2021-01-01から1年間の記事一覧
先日数日にわたって観続けました『決定版!SF映画年代記』の中でどうしてももう一度観たくなった筆頭『ロボコップ』 ヘンテコ映画と記憶していたのですが作り手の深い思いを知ってもう一度確かめねばと思いました。 結果凄い映画でした。 納得しました。 以…
画像は映画『タイム・マシン』です。 タイム・トラベルという題材は現実にあり得なく馬鹿々々しいと思うのですが同時に人間性を問える興味深いものでもあります。 どの時代どの時間に行くのか何を見ようとするのか何を変えようとするのか。地球そのものか、…
第3回 Robots 「われらはロボット」 こちらはわたしにとってもとても興味のある題材です。ここではロボットだけではなく人造人間そして人間自体が機械になる世界が紹介されていきます。 ネタバレしますのでご注意を。 ロボットはまだまだ現実生活に密着して…
第1回でも2回でも出演されているなんとなく日系かなと思われる人物ですがなぜか名前が出てこなくて誰?と思って調べたらミチオ・カク(加來 道雄)という名前の理論物理学者のかたでした。思った通りの日系アメリカ人のかたでした。んもう、名前出してよね。…
アマゾンプライムにて鑑賞中。 レビューにはSFマニアの方々が酷評しておられますね。 まだ見始めたばかりで自分自身どう思うかはまだわからずですが(先日の件もあり)今のところなかなか面白いです。 ルトガー・ハウワー、リチャード・ドレイファスとSFファ…
昨日途中まで観て「おもしろいよ」とツイートしてしまったのですが最後まで鑑賞して「うーむ」と唸っている状態です。 他の方のレビューでも賛否両論というよりほとんどの方が「おもしろくなくはないけど」「良いところもあれば悪いところもある」といったひ…
2014年公開。 もうひとつの『ジョーカー』のように思えました。知性が欠けているジョーカーとは違い感性が欠けているとうべきでしょうか。 しかも『ジョーカー』のアーサーより本作のルイスのほうがはるかに胸糞悪い最低野郎だとしか思えません。 まったく最…
この画像とてもステキだな。向かって右がパク・ヘイル。総督府に勤めるモダン・ボーイのイ・ヘミョン。左はキム・ナムギル演じる日高晋介。検事です。 日本植民地時代、京城(現・ソウル)が舞台。となればかつては大日本帝国軍の残虐非道とそれに対する恨と…
画像に出ている通り楳図かずお原作を黒沢清監督が2005年映画化したものです。 俳優たちの下手さも含めかなりチープな感じがしますがそれがかえって面白く感じます。 ネタバレしますのでご注意を。 そして昨日観た『降霊』や他の作品との共通点はここにも表現…
こんな恐ろしい映画があるのだろうか。 さんざん言われてきた言葉ですが怖いのは幽霊ではなく生きている人間のほうだ、ということでした。 ネタバレしますのでご注意を。 はっきり言って幽霊の場面は何も怖くはありません。 実際に霊が見える人に証言を得て…
TV版は鑑賞後の劇場版です。 とはいえ違いはまったくわからず。続けて観ればわかるのかもです。 とりあえず内容は同じで色調などが違うということなのですが。 再鑑賞で感想はどうかなと思っていたのですがとても面白く感じました。 娯楽映画、というのはこ…
偶然wowow録画して鑑賞しました。 何も知らないままの遭遇だったのもあって衝撃でした。 このアニメ映画は岩井澤健治氏が一人で7年かけて作ったのだということです。しかも岩井澤氏はもともとアニメーターでもなく映画畑の方だったにもかかわらずのアニメ製…
養老孟子氏の著書を読み進めています。 本著の中で特に気になったもののひとつが「第六章 脳死と村八分」です。 日本というのはいまだに村文化である、という言葉はこれまでにも聞いてきましたが改めてその意味を教えてもらいました。 世界中で廃止になって…
2003年のベストセラーということですでに18年前の著書になります。ちら読みはしていたかもですが今回初読しました。 レビューを見ると賛否両論の本書ですが私は有意義な本だと思いました。18年経ってからだからこそ納得できる部分もあるかもしれません。 し…
n現在流行りで人気のマンガアニメを観ていると「みんな救済を求めているのだな」としみじみ思ってしまいます。 私自身だってそうですがこのやりきれない世界の中で自分がどんなに頑張ってももうどうにもならないと気づかされ誰かに「お前を必ず守ってやる」…
不満たらたらこぼしましたが『アドベンチャータイム』見つけました。第5・6シーズンのみですが以前のはかなり観てきたのでこれは逆に大満足です。 アドベンチャータイムの嬉しいところはアメリカアニメとしてはかなり日本人好みに可愛らしいところですがそ…
映画を観てからつらつらと考えていました。 市川準監督のプロフィールには聖パウロ学園という高校出身と書かれています。それを見てはっと本木雅弘演じる寺田ヒロオ氏のまっすぐ立った姿を思い出しました。 そして市川監督は寺田ヒロオさんに殉教者の姿を重…
以前にも観ていたのですがTV放送されていたので再鑑賞しました。 トキワ荘の逸話はよく知られていることですが石ノ森章太郎でも赤塚不二夫でも藤子不二雄でもなく現在ではまったくその名を聞くことがない寺田ヒロオ氏を主人公にしたのは監督である市川準氏が…
最初に観た時は良さがわからなかったのですが何度か観るたびに良いなと思えてきた作品です。 ネットフリックス、もうどう探しても観たいのがみつからないのですでに録画してる『ラ・ラ・ランド』をネトフリで観るという変なことしています。 分析や解釈など…
もう少し小言を書いてみます。 ネタバレしますのでご注意を。 小説と映画でもうひとつ違うのが映画部・前田涼也が好きな映画のカテゴリです。 小説では日本映画の恋愛ものや青春ものが好きで特に犬童一心や岩井俊二の名前が挙がっているのに対し映画版では塚…
映画は原作小説の映像化でなければならない、わけではないと私は考えています。 ですからこの小説の映画化で内容が変わっていること自体にはなんの問題もないのですが小説で明確に表現されていたものが映画化で分散されぼんやりとなりよくわからないものにな…
「山田玲司のヤングサンデー」での原作解説考察に影響され通常なら絶対観ない読まない映画と小説を体験しました。こういう出来事は楽しいものです。 とはいえ結果映画にしろ小説にしろ好きになれたとは言い難いのですが今まで知ってるようではっきり考えてこ…
ネットフリックス、さんざん掘りまくってもなかなかこれというのが見つからない中でのチョイス。 悪くないイギリス映画でした。 70年代イギリスの田舎町の若者を描いた映画。どうしようもない男三人組のよくある田舎者話ですがついつい観てしまう内容でした…
『A Man for All Seasons』というのが原題です。英語に堪能でない私には「全季節の男」ってなに?ってかんじです。この意味について書いてくださっているブログを見つけました。 eigo-kobako.blog.ss-blog.jp どんぴしゃこの映画についての記事でした。やは…
再々鑑賞です。昨日まで観てきた『フランケンシュタイン・クロニクル』からつながる内容でもあります。 つまり言わば「神からあたえられし肉体の能力(寿命も含む)に人間は疑問を持つ」ということです。 『フランケンシュタイン・クロニクル』では人間が神…
昨日よく確かめもせずこういう作品はネット配信でないと作れないと書いたのですがよく見たらネットフリックスは配信しただけで製作はイギリスのテレビチャンネルでした。イギリスすげえな。わかってはいたけど。 どちらにしてもこんな渋いドラマを日本語吹き…
鑑賞長続きしています。 なかなか単純に面白い、と思えなくなってしまった我が感性ですがこれはかなりイケる作品です。まだ途中です。 ネタバレしますのでご注意を。 フランケンシュタインという言葉を使いながらフランケンシュタインとその怪物自体を題材に…
どうしてもNETFLIXと相性が良くないようです。今回は見まくるぞ、と意気込んでいたのにすでにチェックしていたものが次々と脱落して慌てて探し始めたのですがなかなかこれというのが見つからない。 NETFLIXさえあれば一生楽しめるという方もおられますが2,3…
Netflixにて鑑賞。 小川淳也氏の名前は知ってはいたけど改めて映像で観てこの日本でこんな生き方、政治活動をしている人がいるのかとただもう感心します。愛情深い家族の貢献も胸を打つものがありました。 しかしここでタイトルの『なぜ君は総理大臣になれな…
時間が食われていくのが辛くなりました。 評判の『ザ・ボーイズ』の後『リバーデイル』を観て「こっちのほうが面白い」と書いたばかりですがやっぱり連続ドラマからは離れることにしました。 そういう意味では『ザ・ボーイズ』はシリーズ2最後16話を観終え…