ガエル記

散策

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『三国志』横山光輝 第十一巻

これは孫策。孫堅ではなく息子の孫策ですね。立派に御父上の血を引いておられる。若干21歳なのに老成しておられるわ。 これを読んでると孫策の領民になりたいですね。 ネタバレしますのでご注意を。 そんな孫策と一騎打ちし勝負がつかないほどだった太史慈。…

『三国志』横山光輝 第十巻

ま、また張飛~~~~~。10枚のうち3・5枚目。 まー内容がそうだからね。仕方ないね。 ネタバレしますのでご注意を。 てか張飛話が多いってことじゃない。描きやすいんだろうね。 上り詰めた(本人はまだまだと言ってますが)曹操将軍だが気になるのは呂布…

『三国志』横山光輝 第九巻

曹操~2枚目~(イケメンって意味じゃなくて扉絵二枚目と言う意味です。イケメンでもあるが) 中扉絵はマジで二枚目。なにこのかっこよさ。 ネタバレしますのでご注意を。 曹操と呂布の戦いはイナゴの大群によって食糧不足となり一時中断する。 その頃我らが…

『三国志』横山光輝 第八巻

扉絵は呂布でした。 呂布については曹操が適格に評されています。 ネタバレしますのでご注意を。 私もそう思います。 天下無敵の勇将であり見目も悪くない。そこそこに運もあるともいえるのになぜか詰めが甘い。人柄だ品格だとも言えますがそれならば董卓も…

『三国志』横山光輝 第七巻

そ、孫堅~~~~渋い扉絵ですわ。 凛々しいお顔です。 ネタバレしますのでご注意を。 「孫堅立つ」 ですが冒頭では劉備が「平原の相」に任命されたという知らせを公孫瓚が告げるところから始まる。 公孫瓚は劉備を労い宴会を催してくれた。 張飛の笑顔が嬉…

『三国志』横山光輝 第六巻

横山先生、また張飛描いてる。これでぶっちぎりの一位だよ。ふたりだと二分の一としたら張飛2・5,劉備2,曹操1、関羽0・5だから。関羽かわいそう。しかもこの張飛かわいいし。 ネタバレしますのでご注意を。 最初の章「曹操の危機」良い話です。 冷酷…

『三国志』横山光輝 第五巻

表紙絵、劉備・劉備・張飛・曹操ときたので次は関羽よね、と思ったらまた張飛??? えー主人公と出演数並んじゃった。横山先生の偏愛が過ぎる。 そして扉絵の後がこれ やっと関羽・・・と言いたいけどぴったり張飛がくっついてるし・・・いやくっつきすぎで…

曹操

てかもうそもそもこれだけでもかっこいいし。

『三国志』横山光輝 第四巻

さて皆さまお待ちかねの曹操物語です。 惚れ惚れ曹操。やんややんや。 ネタバレしますのでご注意を。 何進将軍の首が落とされ宮廷は混乱状態に。 まだ幼い帝と協皇子を十常侍たちは城外へ連れ出す。が、馬車が倒れ帝と王子はふたり彷徨うことになってしまう…

『三国志』横山光輝 第三巻

第三巻参ります。一・二巻の表紙が劉備だったのが三巻で張飛。やはり横山氏は張飛お気に入りだったのではないかとここでも思わされます。 ネタバレしますのでご注意を。 前回で破格の武勲を立てた劉備軍ですが悲しいかな正規軍ではなく義勇軍であったこと、…

『三国志』横山光輝 第二巻

さて第二巻。 長い長い横山『三国志』最初と後の描き方を見比べるとはっきり違いがあっておもしろいです。 この頃は子供向けというのもあるだろうしまだ描写が定まっていないのもあるだろうし普通に作画の試行錯誤があります。動きが多いんですね。演出も工…

『三国志』横山光輝 第一巻

改めて第一巻から読みなおしています。 冒頭がとても良い。そのまま頭の中で映画として再現してしまいます。 千八百年ほどの昔。黄河のほとりでまだ何者でもない若者が膝を抱えて座っている。このポーズは横山マンガでよく見る。考え事をしている姿で『バビ…

『ジョーズ』スティーヴン・スピルバーグ

1975年公開映画。 TV放送録画で数えきれない再鑑賞。 最初観た時はまだ子どもで「馬鹿々々しいくだらない映画」のように思っていたはずですが現在では世の評価通り素晴らしい名作だと唸りながら観ていました。 その変化の一つは数年前観た「ハリウッド白熱教…

横山光輝『三国志』読了

横山光輝『三国志』読了しました。 想像した以上に面白く楽しいひとときでありました。 とりあえずネタバレしますのでご注意を。 横山『三国志』大きく3つの物語から成っていると思えます。(三国志だけに) 諸葛亮登場するまでの劉備・関羽・張飛によるチン…

『鳥人間 中国史三昧』楽しみYouTube動画です

www.youtube.com ゆっくり霊夢&魔理沙でもって中国史を学びたいという私の願いをかなえてくれる 鳥人間 中国史三昧 ただ今絶賛再生中です。物凄い動画数なので嬉しく思っています。 横山三国志にはまってから三国志動画を観始め足りずに中国史へと発展して…

『レッドクリフ Part I』呉宇森(ジョン・ウー)

最初テレビで観た時は何も知らない状態でしたのでいまいち、というより今思えばまったく理解できていませんでした。横山三国志読了後鑑賞して「そうかそうか」と気持ちよくなりました。 やはり理解しつつ観るのは楽しいものです。 さてわかってくるといろい…

『王朝の陰謀 武則天殺人事件』ホアン・イー

レビューで「おもしろくない」という意見の羅列だったのですがなんとなく観てしまいました。大元のツイ・ハーク監督作品も続けて観たいと思います。 いやすごく面白かったんですが。 なぜなんでしょうか。 多くのレビューの方はこのシリーズをずっと観てきて…

横山光輝『バビル2世』『その名は101』そして『マーズ』

相変わらず冷たいバビル2世と言うか山野浩一君というか101 という前置きです。 横山光輝初心者の私です。『バビル2世』の後『その名は101』と『マーズ』を購読しました。 『101』はバビル2世その後の作品と銘打ってあるので当然ですが『マーズ』は…

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』こどもたちの力

おとなになってそれもかなり年を取ってこんな物語を観ているととても辛いしとても嬉しくもある。 スレッタもミオリネもグエルも成長しました。 最初の頃とはまったく違う。 人生は辛いものだけどやっぱりその中で人間は成長していく。 辛い思いをしなきゃい…

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』クワイエットゼロ=ヨルムンガンド

再鑑賞楽しんでいます。まとめて観たほうがわかりやすいですね。 ということで今回もいろいろ気づいたことがあるんですが。 ネタバレしますのでご注意を。 とにかく本作『水星の魔女』はガンダムとはなにか?ガンダムの呪いとは何か?を描いた作品です。 本…

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ep10まで再鑑賞 ごめんなさいしなくていいんだよ。

再鑑賞中。ep10まで。まじで面白くてこんなにおもしろかったっけ?ていうくらい面白がって観ています。やはりまとめてみるのは良いですね。 とはいえほんとうに進行が早くてあっという間にここまで来てしまった感じもする。 ネタバレしますのでご注意を。 …

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』アマプラで再鑑賞中

レスとかはまったくないんですがもう一度観てみようかと思ってアマプラで再鑑賞しようか、「もう一回観たし飽きた」と思ったらやめればいいしという気持ちでいたのですが観始めると案外面白いです。 まあ一番面白いのはこの人グエル先輩ですね。 ラストパー…

『サスペリア・テルザ 最後の魔女』ダリオ・アルジェント

少し前に『サスペリア』を再鑑賞して以来観たいと思ってたらアマプラにあるの気づきました。 なんだろう、この不思議感覚。もちろん『サスペリア』にもあった独特のなにかです。 この映画は私がホラー映画に望んでいる要素がこれでもかと詰め込まれていて嬉…

『ザリガニの鳴くところ』オリヴィア・ニューマン

とても面白く惹きこまれて観てしまいました。 ただそれだけではない作品でもありました。 ネタバレしますのでご注意を。さらに『無聲 The Silent Forest』にも触れます。 本作『ザリガニの鳴くところ』は先日観た台湾映画『無聲 The Silent Forest』と同じ題…

『伊賀の影丸』ふんどしの後ろ姿

ふんどしの後ろ姿ってこうなるんだ。知らなかった。 あ、影丸ではありません。

『無聲 The Silent Forest』コー・チェンニエン

正直言ってとても良い映画とは言いたくないです。 実際に起きた事件を映画化したということで生々しく作った意識は理解できますが好みだとは言えないし言いたくありません。 ネタバレしますのでご注意を。 なのでこの文章もできるだけ短くまとめたい。 台湾…

横山光輝『三国志』ー『銀英伝』のあのふたりって『三国志』からだったの?ー

横山『三国志』きちんと読むのは初めてです。 今25巻まで読んでいるのですが(全30巻のほう)今回の読書でこれまでの価値観がひっくり返る発見をしたのでまずそれを書いておきます。 『三国志』と『銀河英雄伝説』のネタバレになりますのでご注意を。 ってこ…

『如懿伝 〜紫禁城に散る宿命の王妃〜』最期

もう最期は書かなくてもいいかなと思っていたのですが、もう何度も観ているラストにやっぱり泣いてしまったので少しだけでも書いてみようかと思います。 もう最近はコンテンツで泣くこともすっかりなくなってしまったのですが本作の最期はどうしても心が動い…

『如懿伝 〜紫禁城に散る宿命の王妃〜』男女の意地の張り合い

すごいな、と思います。 皇帝と皇后という設定にしながら描いているのは普通の夫婦の物語です。 ネタバレしますのでご注意を。 ついに事実としてあったとされる嫻妃(如懿)の髪を切る場面が訪れました。この行為は当時同族の間で皇帝の葬儀の時にしか許され…

『如懿伝 〜紫禁城に散る宿命の王妃〜』夫婦としての愛

第67話まで鑑賞。 辛い時期です。まあ前も後も辛いんですが。 ネタバレしますのでご注意を。 いろいろな思いが渦巻きます。 皇帝は如懿に夫婦は一心同体で共に白髪になるまで一緒だと甘い言葉を誓っておきながら子どもの死には向かい合えないと言って嘆き悲…