見える。音まで聞こえそう。 月が真ん丸だ。 追い詰められた玄徳の前にも伏兵が。 と、それはなんと張飛であった。あまりに早い到着に玄徳…

『三国志』再び 横山光輝 三十四巻

この表紙すっごく怖い。 先日横山氏はホラーミステリー作家の道もあったと書いたんだけど、ここにそ片鱗が見える。 落鳳坡のタイトルと龐統の道号「鳳雛」を重ねればその恐怖の謎は解ける。 ネタバレしますのでご注意を。 冒頭で張松が死す。もうはっきり言…

『三国志』再び 横山光輝 三十三巻

趙雲子龍。最も頼りになる男であるが人を愛するのではなく思想を愛する人なのでその人が堕落すれば離れてしまう怖い人でもある。 こなみかん。 ネタバレしますのでご注意を。 魏の曹操に頼ろうとして赴き蜀の要人であるにもかかわらず自尊心を傷つけられ百叩…

『三国志』再び 横山光輝 三十二巻

三十一巻に続き同じく馬超表紙。同じ人物が続けてと言うのはあまりないので(最後あたりは孔明続きだが)お気に入りのキャラクターだったのではないでしょうか。 ネタバレしますのでご注意を。 曹操対馬超戦は長引く。季節は厳しい寒さの冬を迎える。が、曹…

『三国志』再び 横山光輝 三十一巻

馬超~~~~『三国志』でイケメン描写は多かれど最高峰と思えるのは馬超なのです。 小説『三国志演義』において、馬超は作中でも屈指の武勇を誇る武将として登場する。「冠の玉のような顔、流星のような眼、虎の体に猿の臂、彪の腹に狼の腰」を持ち、「生ま…

『三国志』再び 横山光輝 三十巻

周瑜、超絶美形なのにあまりにも気の毒で。ほんとなぜ孔明と同じ時期に生まれてしまったの。 という感じで戻ってきました、『三国志』の旅続けましょう。 ネタバレしますのでご注意を。 さて孔明は赤壁の戦いで孤軍奮闘じゃないな、ひとりであっさり呉軍を引…

『夜光る犬』横山光輝/愛蔵版初期作品集『闇におどる猫』収録

以前表題作『闇におどる猫』についてのみの記事しか書かなかったけどやはりこちらも記事にしておくべきでしょう。 ということで。 ネタバレしますのでご注意を。 これに収録されてます。 横山光輝作品と言えばSF・ロボット・アクション・忍者などのイメージ…

『コマンドJ』横山光輝

ひらさんから教えていただいた「横山先生が単行本化を認めなかった」ものの1作品『コマンドJ』偶然購入していたので早速読んでみました。 選んだ理由は「聞いたことなかったけど凄くカッコいい表紙」です。 予告編付き。こんなにカッコいいのに単行本化認め…

『竜神伝説』横山光輝

(1976年週刊少年アクション掲載/休刊により未完) かっこいい少年が描かれた表紙をめくるんじゃなくて滑らせると またもや表紙!巨匠登場!!昔のはやたら巨匠であることが強調されている。大型新連載第二弾!!大型ってなに?第二弾とは? カラーページが…

『少年忍者 風よ』横山光輝/原作:葉山伸

amazon検索してたら出てきた。が、すでに古本のみ、での購入となる。とはいえ見つけられて嬉しい。 うーむやはりなんとなく出会うのを待つだけでなく自力で探す努力も必要なのだと改めて思う。 デジタルになってはいないようだ。 しかもこの作品本2006年発行…

『片目猿』横山光輝

タイトル『片目猿』でこの表紙は謎すぎる。のでもうひとつのカットを置いておこう。 ちょっと小首傾げて可愛いが凄腕の忍者猿彦。 人呼んで片目猿である。 ネタバレしますのでご注意を。 紹介文を読まずに読み始めたのでいったい何が始まったのかと思った。 …

短編集『影の世界』横山光輝 「黒い沼地」「時間警備隊」「13番惑星」「タイムマシン」

短編集『影の世界』の続きです。 ネタバレしますのでご注意を。 第四話「黒い沼地」(別冊少年サンデー1960年秋季号) これ言っちゃいけないのかもしれないが横山先生、昔の色塗りは凄く上手くて良いのに後に行くほど変な感じになっておられる。 なにか理由…

短編集『影の世界』横山光輝 「未来をのぞいた男」「午後3時の対決」「影の世界」

ちょっと切りの良い所(だったかな)で『三国志』中断し横山光輝の他作品を投入します。 まずは短編集『影の世界』1960~1962年作品ということです。 表紙スタイルが良くてカッコいい男性たちによるスタイリッシュなデザインになっていますね。 ネタバレしま…

『三国志』再び 横山光輝 二十九巻

玄徳やっぱり可愛いと思う(今更) ネタバレしますのでご注意を。 呉の孫権、やはりまだ若いせいか合肥城を攻め落とせない。挑発に乗ってかっとなり大戦するが有能な将を失うだけで勝負はつかない。 若気の至りを反省するが太史慈が作戦を言い出し孫権はこれ…

『三国志』再び 横山光輝 二十八巻

趙雲の(だけじゃないけど)いつもは目をつぶっているのに何かの時には片目だけ開ける(?)というのはどういう意味なんだろう。表現としてむしろ好きなんだけど謎ではある。 ネタバレしますのでご注意を。 「玄徳軍」というだけで人々が恐れおののくように…

『三国志』再び 横山光輝 二十七巻

周瑜、優秀な人なのにほんとうに気の毒です。 ネタバレしますのでご注意を。 赤壁の大戦で大勝利を収めた呉軍の勢いはまさに天を突くばかりであった。 降伏する曹軍の残兵を自軍に組み入れその勢いで南郡攻略を開始した。 そこへ玄徳からの祝いの品が届きさ…

『三国志』再び 横山光輝 二十六巻

やっぱり曹操様はステキだ。 ネタバレしますのでご注意を。 総勢百万の曹軍の出陣。威容の艦隊を見て周瑜は慄いた。 折しも強風で「帥」旗が折れ、曹操はこの日は引き揚げた。 が、周の旗もまた同じように折れてしまい周瑜はその下敷きとなって倒れてしまう…

『三国志』再び 横山光輝 二十五巻

諸葛亮&魯粛そして霧深し。ステキな表紙だ。 ネタバレしますのでご注意を。 前にも書いたかもしれないが周瑜のモデルはクラーク・ゲーブルだと思う。 蒋幹は周瑜の床に供に入るが眠れず起き出し側の卓に手紙が置かれているのを見つける。それには蔡瑁と記さ…

『三国志』再び 横山光輝 二十四巻

美周郎と呼ばれた優れた才能を持つ周瑜。演義でも活躍するが実際はもっと穏やかな人格者だったという。そっちの周瑜も読んでみたい。 でも本作のおもしろい周瑜は気に入ってる ネタバレしますのでご注意を。 でもやっぱり大好きなのは魯粛さん。横山キャラの…

『三国志』再び 横山光輝 二十三巻

張飛が物語を面白くしてくれる。 ネタバレしますのでご注意を。 読書目的である許褚の活躍もむなしく曹仁軍はまたも大きな犠牲を出してしまう。(この人これでいいのだろうか) 張飛は深追いすることなく皆が待つ船へ向かう。 もうすっかり昔から軍師である…

『三国志』再び 横山光輝 二十二巻

ところで横山光輝先生と言えば登場人物特に主要キャラが似すぎていて見分けがつかない、とよく言われていますね。確かに多くの作品で主要キャラが極端に顔が違う、と思うことはあまりありません。本作で言えば玄徳タイプと曹操タイプは繰り返し使われていて…

『三国志』再び 横山光輝 二十一巻

この表紙で舞い上がってしまう。ついについに。 しかし横山光輝氏はそう簡単には会わせてくれません。 ネタバレしますのでご注意を。 そう。読者のある意味、目的でもある孔明についにこの21巻でまみえるというので動悸も激しくなるのだが横山御大はそんなに…

『三国志』再び 横山光輝 二十巻

20巻目突入です。表紙がすでにわくわくです。 ネタバレしますのでご注意を。 以前も書きましたが横山『三国志』(だけじゃないだろうけど)は三幕になっていて19巻までの「玄徳青春期」20巻からの「玄徳熟成期」そして「玄徳亡後」と続きます。 「玄徳青春期…

『三国志』再び 横山光輝 十九巻

ということで横山『三国志』に戻ってきました。 うむ、どうしても今の私は『三国志』が一番居心地よくてな。 ネタバレしますのでご注意を。 ところで吉川『三国志』を読んでいたら先の部分で関羽が玄徳から手紙をもらいそこに「お前が曹操に仕えて出世したい…

『三国志』再び 横山光輝 十八巻

はい、関羽が愛しい人の元へと一散に駆けていく巻です。幸せいっぱい。 表紙も笑みが我慢できないという感じだ。 ネタバレしますのでご注意を。 昨夜とうって変わってかっこいい関羽です。やはり赤兎馬にまたがる関羽は決まってるね。横山先生の描く馬はほん…

『三国志』再び 横山光輝 十七巻 後半

笑っちゃうくらい可愛い関羽雲長。なぜこんなにかわいくなったん。 目がかわいすぎるぅ ネタバレしますのでご注意を。 張遼は曹操のために関羽の心の内を聞きに行く。(なんだか女学生みたいだな) いつもはこんな風だ 関羽のセリフが良すぎて悶え死ぬ。なん…

『三国志』再び 横山光輝 十七巻 前半

ちょっぴりほっこりだった前巻とうって変わって大きな変化が生まれる。 しかも関羽と曹操の物語がここで。 ネタバレしますのでご注意を。(上の文もネタバレではある) 董承の血判状に名を連ねた吉平。 曹操の侍医でもある名医吉平が企んだのは頭痛持ちの曹…

『三国志』再び 横山光輝 十六巻

かっこいい表紙。張飛はすっごく絵になるんよな。 ネタバレしますのでご注意を。 この巻は比較的ほっこり巻。曹操の配下である二将軍がオマヌケで笑って読んでいられるのである。ひきかえ関羽がめちゃくちゃ二枚目に描かれている。横山先生、関羽をどうして…

『三国志』再び 横山光輝 十五巻

『三国志』このあたりからやっと劉備玄徳が本格的に活躍し始める、と言っていいのではないか。 通常のマンガの構成としてはとんでもない。 とはいえここからの玄徳の活躍はそれを越えるとんでもなさだ。どうしてそういう構成なのかはこの巻を読めばわかると…

『三国志』再び 横山光輝 十三巻後半から十四巻

女子がちょっぴりだけとはいえ描かれている珍しい横山『三国志』表紙絵。 呂布とその娘だけど。呂布の危機を描いた名場面(?)とも言える。 ネタバレしますのでご注意を。 呂布軍に襲われ玄徳は逃げ延びたが行方知れず、小沛城は奪われてしまった。 ひとり…