ガエル記

散策

映画

『ナイスガイズ!』シェーン・ブラック/出演:ライアン・ゴズリング

2016年「ワーナー・ブラザーズ」 私的にはライアンは寡黙なマッチョよりこういう軽薄ダメ男のほうが好きな気がする。 そして映画も最高に面白かった。 ネタバレします。 のっぽなライアンとキュートな女の子アンガーリーの父娘にタフガイラッセル・クロウ と…

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』アダム・マッケイ/出演:ライアン・ゴズリング

2015年「パラマウント映画」 寡黙でミステリアスな主役から一転、パンチパーマで滔々と弁じる男で脇役となる。 ネタバレします。 金融界の物語で私にはさっぱりわからないが本作の主役はクリスチャン・ベール演じる変人マイケル・バーリではなくスティーブ・…

『オンリー・ゴッド』ニコラス・ウィンディング・レフン/主演:ライアン・ゴズリング

2013年「Wild Side Films / Le Pacte」 ここんとこ映画鑑賞をさぼっていたのでいつの間にか映画世界がすっかり変わってしまった気がしてきた。 ゴズリング映画鑑賞期間いろいろと勉強になります。 ネタバレします。 実をいうと本作映画においては解読するの…

『ドライブ』ニコラス・ウィンディング・レフン/主演:ライアン・ゴズリング

2011年「フィルム・ディストリクト」 今回のゴズリング映画鑑賞では初の主演ゴズリング映画作品である。 ネタバレします。 本作の感想評価は難しい。 私的にはあまり良い映画とは言いたくないのだがゴズリング演じた名無しのドライバーは嫌いにはなれない。 …

『ラブ・アゲイン』グレン・フィカーラ& ジョン・レクア/出演:ライアン・ゴズリング

2011年「ワーナー・ブラザーズ」 私にはラブコメを観る資格がない。 今更気づく。 ネタバレします。 ライアン・ゴズリング出演映画を鑑賞し続けてみよう、と計画し最初の2本は「むむむ」だったがそれなりに評論してみた。 3本目は素晴らしくて本作4本目。 他…

『ステイ』マーク・フォースター/出演:ライアン・ゴズリング

2005年「20世紀フォックス」 ついに「良い映画らしい映画」となったー。 ネタバレします。 とはいえ、ライアン・ゴズリングはこの映画にとって「最適解」なのだろうか、とつい思ってっしまう。 もしかしたら私は「ライアン・ゴズリング」という俳優に納得が…

『きみに読む物語』ニック・カサヴェテス/出演:

2004年「ニュー・ライン・シネマ」 また変な映画を観てしまいました。 ゴズリング探求はなかなか大変です。 ネタバレします。 アメリカ映画はどうしてこうも男性の純愛物語という話が好きなのか。 特にこの物語はどうしても有名作品『グレート・ギャッツビー…

『完全犯罪クラブ』バーベット・シュローダー/ライアン・ゴズリング出演

2002年「ワーナー・ブラザース」 突如、映画鑑賞月間に入ってしまいます。 映画を色々観たくなったのだけどアマプラ&wowowではまったく埒が明かず急遽U-NEXTに加入することに。 なので当分映像鑑賞記事になる予定です。 今回はライアン・ゴズリング目的での…

『フランケンシュタイン』ギレルモ・デル・トロ

すみません。次の映画に進んでしまいます。 『フランケンシュタイン』この主題の様々な作品を幾つ見て読んできたでしょうか。 だけどやはり心惹かれてしまうのです。 ネタバレします。 Xでは女性(らしき)のポストに「男性(の多く)は子どもを作る行為だけ…

『オオカミの家』クリストバル・レオン&ホアキン・コシーニャ

ピノチェト軍事政権下のチリに実在したコミューン「コロニア・ディグニダ」に着想を得て制作したストップモーションアニメ ネタバレします。 「コロニア・ディグニダ」を知ってから観るのと知らずに観るのではまったく違うもしくはかなり違う鑑賞になりそう…

『ゴッドファーザー〈最終章〉:マイケル・コルレオーネの最期』フランシス・フォード・コッポラ

賛否両論になる「最終章」ですが、私はこの映画を撮るためにⅠとⅡがあると思っています。 なんならこの作品だけでもいいわけですがやはりこの悲劇を理解するためにはⅠとⅡが必要ではあるわけで。 ⅠとⅡでは嫌いだったアル・パチーノ=マイケル・コルレオーネも…

『ゴッド・ファーザー Ⅱ』フランシス・フォード・コッポラ

引き続き『ゴッドファーザー PARTⅡ』 前作を凌ぐ映画術を見る。 Ⅰではほとんど描かれなかったケイの存在が重くなる。 あまりにも父ヴィトー・コルレオーネのパートが素晴らしいのでその記憶しかなかったのだが今観ると気になるのはやはりマイケルのパートの…

『ゴッド・ファーザー』フランシス・フォード・コッポラ

何度も観返した映画である。 映画作品としてのすばらしさはもうこれ以上話す必要はないと思える。 ので、適当に思ったことを書き連ねる。 日本人にとってこの映画の衝撃の一つはこの舞台が第二次世界大戦直後1945年から始まるということではないか。 冒頭の…

『エクソシスト』ウィリアム・フリードキン

1973年アメリカ制作 流れでどうしても観てしまった。 やはり面白い。 ネタバレします。 ホラー映画の金字塔なのだが子供時代に観た時は良さはわからず変な脅し方をするし大の大人の男がふたりなんだかなあと思っただけであった。ヒロインの愛らしさも理解で…

『エミリー・ローズ』スコット・デリクソン

2005年アメリカ制作映画でアマプラでもしょっちゅう目にしていたのになぜか初鑑賞である。 昨今映画ドラマ鑑賞にまったく集中力が続かず難儀していたが本作は気持ちがそがれることなく見続けられた。 ホラーサスペンスなら退屈しないだろうと思われるかもし…

『教皇選挙』エドワード・ベルガー

アマゾンプライムにて鑑賞。 ネタバレします。 というか、あまりにも心地良い映画で何度も観ていたい。 というのはおかしいのかもしれないけど昨今映画を観るのが苦痛だったのが一気に楽しみになった気がする。 といっても心地よいものしか観れなくなってし…

『十二人の怒れる男』シドニー・ルメット(1957年製作)

名作の名高い本作。 私も何度か鑑賞してはいるのですがおおよそのイメージはあるものの詳細は思い出せず、もう一度確かめたくなり再鑑賞しました。 ネタバレします。 「ほんとうにそれほどの名作と言えるのかねえ」という疑惑のもとに観始めた。 昨今、映画…

原作:パトリシア・ハイスミスの考察/『キャロル』トッド・ヘインズ

観た。 恋愛映画、どころか映画そのものにもしばらく離れていて昔観た映画くらいしか観れなくなっていたけど必死で観た。 よかった。 映画を観るには能力がいる。 観始め最初、いや途中までも観てこれはどうなんだろうかと思ったりもした。 つまりテレーズの…

原作:パトリシア・ハイスミスの考察/『太陽がいっぱい』ルネ・クレマン

こちらも何度か観ているはずなのですが、今回パトリシア・ハイスミス考察ということで久しぶりに再鑑賞して映画作りのあまりの違いにあっけに取られているところです。 ネタバレします。 フランス映画、だからなのか、時代のせいなのか、ルネ・クレマン監督…

原作:パトリシア・ハイスミスの考察/『リプリー』アンソニー・ミンゲラ

大好きな映画作品で何度も観てその感想もどこかに書いています。 一時期マット・デイモンにはまっていたこともあって。 今回はパトリシア・ハイスミスの原作であるという点に注目して書いてみようと思います。 ネタバレします。 『パトリシア・ハイスミスに…

『ソフィーの選択』毒親に育てられた女性の人生を描く

以下、ネタバレします。 gaerial.hatenablog.com TVで『ソフィーの選択』が放送されていたのを見て上にリンクした自分の記事を思い出しました。 ネットで簡単に見られる感想の多くは「残酷なナチスによって自分の子のどちらかを殺す選択をさせられる悲劇の女…

『ジョーズ』スティーヴン・スピルバーグ

1975年公開映画。 TV放送録画で数えきれない再鑑賞。 最初観た時はまだ子どもで「馬鹿々々しいくだらない映画」のように思っていたはずですが現在では世の評価通り素晴らしい名作だと唸りながら観ていました。 その変化の一つは数年前観た「ハリウッド白熱教…

『ザリガニの鳴くところ』オリヴィア・ニューマン

とても面白く惹きこまれて観てしまいました。 ただそれだけではない作品でもありました。 ネタバレしますのでご注意を。さらに『無聲 The Silent Forest』にも触れます。 本作『ザリガニの鳴くところ』は先日観た台湾映画『無聲 The Silent Forest』と同じ題…

『無聲 The Silent Forest』コー・チェンニエン

正直言ってとても良い映画とは言いたくないです。 実際に起きた事件を映画化したということで生々しく作った意識は理解できますが好みだとは言えないし言いたくありません。 ネタバレしますのでご注意を。 なのでこの文章もできるだけ短くまとめたい。 台湾…

『ロード・オブ・ザ・リング 』ピーター・ロバート・ジャクソン

何度となく観ている、つもりですがもう一度鑑賞しています。 2001年から三部作で公開され今なお語られることが多い異世界ファンタジーの名作ですね。 以後の日本における異世界舞台のゲームやアニメ・マンガなどは殆どこの映画から影響を受けていると言って…

『インターステラー』クリストファー・ノーラン

「お涙頂戴もの」というと「大した中身もないのに泣かせようとするだけの作品」という解釈で軽んじられる傾向にあります。私もとても好きとは言えません。 ところで今「SF」というカテゴリはどういう評価でしょうか。私が子どもの時よりは意義あるものとして…

『エリザベス』『エリザベス:ゴールデン・エイジ』シェカール・カプール

『ブーリン家の姉妹』に続きこの2作品鑑賞。順番的に合っています。 こちらも何度となく観ています。この時代のイギリスはほんとうに面白いです。 (イギリスだいたいおもしろいですが) なんといってもエリザベスを演じたケイト・ブランシェットを眺めてい…

『ブーリン家の姉妹』ジャスティン・チャドウィック

何度目かの鑑賞です。 華やかに美しく簡潔で解りやすい作品でもあるのでつい観てしまう。 いかにもヘンリー八世を思わせる横幅たっぷりの豪華な衣装にも見惚れます。 本作はタイトル通りブーリン姉妹の物語なので王はむしろ狂言回しとも言えます。 王と言う…

『愛と闇の物語』ナタリー・ポートマン

ナタリー・ポートマンが監督・脚本・主演を務めた作品。才能に驚く。 しかし仕方ないとはいえこの配役はここまで美人ではない方が良かったのではないだろうか。 あまりの美貌に見惚れはするけど納得しがたくもある。 ネタバレしますのでご注意を。 華美な化…

『レディ・マクベス』ウィリアム・オルドロイド

これは良い映画を観てしまいました。選択してよかった。 ネタバレしますのでご注意を。 19世紀後半のイギリス。17歳のキャサリンは富裕な商家に嫁ぐことになる。 そこには花嫁に触れることもしないが横暴で冷酷な夫と厳格で無慈悲な義父がいた。 夫は家に寄…