ガエル記

散策

『マイケル・ジャクソンの思想』安冨歩

マイケル・ジャクソンが1992年10月に行ったブカレストのライブを中心に収録されたライブDVDからの考察でありました。 急遽このDVDを購入して読みました。 以下ネタバレになりますのでご注意を。 購入する際amazonでのレビューが目に入りました。もとも…

マイケル・ジャクソン

安冨歩著『マイケル・ジャクソンの思想』を読む予定なので予習としてマイケルの動画をYouTubeで観ていたらそれだけでもう泣けてきました。 安冨さんはマイケルの逝去を聞くまで彼を知らなかったとどこかで言われていましたが、私はどっぷりはまりこんでいま…

『スワロウテイル』岩井俊二

1996年公開当時から非常に話題になった作品ですがこれまでちゃんと観たことがありませんでした。たぶんちらりと観て惹きつけられなかったためだと思います。今回観た理由は本作にアリ・モリズミさん(デイブ・フロム氏との陰謀オカルト対談で惚れ込んでしま…

The Shaggs 最高で最悪のバンド・・・でもすばらしい【The Dave Fromm Show 陰謀コーナー ベスト・セレクション】

理論を超えた最高で最悪のバンド!? Shaggs【The Dave Fromm Show 陰謀コーナー ベスト・セレクション】 昨日デイブ&アリもう出てこないみたい、と書いたのですが案外ぽろっと出てきました。 しかもかなり深いヤツです。 タイトルが「理論を超えた最高で最…

『八月の狂詩曲(ラプソディ―)』黒澤明

こんなに良い映画だったんだなあ、としみじみと感じました。 黒澤監督後期の作品で時代劇でもアクションものでもないようなのでなんとなしに見送ってしまっていましたが、とんでもなく素晴らしい映画でした。 やはり黒澤映画らしいがっしりとした骨太な感覚…

『蝶々夫人』プッチーニ

youtu.be レナータ・ティバルディ『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」 『蝶々夫人』の物語を「読んで」しまうとかつてはびこっていた女性の立場の空しさだとか男女の性差を感じて嫌気がさすのですが、オペラとして歌声を聞くと歌詞を読んでいても気にならな…

『サーミの血』アマンダ・シェーネル

とんでもなく心に食い込んでくる映画でした。あっという間に観終えてしまった気がします。 女性主人公クリスティーナという名前は偽物で本当の名前はエレ・マリャである彼女はスウェーデン人として生活をしてきたのですが本当は「サーミ人」でした。 かつて…

『わが谷は緑なりき』ジョン・フォード

宮崎駿アニメ作品『天空の城ラピュタ』を知っている人はこの映画が濃く影響していると感じるでしょう。 登場人物の善良さにも感じます。 冒頭のよくとおる呼び声がラストに関係してきます。炭鉱で働く村人が歌うことが好きで歌声が素晴らしい、ということに…

『コットンクラブ』フランシス・フォード・コッポラ

ポスターでもわかるように当時ばりばりの二枚目俳優だったリチャード・ギアと同じく美しいダイアン・レインによる暗黒街の恋物語、という映画ですが映しておきたかったのは黒人ダンサーたちのタップダンスだったに違いない、と私は思っています。 というのは…

「ボヘミアン・ラプソディ」ブライアン・シンガー

遅まきながらついに映画館で観てまいりました「ボヘミアン・ラプソディ」 私は熱烈なクイーンファンだったわけではありませんが、洋楽が好きだった50代人間なら当然の如くその楽曲を知らぬはずもなく。 少女マンガなどでその知識を得たり、サッカー会場で「…

ダイナミック琉球/イクマあきら

ダイナミック琉球/イクマあきら まったく彼の存在を知らなかったのですが2018年甲子園大会の沖学園の独唱を聞いて以来(後でYouTubeで観たんですが)繰り返し聞いています。 だいたい何度か聞くと飽きてしまうものですがどういうわけか何度聞いても飽きない…