ガエル記

散策

SF

『機動戦士ガンダムNT』吉沢俊一

先日観た『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が良かったので続けてこちらも鑑賞。 あまりの面白さに『ハサウェイ』がややかすれて思えるほどでした。 本来のガンダムシリーズというのはこちらの道なのではないかとすら思えるほどです。 とはいえレビュー…

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』村瀬修功

主人公ハサウェイがブライト・ノアの息子という触れ込みはさすがに往年の『ガンダム』ファンには抗い難い価値観での鑑賞となりました。 結果ここまで良質な作品になっているとは思いませんでした。 ガンダムシリーズは常におおかたの日本製アニメの枠外を走…

『コードギアス 反逆のルルーシュ』

という画像を挙げていますがこれを観てるわけじゃないのが辛い。自分が住んでいる場所ではやっていないのか探したけどわからなかったのでした。 というか実を言うと偶然dアニメストアで観ている途中でこの情報を得たのですが徒労に終わったようです。がっく…

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』神山健治

もう数えきれないほど見返してきたけどまた観てます。 てか再生し始めたら止まらない。 ここまで面白くクオリティ高いアニメは数少ない。 まずはルックでストレス少ないのが嬉しいです。 こうした大人の作品が増えて欲しい、と願ってばかりですが攻殻機動隊…

『 Sonny Boy 』#10「夏と修羅」夏目真悟

『夏と修羅』これはもう宮沢賢治好きならすぐにわかりますね。宮沢賢治著『春と修羅』から作られたタイトルです。 しかも冒頭がステーションだったので「お、これは銀河鉄道の夜のパロディか?」となったのですがそうそう単純な移し替えをしないのが夏目監督…

『 Sonny Boy 』#9「この鮭茶漬け、鮭忘れてるニャ」夏目真悟

今回は珍しく?元ネタと言われる『蠅の王』映画を意識した絵作りになっていました。 ネタバレしますのでご注意を。 映画『蠅の王』はショッキングな映像が多く、それはその後の作品に多大な影響を与えていると思われます。 特に本作アニメ今回に出てきた「獣…

『 Sonny Boy 』#7 「ロード・ブック」夏目真悟

第一章の終わり的な#6を経て更に本格的な謎の域に入ってきました。ここまで徹底したオリジナルTVアニメは滅多にないのではないでしょうか。 デヴィッド・リンチを思わせる謎解きで作品ができていると思うのですが特に今回は謎だらけで積み上げたという内容…

『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』スタンリー・キューブリック

ストレンジラブ博士目的で鑑賞しました。 ピーター・セラーズがひとりで三役をこなすことでも注目の本作ですが、やはりそのうちのひとり「ストレンジラブ博士」の異様さは抜きんでています。 コメディであるのは確かでとてもおかしいのですがそれ以上に恐ろ…

Sonny Boy -サニーボーイ- #4「偉大なるモンキー・ベースボール」

参りました。さっぱりわかりません。しかし面白いです。 ネタバレしますのでご注意を。 誰もがわかったであろうことは「すべて」は長良の「移動能力」にかかっているのだけどその能力は不安定で未完成であるということでしょう。 元ネタとなっている『漂流教…

Sonny Boy -サニーボーイ- #3「下駄を履いたネコ」

やっぱこれ面白いです。他のアニメだと「後で観るか」になるけどこれだけは「お、すぐに観よう」となるのが自分自身の心理がわかる。 『漂流教室』を元にしてるといってもまったくのオリジナルなのでいったい何が起きるのか、どう展開していくのかわからなく…

『Sonny Boy』第2話エイリアンズ 夏目真悟

もしや第二話で視聴終了決定するかもと不安が大きかった『SonnyBoy』第二話視聴終えました。 結果かなりいいのではないかとちょっと安堵しています。 とはいえ先週第一話を見てそれから楳図かずお『漂流教室』を読み漁って大感動し人生観が変わったとさえ思…

『漂流教室』楳図かずお

この数日話題にしています『漂流教室』は1972年から74年にかけての連載少年マンガですが、私は今回初めて読みました。正直ちらりとも読んでいなかったのです。少なくとも記憶していませんでした。 つまり描かれてからほぼ50年が経過して読んだわけですが今ま…

萩尾望都著『バルバラ異界』『AWAY』は『漂流教室』からのオマージュ

今までに感じたことがないほど衝撃を受けています。 とはいえこの衝撃は他で読んだことも聞いたこともないので(だからこその衝撃でもあるのですが)まったくの勘違いなのかもしれませんが。 以下どの作品もネタバレになりますのでご注意を。 先日書いたよう…

『SonnyBoy』と『漂流教室』と『AWAY』

先日『SonnyBoy』第一話に感激して原案となっているという、未読だった楳図かずお『漂流教室』を一気読みしました。凄いマンガ作品でした。 そしてこれは既読『AWAY』(萩尾望都著)が『漂流教室』から多大な影響を受けているのがわかりました。 先日私は『S…

『Sonny Boy』夏目真悟

予想を思いきり裏切られました。とんでもない方向へぶっちぎりでです。このアニメ物凄いことになるのでしょうか。 少し前に新作アニメに江口寿史キャラデザのがある、と知ってちょっと気になっていました。 が、正確に言えばキャラクターデザインではなくキ…

『メイドインアビス 深き魂の黎明』

この素晴らしいアニメを観て大きく二つの感情が渦巻いていてあっさりと書いてしまうのが難しいのです。 しかしなんとか文字にしないと伝えられないので書いていきます。 以下ネタバレしますのでご注意を。 まずはアニメーション映画として凄く面白く質の高い…

『京騒戯画』アニメ 松本理恵

『血界戦線』にあまりに感動したので引き続き松本理恵監督作品を観てみようと思いました。 変な言い方になってしまいますが小説・マンガでは日本の女性作家への評価は絶大ですが実写・アニメなどの映像監督に関して今まで意識して観たことは・・・・なかった…

『血界戦線』内藤泰弘そしてアニメ

なぜか急にアニメ『血界戦線』ED観たくて聞きたくなったのですがそれだけじゃ足りずそのまま第一期観始めました。 放送中から好きでコミックスまで買うほどではあったのですがその時は実は「とはいえちょい軽い?浅い内容なんだよな」と失礼ながら思っていた…

『メッセージ』ドゥニ・ヴィルヌーヴ その2

映画『メッセージ』で描かれるのは異星人との会話だけではなく主人公女性とその娘との対話でもあります。 以下ネタバレしますのでご注意を。 主人公と異星人の対話と娘との対話が挟み込まれる構造となるのが素晴らしい。 主人公女性と相棒となる男性は異星人…

『メッセージ』ドゥニ・ヴィルヌーヴ

原題は『Arrival』です。意味は「到着(すること)、到達、到着した人、出生、新生児」だそうですがそのとおりの映画でした。 言語の物語であるのに言語が間違っているタイトルを選んでしまう、というのは外国映画を日本が上映する時の恒例と言ってもいいもの…

『華氏451度』100分de名著

www.nhk.or.jp おもしろかったです。 一回目に指南役の戸田山和久氏が「映画で大好きになったんだけど原作は好きじゃない」という衝撃の告白をされたのが逆に気になってしまうという裏技を出したのが凄い。 最終の4回目でその理由を述べられました。 つまり …

『アバター』ジェームズ・キャメロン

『タイタニック』と違いこちらは最初に観た時から魅了されました。なんといってもキャラクターデザインと世界観に圧倒的な美を感じます。 そして多くのレビューは『タイタニック』と同じく賛否に分かれ賛辞でない場合は「よくある話」「陳腐な設定ストーリー…

『コンタクト』ロバート・ゼメキス

何度も観ている作品です。 最初観た時はあまり良さがわからずにいたような記憶があります。 しばらく間を置いて観返した時突然その面白さに気づき慌てました。 それからも何度か観て今回再々再再度観てこの素晴らしい映画をなぜもっと世界は騒がなかったのか…

『銀の三角』萩尾望都

たぶん何回かこの作品については書いているはずですが私にはこの作品がまだよくわかってはいないのでまた何回か書くことになるでしょう。 萩尾望都の凄さはどんなに書いても語りつくせることはないのですがキャラクターの創造についてもまた然りです。 昨今…

『禁断の惑星』フレッド・M・ウィルコックス

画像のロビー見たさに鑑賞しました。ちょっぴりの出演かと思ったら案外多く登場していて満足でした。 SF映画と言えば必ず名前が挙がる本作です。私は初鑑賞だと思うのですが子供時代に観ていたらたぶん退屈していたでしょうけど大人になって観れば非常に楽し…

『進撃の巨人』諌山創 The Final Season その1

The Final Seasonアニメも始まりもう一度これまで出たマンガを読みなおしていました。 なお私が読んでいるのは単行本になったものだけで雑誌掲載は読んでいません。 『進撃の巨人』はいろいろな意味でこれまでにない価値のあるマンガ作品として歴史に刻まれ…

『デッドゾーン』 デヴィッド・クローネンバーグ

原作スティーブン・キング、監督デヴィッド・クローネンバーグ、主演クリストファー・ウォーケンという好きなもの尽くしの映画なのに未見もしくは失念していたのかもです。 とにかく今鑑賞し終わってとても良い映画だと思いました。 ウォーケンは美貌すぎて…

『イーオン・フラックス』カリン・クサマ

今更観終えました『イーオン・フラックス』 今まで観る機会は何度もあったのですがなんとなく入り込めなくてこの期に及んでやっと最後まで一応完走したかんじです。 とはいえ嫌だったわけではなくむしろ非常に気になっていたという奇妙に複雑な印象を持ち続…

「100分de萩尾望都」その4『ポーの一族』

最終項『ポーの一族』です。夢枕獏氏が論じられていました。考察だけでなくなにより夢枕氏の『ポーの一族』そして萩尾望都愛に感動してしまいました。 氏が何度も萩尾氏に『ポー』の再開をお願いされたことでそれが叶ったのであるなら夢枕氏にどれほど感謝し…

「100分de萩尾望都」その3『バルバラ異界』

番組を観る前『バルバラ異界』が取り上げられないのではないかと思って「これが最高傑作なのに」と思わずツイッターに書いてしまったのですが中条氏が選んでくださっていてうれしい限りでした。しかも私と同じように「これが最高傑作ではないか」とも言われ…