ガエル記

散策

『家族愛』と『疑似家族』

コンテンツの中の「家族」についてちょっと書いてみたい。 「家族」という漢字を見るとややイメージがわきにくい気もしますがここで言うのは親子兄弟ということです。 かつての作品では家族の強い絆が描かれていて涙を誘ったりしたのですがいつしか「それは…

『あのこは貴族』岨手由貴子

「とても面白い」「今期最高の映画」という評価を読んだり聞いたりして気になっていたのですが鑑賞一度挫折し今回鑑賞完了しました。 確かに現在日本映画の中では非常に密度のある集中して製作された映画と思いましたが心から絶賛したいかと言われると躊躇し…

『尚食』その5

最初は軽い美味しんぼドラマかと思っていたのですが観続けていくと意外に複雑な思い入れがあるようです。 しかもそれが何か簡単には判らない感じに入り組んでいます。 もう一度観なおさねば難しいかもしれないと今更思っているところです。 ネタバレしますの…

『尚食』その4

続き観ていきます。 相変わらず、というのか朱瞻基と姚子衿の近づきそうで近づけない関係と美味しそうな料理の戦いが繰り返されます。 ネタバレしますのでご注意を。 18話、料理の話では必ず食材を使って絵を再現する、的なエピソードが取り上げられますが確…

『チェンソーマン』アニメ8話までと原作第一期

中華ドラマにはまっていたせいもありここで原作再読とアニメ8話まで再鑑賞。 ネタバレしますのでご注意を。 原作読み返してもあっさりとは頭に入ってこない。 難しいですがそれが楽しいです。 今気になっているのは 「マキマが支配の悪魔だ」 ということです…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その10

原題:鬓边不是海棠红、英題:Winter Begonia 鑑賞終了しました。 あまりの感動に言葉もありませんが頑張って少し書いてみます。 ネタバレしますのでご注意を。(『覇王別姫』に関しても) よく練られた素晴らしい脚本でした。 もちろん中華ドラマらしい大げ…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その9

第42話まで鑑賞。 ネタバレしますのでご注意を。 上の画像は細蕊の後継者たる小周子。女役姿が圧倒的に愛らしいです。 醜悪な大日本帝国軍の話があまり続かなくて嬉しいです。 鳳台がからかってくれるのでほっとしました。 間抜けな存在として表現するので十…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その8

嫌な話が始まりましたが私としては大日本帝国軍人がどんな非道に描かれても否定する気はありません。むしろもっと非道だったとよけいに怒りがこみあげてきます。 かなり抑えての表現なのではないでしょうか。 日本軍の醜態を見て更に戦争というものがどんな…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その8

原題:鬓边不是海棠红、英題:Winter Begonia) エピソード34まで鑑賞。 とうとう恐ろしい日本軍が来てしまった。この恐怖感っていったいなんなのだ? しかし曹万鈞の言葉は辛辣でもある。 「我が国が内部分裂している間に日本は強くなってしまった」 彼らに…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その7

しばらく入り込んでしまいました。 エピソード30まで鑑賞。 ネタバレしますのでご注意を。 仲睦まじく出来すぎの夫婦に思えた程鳳台夫妻がケンカして別居状態に。 といっても原因は妻の弟。いかにも金持ちのボンボン的な范漣はとある女性と関係して子供を作…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その6

原題:鬓边不是海棠红、英題:Winter Begonia) エピソード23まで鑑賞。 テレビで見かけた回に追いつきました。 この回で出会えたのは幸運でした。どの回でも惹かれたかもしれませんがこの小周子との出会いは確かにはっとします。これ以後どうなるかは私はま…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その5

原題:鬓边不是海棠红、英題:Winter Begonia) 19話まで鑑賞しました。 このドラマに出会えたことに感謝するばかりです。 激動の中国史上、長い歴史を背負う京劇の若き才能・商細蕊はさらに古い歴史を持つ崑劇の名手でもあります。彼は梨園に育ち字の読み書…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その4

原題:鬓边不是海棠红、英題:Winter Begonia) エピソード16まで鑑賞。 京劇のすばらしさ、細蕊の美しさを堪能しました。 京劇を題材にした作品といえばどうしてもレスリー・チャンの『覇王別姫』を思い出さずにはいられません。 あの作品では蝶衣の兄弟子…

『水星の魔女』第7話まで

『水星の魔女』淡々と観てきたのですがやはりここらでちょいと書きたくなりました。 他の方のレビューなど見て感心しきりなのですがとにかく盛り上がっていると思います。 ファーストガンダム世代でもちろんファーストが大好きなのですが(そしてΖ)そのうえ…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その3

原題:鬓边不是海棠红、英題:Winter Begonia) エピソード8まで鑑賞。 ネタバレしますのでご注意を。 『瓔珞<エイラク>』スタッフ作品ということで『瓔珞<エイラク>』で見知った顔と再会できてうれしい。 特に瓔珞の義兄・袁春望(王茂蕾)との再会は嬉し…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光 その2

原題:鬓边不是海棠红、英題:Winter Begonia 黄暁明(ホアン・シャオミン)演じる程鳳台見惚れてしまうかっこよさです。 彼は西洋に留学していたこともあって京劇よりも西洋の映画のほうが良いという嗜好なのですがふとしたことで商細蕊と出会い彼を知るごと…

『君、花海棠の紅にあらず』 恵楷棟 温徳光

原題:鬓边不是海棠红、英題:Winter Begonia テレビ放送で20話あたりを偶然見かけてしまい目を奪われてしまいました。 後で調べたらこれも『瓔珞<エイラク>』スタッフ製作ということでその力量に驚かされます。 とにかく途中からでは我慢ならないのでこれも…

『機動戦士Ζガンダム』宇宙を駆ける

何度観ても衝撃を受けてしまいます。 しかし本当の戦争はこんな風に怒りを爆発させるようなことはできないのだと思います。 どんなに怒ってもその憤りが憎むべき相手を倒すことなどはない。 だからこそ富野氏は特別な力を少年に与えるしかなかったのですが。…

『機動戦士Ζガンダム』地獄のほうへ

現在放送されている『水星の魔女』を観ながらみんな震えているのはガンダムシリーズが確実に地獄のほうへ進んでいってしまうのが予測できるからで。 ネタバレしますのでご注意を。 カミーユは結局フォウを救うことができない。 「ガンダムシリーズは反戦でも…

『機動戦士Ζガンダム』フォウとカミーユそして他の女性たち

フォウ・ムラサメがすごく好きなのです。でも悲しいなあ。 以前にも書いたと思いますがガンダムシリーズは女性の描き方が素晴らしくて多様性もあって惹かれる理由のひとつです。 フォウは典型的謎の美少女キャラなのですが短髪で緑の髪で唇が紫で日本のキャ…

『機動戦士Ζガンダム』いかに戦争が嫌なものかの確認をする

エピソード14でクアトロ=シャアとアムロの再会。 一気に様々な場面が蘇る。 やはりここのパートはとても惹きつけられます。 ガンダムの物語の中で新しく登場したカミーユはかつてニュータイプと言われ賞賛されたアムロ・レイと初めて会う。 アムロにはも…

『機動戦士Ζガンダム』富野由悠季  『水星の魔女』の補完としてその1

結局ゼータガンダム観なおしています。 よくファーストガンダム派と言い私自身そうなのですがそれゆえにか『ゼータ』が逆に気になっています。 当時観たことはあったのでしょうが今観なおしていてもその時にこの作品が理解できたはずもないと思われます。 も…

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』高山文彦

以前観ていて中断していたのですが再挑戦してみました。 ネタバレしまうのでご注意を。 この作品が名作と評される一方嫌う人もいるようですが私が中断してしまったのからもわかるように嫌うのは当然だと思えます。 なのになぜ名作と言われてしまうのかといえ…

『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』豊島圭介

何度目かの鑑賞。と言っても何が語られているのかまったく呑み込めてはいないのですが呑み込めないがために何度も観てしまいます。 以前YouTubeに上がっていた時も何度か観ていましたが映画としてまとめられ途中途中に現在の知識人方々の解説が入ることによ…

『銀河英雄伝説』夢、見果てたり

『銀河英雄伝説』何度目かの鑑賞終えました。 と言っても私には初めてきちっと観終えたようにも感じています。 昔初めて本作を観、小説を読んだ時実は本作を低く評価していたことは否めません。 もしかしたら私と同じような人はいるのではないでしょうか。 …

『銀河英雄伝説』シーズン3エピソード29

このタイトルを見ればそれだけで動揺する人がいるでしょう。 気が弱くて画像はこれしか貼ることができませんでした。 ネタバレしますのでご注意を。 知っているのにどうしても泣いてしまいます。 活躍してくれるのが当たり前と思っていてそれを失ってしまう…

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 その4

今回冒頭ではっきり『水星の魔女』イコールべネ・ゲセリット説が証明された(気がします) べネ・ゲセリットはフランク・ハーバート著『DUNE 砂の惑星』に登場する魔女製作委員会(勝手に名付けただけですが)による魔女養成学校システムのことであります。 …

『銀河英雄伝説』シーズン3 エピソード19あたり

今更なんですが原作者田中芳樹氏というか『銀河英雄伝説』はやはり帝国軍が好きなのだなあと思いました。 私自身は帝国軍嫌いというかラインハルトとキルヒアイスの関係が凄く苦手で正直言うとキルヒアイスが不気味で気持ち悪いのです。 私は完全ヤン・ウェ…

最近のYouTube受信状況は

最近YouTube話を書かなくなりましたが今も頻繁に観て(実際は聞いて)います。 そこで近況を簡単に記します。 一時期最も没頭していた「一月万冊」はすっかりやめてしまいました。もともとタイトル通り「本の紹介」をしてくれるというので安冨歩氏を中心に聞…

『銀河英雄伝説』シーズン3 11あたり

地球教のあたりです。 ネタバレしますのでご注意を。 もっとよくよく読み込み鑑賞せねばと思っているところです。 他の作品にあまり気乗りしないのだからじっくり本作にはまってみればいいのではなかろうかと。 ヤン・ウェンリーは大きな勝利を挙げ英雄と称…