ガエル記

散策

マンガ

『パリピ孔明』四葉夕卜/小川亮 &アニメ

今頃になってはまっています。ちょろちょろアニメは観ていた?流していたのですがここにきてちゃんと観たくなり運よくコミック1・2巻が無料で読めたので(無料大切)目を通したところ一気に好きになってしまいました。どうやら私にはマンガのほうがわかりや…

「『ゴールデンカムイ』がなぜこんなに受けたのか」岡田斗司夫の頭が良くなる教育論で解った

『ゴールデンカムイ』を一言で説明するとしたら「孤児たちの物語」と私は記したい。主人公杉元はじめほとんどのキャラクターが親との縁が薄い。いたとしても絡みは極端に少ない。兄弟関係も薄い。 以下ネタバレしていきます。 そうした孤児たちの群れが一致…

『おにいさまへ・・・』池田理代子

本作はリアルタイムで読んでいました。ラストは読まなかったのか記憶していませんでしたがかなり覚えているほど強い印象のマンガ作品です。 ネタバレしますのでご注意を。 女子校における同性愛的物語、と説明されてしまうであろう本作ですがあくまでも「的…

『オルフェウスの窓』池田理代子

本作が連載されていた頃、ちょうど愛蔵版の一巻あたりまで読んだきりになっていました。ネットでなんとなく見かけて急に読みたくなり購入爆読した次第です。 そもそも私はかつてより池田理代子マンガにはまった口ではなくてあの『ベルサイユのばら』も最近に…

『漂流ネットカフェ』押見修造

『子連れ狼』読みたさでKindle Unlimited(偶然二か月99円お勧めされ)加入したおかげで出会いました。 押見修三氏はテレビアニメ『惡の華』でその内容に衝撃を受けて以来気になって他の作品(といってもそのマンガもまだ読んではいない)も読みたいと思いつ…

『ゴールデンカムイ』を読む。

tonarinoyj.jp 『ゴールデンカムイ』いつかは全巻揃えたいのですが今文無しなので善意に甘んじてもちろん読ませていただきました。 こうした長編は中だるみ尻すぼみになりがちですが一気に完結へ走った意気込みも感じます。最高に面白い奇跡の如き物語、最後…

『進撃の巨人』諌山創 一巻から読みなおす&ファーストシーズンから観なおす

山田玲司ヤンサンを聞いていたら私ももう一度『進撃』読みなおしたくなりました。 と同じくツイッターで「今のMAPPAも良いんだけど前のWITSTUDIOが好きだったんだよな」というのを見かけてファーストシーズンを初めて観た時(リアルタイムでした)の衝撃とも…

『タコピーの原罪』タイザン5(ファイブ)

「衝撃の・・・」とか「最高に面白い」とかの称賛で試しに読んでみてもなかなか読み進むことができなくなってしまったのは私がすっかり年老いてしまったからなのでしょうか、と思わされるこの頃。 この作品は珍しく現在公開されている第9話までしかも止まら…

絶対的な救済が欲しいのです。

n現在流行りで人気のマンガアニメを観ていると「みんな救済を求めているのだな」としみじみ思ってしまいます。 私自身だってそうですがこのやりきれない世界の中で自分がどんなに頑張ってももうどうにもならないと気づかされ誰かに「お前を必ず守ってやる」…

白土三平さん 最高にかっこいいマンガだった

白土三平さんが亡くなられました。 89歳という年齢ですので他の多くの漫画家さんのような早逝とまでは言われなくてもやはり悲しく思います。 私の子供時代はマンガ本は買ってもらえなかったもののアニメは観ていました。たぶん親の教育というよりマンガを買…

山田玲司のヤングサンデー YouTube チャンネル 『さらざんまい』再鑑賞しはじめ

www.youtube.com 最近観続けています。 マンガアニメ映画などの考察動画の面白いのに出会えないかなと願ってはいるのですがなかなか良いのには出会えない…そんな感じの中出会えたのがコレでした。 山田玲司さんは以前岡田斗司夫さんの動画でも観ていたせいも…

『ゴールデンカムイ』野田サトル 無料公開

tonarinoyj.jp tonarinoyj.jp となりのヤングジャンプで『ゴールデンカムイ』が最終章に突入する記念で全話公開が9月17日まで。 18巻まで購読していたのですが資金不足で買えずにいたのでこの際読ませていただくことにしました。 前半で話題になったグルメ冒…

『ルックバック』藤本タツキ

shonenjumpplus.com 『チェンソーマン』の藤本タツキ、と紹介されていますが実は『チェンソーマン』未読でその前の『ファイアパンチ』を少しだけ読んで「うまいなあ」と感じていた(が続きは未読)状態の私が読んでの感想になります。 ただ今大方で絶賛中話…

『漂流教室』楳図かずお

この数日話題にしています『漂流教室』は1972年から74年にかけての連載少年マンガですが、私は今回初めて読みました。正直ちらりとも読んでいなかったのです。少なくとも記憶していませんでした。 つまり描かれてからほぼ50年が経過して読んだわけですが今ま…

萩尾望都ー親に見捨てられたこどもたちー

ここ数日楳図かずお『漂流教室』を読み、そのなかに萩尾望都は他の誰よりも楳図氏の影響を受けているのではないかと感じてしまいました。 萩尾氏は影響を受けたマンガ家好きなマンガ家としていつもまず手塚治虫をあげていますし次に横山光輝、わたなべまさこ…

萩尾望都著『バルバラ異界』『AWAY』は『漂流教室』からのオマージュ

今までに感じたことがないほど衝撃を受けています。 とはいえこの衝撃は他で読んだことも聞いたこともないので(だからこその衝撃でもあるのですが)まったくの勘違いなのかもしれませんが。 以下どの作品もネタバレになりますのでご注意を。 先日書いたよう…

『SonnyBoy』と『漂流教室』と『AWAY』

先日『SonnyBoy』第一話に感激して原案となっているという、未読だった楳図かずお『漂流教室』を一気読みしました。凄いマンガ作品でした。 そしてこれは既読『AWAY』(萩尾望都著)が『漂流教室』から多大な影響を受けているのがわかりました。 先日私は『S…

『日本まんが 第参巻: きらめく少女の瞳 』荒俣宏

図書館から借りてきました。 現在amazonでは在庫なしとなっています。 あったとしても3500円+税というかなりの高価本です。 いきなり第参巻です。1・2もあったのですが何気なく3巻だけ取ってしまいました。 後日借りて読みます。 荒俣宏氏がそれぞれの巻の…

『少年青年マンガ』の戦いと『少女マンガ』の戦い

先日ひょこっと思いついたことを忘れないうちに記しておきます。 事の始まりは相変わらずですが、ある方のツイートでした。 これ真鍋先生がよくやる「途中まで言っていることはもっともそうなんだけど、その結論や行動は浅はかだよね」という一種の皮肉なの…

赤塚不二夫「ニャロメのおもしろ性教育」

前々回に書いた「LGBTは存在しない。性同一性障害だって存在しない。とは?」を 引きずって検索していたら ja.wikipedia.org にたどり着きました。 今回はwikiに頼る記事になってしまいますが自分としてはかなり衝撃(というのは大げさですが)を受けてしま…

日本短編漫画傑作集に少女漫画は入りません

普段ほとんどツイートをしない私がせずにいられなかった情報を知ったのが昨日です。 それは近藤ようこさんのツイートからでした。 そうなんですか。それで「日本」とつけるのはそれはそれで… https://t.co/jh79eOm0pM — 近藤ようこ (@suikyokitan) 2021年5月…

『一度きりの大泉の話』萩尾望都 その6

さて、その後途中まで作業を続けたのですがあまりにも空虚を感じて挫折してしまいました。 前半と同じように一文ずつ批判するのは精神的ダメージが大きすぎます。なので大雑把にやろうと思います。 www.amazon.co.jp 後半は、補記2「汝、頑ななる者よ」と題…

『一度きりの大泉の話』萩尾望都 その5

www.amazon.co.jp 『一度きりの大泉の話』感想はもう終わり、と思っていたのですがもう一度書くことになりました。 というかむしろ『一度きりの大泉の話』感想の感想です。 アマゾンレビューに書かれたレビューです。レビュー者の思いがかなりの長文に込めら…

『一度きりの大泉の話』萩尾望都 その4

一度きりの大泉の話 :萩尾 望都 | 河出書房新社 https://t.co/agqDuNmciJ 数日前に読了。今に至るも余韻が強い。竹宮惠子さんとの切り結びが、ここまで凄まじいものだったとは。確かにこれは外野にできる唯一のことは、萩尾さんの「放っておいてほしい」とい…

『一度きりの大泉の話』萩尾望都 その3

もうこの話は一段落、とおもっていたのですがツイッターで「村田順子さんのブログ」を知りましてその記事をリンクして少しまた書いてみます。 blog.goo.ne.jp 竹宮惠子氏側のかたの目から見た感想である、ということもあり私はなるほどなあと思いました。そ…

『一度きりの大泉の話』萩尾望都 その2

もう少し続けます。 ネタバレしますのでご注意を。 先に書いた文章の中で私は「萩尾望都氏は『十年目の毬絵』で無意識に自分の思いと願望を描いてしまったのだろうか」と書きました。 とはいえ『十年目の毬絵』は1977年にビッグコミックオリジナルに掲載と書…

『一度きりの大泉の話』萩尾望都

他の多くの方と同じように私も一度読み始めたら止めることができず無我夢中で読み続けてしまいました。 そして多くの方と同じように私もこの本より5年前に出版された竹宮惠子著『少年の名はジルベール』を当時に読んでいます。 他の方のレビューを見ていると…

『銀の三角』萩尾望都

たぶん何回かこの作品については書いているはずですが私にはこの作品がまだよくわかってはいないのでまた何回か書くことになるでしょう。 萩尾望都の凄さはどんなに書いても語りつくせることはないのですがキャラクターの創造についてもまた然りです。 昨今…

『陰陽師』岡野玲子 その2

さて続きます。 岡野玲子著『陰陽師』ネタバレしますのでご注意を。 上の画像が岡野著オリジナルキャラクター「真葛」です。 私は原作未読なので夢枕獏氏がそのあたりどう書かれているかは知らないのですが岡野『陰陽師』の紹介でそう書かれており、晴明・博…

『陰陽師』岡野玲子 その1

前回『青天を衝け』の記事で「狐憑きが出てきたので思わず『陰陽師』の管狐を探してそのままはまり込んでしまった」というようなことを書いたのですがマジで数日読み浸っていました。 というのは岡野玲子著『陰陽師』の十巻以降は非常に難解な内容で読みづら…