1959年11月「サンデー毎日」(画像は映画より) 映画&ドラマは以前鑑賞済の有名な作品です。 なんとなくスティーヴン・キングにおける『スタンド・バイ・ミー』のような気がします。 むろんあの作品とはまったく違うのですが「十代に友だちがいなかった」松…
1959年6月~8月「週刊朝日」 昨日のどろどろ男女妄執劇とは違う本格的なミステリー物というのか。とはいえしっかりどろどろも混入している。 本作もまた六回もTVドラマ化されているという。 日本テレビドラマ界は松本清張なしでは成り立たないといえようか。…
『坂道の家』1959年1月~4月 六回もTVドラマ化されているというのはやはり本作の題材が「若い女にいれあげる中年男」というものだからでしょう。 松本清張小説は生々しい描写が凄まじく、だからこそ私は以前はまったく読むことができなかったのですがやっと…
『遭難』1958年10月~12月「週刊朝日」 以前映画鑑賞した『黒い画集 ある遭難』の原作です。 gaerial.hatenablog.com 私はまったく登山などしないのですが何故か凄く山岳話に興味があります。楽しい方ではなく怖い話に惹かれるのです。登山遭難のyoutubeまで…
2015年「講談社」 酒井順子氏で松本清張の小説の大枠を、この本で彼の生涯の細かなことを知ることができた。 これまでも清張氏の人生は自伝でも他の方の文からも聞いてはいたが本作はそれらになかった詳細なものが書かれていた。かなり調べられたのだろう。 …
1968年1月号~12月号「文藝春秋」 1968年(明治100年)1月号から12月号まで、月刊『文藝春秋』で1年間連載された「松本清張対談」。これまで一冊にまとまっていなかった伝説の連載が、2025年(昭和100年)に、新たな脚注を加えて初の書籍化。 1968年=明治百年と…
1963年8月号~1965年1月号「文藝」 本書は初めて読むのだがこれまで様々な場所で松本清張の作家以前の話を聞きかじっていたのでさながら復習しているかのような読書となりました。 作家以前、といっても清張氏は四十歳をすぎてからの作家デビューなので八十…
1959年(昭和34年)8月「婦人公論臨時増刊「美しき人生読本」」 自分が購入した『黒い福音』には”これ”が収録されていなかったのだがここにあったので小躍り。 さて読む。 ネタバレします。 昭和三十四年六月十一日午後七時半、スチュワーデス殺しの重要参考…
日記だとわかりやすい。とにかく文章が読みやすい。 ネタバレします。 ハノイ日記 第一帖 戦争に適応する街ハノイ (続き) 三月二十一日(木曜) 松本清張氏はベトナム文学芸術家協会副書記長バオ・ディン・ジアン氏と会見。 ベトナムでは1945年から二十年…
続けます。 ネタバレします。 松本清張氏と森本哲郎氏はハイフォンへ向かう。 その日は驚くほどの晴天で日が暮れると清張氏は空から照明弾が落ちてくるような気がして空を見上げた。 トンキン湾の海岸に近づき停泊中の外国船の灯が見えると赤い光が輝いて消…
1958年 読んでいて気づいたのは今更になって私はほとんどアメリカ映画などからの知識でベトナム戦争を見ていたのだということ。 つまり日本人なのにアメリカ人の視点で考えていたのだとここにきて気付いた。 この本を読んでいなければそのままだっただろう。…
『半生の記』を目的にこの本を選んだのだが同時収録されている『ハノイで見たこと』は単独ではあまり読むことができないようだ。 ネタバレします。 ハノイからの報告(1958年「週刊朝日」) 1968年3月19日、ベトナム戦争のただなか松本清張と当時朝日新聞記…
1962年「京都新聞社」他(初出) 「マジで松本清張を読んでいこう!」と思い立たなけれ絶対読まなかった作品だろう。 先日の酒井順子著『松本清張と女たち』で酒井氏がなんとなく不満を持っているのが却って気になった。 ネタバレします。 ヒロインは井沢恵…
1963年「文藝春秋新社」 ここに収録されています『熱い空気』かの有名なTVドラマ『家政婦は見た!』の原作だということを先日記事にした酒井順子著『松本清張と女たち』で初めて知りました。 TVドラマをまったく観ない私ですらタイトルは知っている(主演が…
と画像を出したのだが収録されているがこの表紙にはなぜか記されていない「エッセイ」を読んでの感想です。 ネタバレします。 数多く収録されたエッセイの中に「推理小説の発想」というのがあった。 松本清張は作家活動は40代を過ぎてからではあるが、1951年…
1963年「女性自身」光文社 松本清張唯一のSFが「女性自身」に掲載されていたというのがおもしろい。 つまりこれは女性向け作品なのだ。 ネタバレします。 普通におもしろかった。 ごめん、ちょっとだけ侮っていた。 確かに、SFはリアルであればあるほど面白…
1959~60年「週刊コウロン」連載/1961年「中央公論社」 1959年3月実際に起きたBOACスチュワーデス殺人事件を元にフィクションの形で推理した著作である。 ネタバレします。 先日読んだ酒井順子著『松本清張と女たち』の中でも特に気になった本作。 早速読ん…
ネタバレします。 母と妻と松本清張 15 清張の母、清張が描く母 この項の書き出しは本著で最も不思議な感覚、奇妙というか違和感というか謎めいたものだった。 と言っても作者の酒井順子氏に対してそう思ったわけではなく酒井氏が疑問を持ったことに「それ…
ネタバレします。 昭和の女と松本清張 9 殺す女、殺される女 ここで紹介されている作品で『声』だけは読んでいた。 これは衝撃的な話であり同時に興味深い作品だった。 新聞社の電話交換手を務めていたヒロインは数多くの声を聴き分けられるという能力を持…
続けます。 ネタバレします。 5 転落するお嬢さんたち 紹介される小説の中で一作品だけ知っている。『霧の旗』である。 それにしてもこの本は凄まじい企画である。 ひとりの作家を分析していくという評論は数あろうがそれが松本清張のような膨大な作品のもの…
2025年「新潮社」 松本清張小説をほんの少ししか読んでいないのにこの本を読んでいいのか迷ったがやはり気になり手に取ってしまいました。 松本清張の小説の魅力と人気は女性たちの存在にあり、と思っているからです。 一時期にはベストセラーとなった本の多…
1962年「松竹」 田中絹代が監督として手掛けた六作品の最後の映画作品であります。 私としては『乳房よ永遠なれ』『月は上りぬ』に続いて三作目の鑑賞です。 ネタバレします。 前に観た二作品同様「女性の生き方」を徹底的に描いた作品だった。 最後の作品だ…
2023年「彩プロ」 裁判ものを観たいと思って探し出てきたのが本作でした。 日本映画のようなのに監督も脚本も日本名ではない。 出演者は日本の俳優。 さらに裁判の映画である。 不思議と思いながら鑑賞しました。 ネタバレします。 監督はアンシュル・チョウ…
ネタバレします。 昨日に続き本名で書いていく。 迫水久恒氏本人はこの時34歳。そして首相救出に向かった憲兵特務班班長小坂慶助は36歳。よくこの救出作戦を考え出し実行したものである。 二・二六事件。青年将校らによる反乱。将校らは日本を立て直すと考え…
1962年「東映」 今回の「U-NEXT」配信鑑賞で最も「観られて良かった」となったのは本作である。 昨日まで残りの期間消化に思案していたのだが本作に気付いて慌てた。 「これのこと、忘れていた」 とはいえ本作が面白いかどうかは観てみなければわからない。…
2015年 次に観る作品を探していてなかなか見つからず、つい『武則天』開始してしまったら面白く観てしまった。 続けるかはわからないがもう少し観ようかな。 『如懿伝』以来の中国歴史ドラマに見入っています。 武則天は唐代の次の武周王朝を作った中国唯一…
2017年「ユニバーサル・ピクチャーズ」 本作品名を知ったのはかなり以前で気になってはいたのですが自分の好みがどうしてもこういう「普通の女の子の青春」的なものを選ばないのでそのままになっていました。 先日ライアン・ゴズリング目的で『バービー』を…
2013年「ワーナー・ブラザース」 ついに今回のライアン・ゴズリング映画作品のほんとうの最終回になったようだ。 (また出てきたら喜んで観るが) 最初に書いておくが本作はほぼ記事にする必要はないようだ。 前にも書いたようにライアン・ゴズリングは順調…
2011年「コロンビア・ピクチャーズ」 U-NEXTにまだライアンあったよシリーズ第二段。 しかも主演なのに表示されなかった、という恨み。気づいたからよかったようなものの。 ネタバレします。 ジョージ・クルーニー監督作品。先日観たライアンア・ゴズリング…
2015年「ワーナー・ブラザース」 昨日「ライアン・ゴズリングを映画14作品から考える」を記事にして満足して別作品に進もうと思って次の物件探していたら「U-NEXT」で「ライアン・ゴズリング作品いかがですか」とばかりに数作品が表示された。 「なんですと…