ガエル記

散策

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『アシュラ』さとうけいいち

ジョージ秋山原作のアニメ化作品です。 当時は無論今になっても原作マンガをきっちり読み込むことができない小心者の私なのです。チラリちらりと見て恐ろしくて逃げてしまいました。部屋の中にはあるのですが。 その原作『アシュラ』を良しとされた方のレビ…

東大教授と語る【安倍首相辞意表明】歴代最長内閣総理大臣安倍晋三の政治的ルーツ

東大教授と語る【安倍首相辞意表明】歴代最長内閣総理大臣安倍晋三の政治的ルーツとこれからの日本。愛に飢えた少年は愛に飢えた最高権力者になった。安冨歩教授電話出演。一月万冊清水有高。 『一月万冊』清水有高さんと安冨歩教授の「安倍晋三」を語り合う…

『ゼイリブ』ジョン・カーペンター【安倍政権の終息の今日】

デイブ・フロムさんがこの映画を話題にしていたのを聞いて観てみました。 以下ネタバレです。 デイブさんからほとんど話は聞いていたのですが、そのとおりコテコテのディストピアものであります。 この映画は1988年製作で当時のレーガン政権を皮肉るものであ…

『CURE』黒沢清

何度か観ていますが何度観ても怖い映画です。 観ているうちに自分自身が取り込まれてしまいそうに思える映画、というのはそうそうないものですが、まさしくこの映画はそれだと言えます。 以下ネタバレです。ご注意を。 おまけに今回は先日観た原田真人『日本…

違和感を大切に

【学びの基本】は?そんなことも知らんの?と言われた時にどうするか?ジャーナリスト烏賀陽弘道さんと一月万冊清水有高。 違和感を大事にする。 なぜ?どうして?と思った時にそれを知りたいという欲望が生まれ勉強していく。 安倍政権になるまで私はほとん…

なにがいちばんたいせつなのか

東大教授と語る「このハゲ~!」騒動から3年経過の豊田真由子さんの記事を読んで。個人の持つ暴力性を個人レベルで叩いても意味が無い理由。安冨歩教授電話出演。一月万冊清水有高。 一月万冊、観まくっています。安冨教授の話、感心するばかりなので…

YouTube『一月万冊』安冨歩氏と烏賀陽弘道氏

世界標準の戦争と平和について。東京大学安冨教授とジャーナリスト烏賀陽弘道さん対談。 清水有高さんの読書動画(と書かれています)YouTubeの『一月万冊』を観続けています。 はじまりは安冨歩教授との対談で目からウロコが何枚も落ち続けました。 まだ見…

『湾生回家』黄銘正(ホァン・ミンチェン)

戦前の台湾で生まれ育った日本人たちのことを湾生(ワンセイ)と呼ぶのだそうです。 1895年から1945年までの50年間、台湾は日本の統治下にありました。そこで生まれた日本人の子供たちにとっての故郷は台湾なのでした。 日本の敗戦によって日本人たちは台湾…

『TRUE DETECTIVE』再再再鑑賞

また観てる。難しいからテキトウに忘れていてまた楽しめます。 オープニングからかっこよくて歌もよくて良い。 本作ドラマのラスト・コールとマーティン・ハートはどちらも善人とは言い難い人物ですが、だからといって単純に悪者なわけではない、こういうお…

『九州の100冊』西日本新聞「九州の100冊」取材班 (著)

九州人なのでやっぱり気になって手に取ってしまいました。 九州生まれ作家だけではなく九州が舞台である、など九州にゆかりのある著作が集められています。 九州出身作家、というだけでも凄い名前がずらりと並びます。 村上龍、松本清張、夢野久作、石牟礼道…

『日本のいちばん長い日 』2015年版 原田真人

英語タイトルは監督自らつけた『THE EMPEROR IN AUGUST』だそうですが、そうなるとますますこの映画の焦点はどこにあるのかわからなくなります。どこに焦点があるのかわからないのがいかにも日本的とは言えますが。 1967年版の焦点は戦争の終結時において大…

『日本のいちばん長い日』1967年版 岡本喜八

さすが岡本喜八、というべきですね。強烈にえぐい混乱を一刀両断する凄まじさで描写しきっています。 1945年、発信されたポツダム宣言を重視しない、とした日本に対し二度の原爆が投下されソ連が参戦するという状況に至ります。 それでも尚会議では戦争の終…

『スワロウテイル』岩井俊二

1996年公開当時から非常に話題になった作品ですがこれまでちゃんと観たことがありませんでした。たぶんちらりと観て惹きつけられなかったためだと思います。今回観た理由は本作にアリ・モリズミさん(デイブ・フロム氏との陰謀オカルト対談で惚れ込んでしま…

『三蔵法師・玄奘の旅路』霍 建起(フォ・ジエンチイ)

アマプラで「なにこれ?」と思いつつ観てみたらとても素晴らしい作品でした。 玄奘三蔵と言えば『西遊記』でお馴染みのお坊さんですね。私にとっては手塚治虫アニメの『悟空の大冒険』での「坊さん」が初の印象だったのでアレはあまりに畏れ多かったのですが…

『激動の昭和史 沖縄決戦』岡本喜八

戦争というものがいかに理不尽で愚かしく空しく怖ろしいものかということを叩きつけられる映画です。 笑いを誘うかのように思える演出もそのおぞましさから引き寄せられているように思えます。 いろいろな日本の戦争映画の中でも沖縄を舞台としたものは特に…

New!!本当は怖い 実力主義の話【陰謀コーナーベストセレクション】

New!!本当は怖い 実力主義の話【陰謀コーナーベストセレクション】 これはまたとても興味深いお話でした。 アメリカの出来事は他の国よりもよく聞くのではないかと思っていましたがここまで悲愴な状態になっているとは思いませんでした。 ツイッターでは毎日…

『呪怨』清水崇

『呪怨』観始めました。まったくの初鑑賞です。 ホラームービーはほとんど観ることがありません。脅かされるのが嫌だからですが宮台真司さんがお勧めされているのを知ってどうにも気になってしまったのでした。 1・2と観て来て確かにとても面白いです。 そ…

『狗神』原田真人

初めてきちんと観ることができました。 私事ですが数年前(もっと経つのか)『妖狼伝説』というオリジナル小説を書きその後さらにマンガに描いたということをしました。 小説はほとんど一か月くらいで書いたように記憶しますがマンガはさすがに数年かかって…

20世紀最大の神秘思想家 ゲオルギイ グルジェフ-第四の道-

Now!!20世紀最大の神秘思想家 ゲオルギイ グルジェフ-第四の道-【陰謀コーナーベストセレクション】 今回も非常に濃密な時間でした。 デイブさんから「こいつは・・・詐欺師だな」と言われつつそれでも「意識というものの在り方」について語っていくアリさん…

妖怪と人間と

もしかしたら日本人は妖怪なのかもしれない。 人間になりたいなあと思ってはいるけどなかなかなれないでいる妖怪です。 妖怪の世界はどうも混沌としてて未発達で上手くコンピューターも使いこなせません。 やっと覚えたファックスを捨てるには忍びないのです…

この苦しい日々の先には何があるの?

今朝、電源を入れてもPCがまったく反応せずツイッターもこのブログも立ち上げることができず途方にくれました。 そういえば最近なんとなく反応鈍かったこともあってついに壊れたかと悲嘆にくれそうになった後もしかしたらこれマウスのせいか?と以前使ってい…

まだまだ観続けさがし続けていますよーデイブ&アリのオカルト陰謀

スペースXの爆発事故 - THE DAVE FROMM SHOW 陰謀コーナー ベスト・セレクション 2016年10月26日と記されています。この頃はデイブ&アリと言われながらジョー横溝氏が加わっている動画が多いです。 いつの間にかジョーさんは排除されてしまうのですが時を同…

『マージナルMarginal』萩尾望都

「いずれすっかり死ぬだろう」 萩尾望都著『マージナル』の登場人物メイヤードのこのセリフが心の支えになっています。 もちろんこれは悪態をつきたいからの発言で本心ではないのです。 以下、(というか上もだけど)ネタバレになりますのでご注意を。 メイヤ…

アラン・パーカー監督が逝去されました

アラン・パーカー監督が逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。 映画が好きでかなりの数の映画を観てきましたが青春期に最も影響を受け共感できた作家がアラン・パーカーでした。 以下、氏の映画のネタバレになりますのでご注意を。 私たち世代でアラン…

『日本人と日本文化』対談ドナルド・キーン 司馬遼太郎 「宗教」

昨日の続きになります。 ドナルド・キーン氏と司馬遼太郎氏の対談『日本人と日本文化』の第二章でキーン氏は著書にこう書かれたそうです。 東南アジアと比べると、日本仏教はあまり目立たない この一文にある日本の大学教授が「われわれの心は外国人には透過…