ガエル記

散策

SF

『OVERMANキングゲイナー』富野由悠季 その4

後半になってますますわけが分からなくなってきますがそこが良い。 ネタバレしますのでご注意を。 しかし親の代から洗脳されて戦闘人間にされてしまった少女の苦悩から救おうという題材はずっと続いているわけです。 ところでミイヤの劇中歌でふと『竜とそば…

『OVERMANキングゲイナー』富野由悠季その3

『キングゲイナー』はお姫様もとても良い。三匹も。 ネタバレしますのでご注意を。 このシベリアの旅、実際であれば居心地の良いものではなさそうだけど惹かれてしまうなあ。 富野作品が複雑なのは周知ですが本作の雑多性はなかなか一筋縄ではいかない。そこ…

『OVERMANキングゲイナー』富野由悠季その2

観ていくほど面白いのですがこのアニメ作品、話題にならなさすぎな気がします。 富野作品で好きなのの一つはキャラの多様性。 老若男女が偏りなく登場するのが落ち着きます。 もちろん富野流の偏見というか「いつものやつ」というのがあるのも好きです。 特…

『OVERMANキングゲイナー』富野由悠季

バンダイチャンネルで『ZZ』観たので未鑑賞作品を観るべきなのですがどうしても本作を観たくなってちょいと覗こうかと思ったのですがあまりに面白くてもう離れることができなくなってしまいました。 正直言ってガンダムシリーズより面白いような気もします。…

『火狩りの王』西村純二

原作:日向理恵子 構成/脚本:押井 守 キャラクター原案:山田章博 wowowオリジナルアニメ作品です。日本製でオリジナル作品、と聞くとどういうものか価値が上がるというより逆に「おもしろくないのでは」とつい思ってしまいます。 特にwowowオリジナルはつ…

『レディ・プレイヤー1』スティーヴン・スピルバーグ

続けてスピルバーグ鑑賞。 これも発表があった時まったく心が動かなかったのですが。 なんでしょうか。スピルバーグって私が興味を持ちにくい題材ばっかり作っている気がします。でも観るとその技術クオリティと面白さに見入ってしまう。どういうことなんだ…

『戦闘妖精雪風』大倉雅彦

アマゾンプライムで鑑賞中なのですがいったい何なんだろうこのアニメ。すごく不思議なテイストで面白いのかよくわからないのですがついつい観続けています。 いろいろ観たくなる作品を試してダメだったのになぜこれは観てしまうのか不思議です。 主人公とそ…

『銀河英雄伝説』夢、見果てたり

『銀河英雄伝説』何度目かの鑑賞終えました。 と言っても私には初めてきちっと観終えたようにも感じています。 昔初めて本作を観、小説を読んだ時実は本作を低く評価していたことは否めません。 もしかしたら私と同じような人はいるのではないでしょうか。 …

『銀河英雄伝説』シーズン3エピソード29

このタイトルを見ればそれだけで動揺する人がいるでしょう。 気が弱くて画像はこれしか貼ることができませんでした。 ネタバレしますのでご注意を。 知っているのにどうしても泣いてしまいます。 活躍してくれるのが当たり前と思っていてそれを失ってしまう…

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 その4

今回冒頭ではっきり『水星の魔女』イコールべネ・ゲセリット説が証明された(気がします) べネ・ゲセリットはフランク・ハーバート著『DUNE 砂の惑星』に登場する魔女製作委員会(勝手に名付けただけですが)による魔女養成学校システムのことであります。 …

『銀河英雄伝説』シーズン3 エピソード19あたり

今更なんですが原作者田中芳樹氏というか『銀河英雄伝説』はやはり帝国軍が好きなのだなあと思いました。 私自身は帝国軍嫌いというかラインハルトとキルヒアイスの関係が凄く苦手で正直言うとキルヒアイスが不気味で気持ち悪いのです。 私は完全ヤン・ウェ…

『銀河英雄伝説』シーズン3 11あたり

地球教のあたりです。 ネタバレしますのでご注意を。 もっとよくよく読み込み鑑賞せねばと思っているところです。 他の作品にあまり気乗りしないのだからじっくり本作にはまってみればいいのではなかろうかと。 ヤン・ウェンリーは大きな勝利を挙げ英雄と称…

『銀河英雄伝説』どうしても観てしまう不思議

『銀河英雄伝説 Die Neue These』のテレビ放送が始まりました。同時に私は旧『銀河英雄伝説』をアマプラでまたまた再鑑賞していますw そしてあまたの様々なメディア作品がある中でこれほど長く同じ物語が語り継がれることも稀でしょう。 ガンダムシリーズは…

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』安彦良和 ーまずは取り急ぎー

アマゾンプライムにて鑑賞。 実は鑑賞途中なのですが我慢できずに書いてしまいます。 この映画の感想で多くの賛辞と共に安彦良和氏の演出についての反感も目にしました。 私自身がこの作品でどう心が動くのか感動するのかそれともがっくりと失望してしまうの…

『ミスター・ガラス』M・ナイト・シャマラン

そして三部作の最後『ミスター・ガラス』この「ガラス」という特性がもう 心をつかみます。壊れやすい心の比喩ですね。 おおらかな心強い精神を持つのは難しい。 壊れやすい心は歪みやすく復讐心を持つ。 不幸な生い立ちのイライジャがミスター・ガラスにな…

『DUNE/デューン 砂の惑星』ドゥニ・ヴィルヌーヴ

フランク・ハーバート著原作の愛読者であったなら今回の映画化を期待しながらも恐れていたはずでしょう。私は矢野徹訳で石森章太郎挿絵期の読者です。(なので表現が矢野訳になってしまいます) この映画についてはおそらく何度も読むことになったはずですが…

『時光代理人』#5「告別」

#4から続く。 非常に考えさせられる作品です。 ネタバレしますのでご注意を。 ここ最近のコンテンツを観ているとほんとうに「時間」が題材になっているものが多い。 それだけ人々が後悔していることが多いのだろう。 「あの時ああしていれば」「あの時こう…

『タコピーの原罪』タイザン5(ファイブ)

「衝撃の・・・」とか「最高に面白い」とかの称賛で試しに読んでみてもなかなか読み進むことができなくなってしまったのは私がすっかり年老いてしまったからなのでしょうか、と思わされるこの頃。 この作品は珍しく現在公開されている第9話までしかも止まら…

『時光代理人』#4 「告白」

確かにこれは見ごたえありました。 ネタバレしますのでご注意を。 山の中の学校、崩れそうなほど古い建物、トキが次々とアクシデントを起こしても「大丈夫、歴史は変わらない」というヒカルの判断。 そうしたことがすべて「皆死んでしまうから」だったという…

『進撃の巨人』アニメファイナルシーズン再鑑賞

『進撃の巨人』ファイナルシーズンー2が始まりました。もちろん観始めたのですが気になってファイナルシーズン1を再鑑賞します。 『進撃の巨人』のファイナルシーズンにあたる部分こそ他の作品にはあまり観ることのない諌山創世界の特色なのでは、と思えま…

『時光代理人』#3 「必ず負けろ、決して勝つな」

『時光代理人』どうなるか、と思っていましたがもう完全に普通に面白いアニメになっています。 ネタバレしますのでご注意を。 この第三話。一話完結ではなく続いてはいますがとても感じるものがあってこの話だけの映画を作ってほしいくらいです。 山村にある…

『時光代理人 -LINK CLICK-』李豪凌

てなわけで『時光代理人』観てみました。中国製アニメという以外には予備知識無しでの鑑賞です。 中国製アニメには凄い期待もあって今まで幾つかちょっと見したものの観続けることはなかったのですが本作で一気に惹きこまれました。 絵柄としてはなんという…

『宇宙人ポール』グレッグ・モットーラ

2011年製作。 以前に確かアマゾンプライムで初鑑賞してメチャクチャ惚れ込んでしまいました本作『宇宙人ポール』今回wowowで放送しているのを見つけ飛びつきました。 アメリカンコメディとは一味というかまったく違うUKジョークが楽しい。 これを観てポール…

『イノセンス』押井守

2004年製作。 意味をつかみにくい言葉を選択した会話劇の形になっているせいもあって難解な作品と思われているようですがそれらはすべて本体を隠すための隠れ蓑なのでそれこそイノセンスに観ればごくごく当たり前に純粋なラブストーリーでありました。 ネタ…

『ロボコップ』ポール・バーホーベン

先日数日にわたって観続けました『決定版!SF映画年代記』の中でどうしてももう一度観たくなった筆頭『ロボコップ』 ヘンテコ映画と記憶していたのですが作り手の深い思いを知ってもう一度確かめねばと思いました。 結果凄い映画でした。 納得しました。 以…

『決定版!SF映画年代記』第4回 Time「タイムトラベルへの扉」

画像は映画『タイム・マシン』です。 タイム・トラベルという題材は現実にあり得なく馬鹿々々しいと思うのですが同時に人間性を問える興味深いものでもあります。 どの時代どの時間に行くのか何を見ようとするのか何を変えようとするのか。地球そのものか、…

『決定版!SF映画年代記』第3回 Robots 「われらはロボット」

第3回 Robots 「われらはロボット」 こちらはわたしにとってもとても興味のある題材です。ここではロボットだけではなく人造人間そして人間自体が機械になる世界が紹介されていきます。 ネタバレしますのでご注意を。 ロボットはまだまだ現実生活に密着して…

『決定版!SF映画年代記』第2回 Invasion「異星人との遭遇」

第1回でも2回でも出演されているなんとなく日系かなと思われる人物ですがなぜか名前が出てこなくて誰?と思って調べたらミチオ・カク(加來 道雄)という名前の理論物理学者のかたでした。思った通りの日系アメリカ人のかたでした。んもう、名前出してよね。…

『決定版!SF映画年代記』第1回 Space「宇宙 最初の開拓地」

アマゾンプライムにて鑑賞中。 レビューにはSFマニアの方々が酷評しておられますね。 まだ見始めたばかりで自分自身どう思うかはまだわからずですが(先日の件もあり)今のところなかなか面白いです。 ルトガー・ハウワー、リチャード・ドレイファスとSFファ…

『ガタカ』アンドリュー・ニコル

再々鑑賞です。昨日まで観てきた『フランケンシュタイン・クロニクル』からつながる内容でもあります。 つまり言わば「神からあたえられし肉体の能力(寿命も含む)に人間は疑問を持つ」ということです。 『フランケンシュタイン・クロニクル』では人間が神…