萩尾望都
今日は『バビル2世』と重ねて考えてみたいマンガ作品について書いていきます。 萩尾望都『スター・レッド』と山岸凉子『日出処の天子』です。 なのでこの二作品のネタバレにもなりますのでご承知ください。 では本作もネタバレしますのでご注意を。 まずは萩…
これが表紙全体だったのか。 ネタバレしますのでご注意を。 「ダイモス」だって?とちょっと驚いてしまった。 横山作品に1973年『ダイモス』があるからだけどそもそも「ダイモス」って火星の衛星フォボスダイモスなんだから慌てる必要はない。 横山作品は「…
ここ数日楳図かずお『漂流教室』を読み、そのなかに萩尾望都は他の誰よりも楳図氏の影響を受けているのではないかと感じてしまいました。 萩尾氏は影響を受けたマンガ家好きなマンガ家としていつもまず手塚治虫をあげていますし次に横山光輝、わたなべまさこ…
今までに感じたことがないほど衝撃を受けています。 とはいえこの衝撃は他で読んだことも聞いたこともないので(だからこその衝撃でもあるのですが)まったくの勘違いなのかもしれませんが。 以下どの作品もネタバレになりますのでご注意を。 先日書いたよう…
昨日に引き続き萩尾望都です。今回は『バルバラ異界』これも複雑な物語で様々な角度から思い出し論じたくなります。 『バルバラ異界』ほど複雑な作品もそうそうないのではないでしょうか。物語は多層に構築され扱われるエピソードアイテム発想も多岐にわたり…
たぶん何回かこの作品については書いているはずですが私にはこの作品がまだよくわかってはいないのでまた何回か書くことになるでしょう。 萩尾望都の凄さはどんなに書いても語りつくせることはないのですがキャラクターの創造についてもまた然りです。 昨今…