2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧
不思議なドキュメンタリーだった。 ネタバレします。 「私はミステリーを書いていない」と言う。 『見知らぬ乗客』『リプリー』(つまりは『太陽がいっぱい』)の原作者でありながらそんなわけはないだろう。 彼女を評して「欧米ではアガサ・クリスティに並…
以前は映画・ドラマ記事を書き続けていた私ですがこの数年(たぶん横山光輝沼にはまってから)マンガひとすじになってしまい映像作品を見ると退屈で耐えられなくなってしまいました。 昨日まで「諸星大二郎作品」に没頭していたのですがアマゾンプライムで本…
モーニング増刊「月刊モーニングtwe」2021年12月号~3月号、5月号~8月号 ネタバレします。 【第十二回 勇躍して双童師命を受け 機を見て公主戦場を走る】 悟空の前に再びサソリ女が現れ激しい戦いとなる。 共にいたアシャイバンダクは持っていた剣を蹴落と…
ネタバレします。 【第八回 悟空 児を捜して寧城に入り 牛王 威を顕して陋巷を震わす】 悟空は再び双子と一緒に行動することになる。 行先は寧戎城である。 双子は祆教寺院に悟空はバザールへ行って古着屋を捜そうとしていた。 が、暴動のためかバザールは荒…
ネタバレします。 【第四回 城外に悟空 毬を追い 市場に公主 虎を見る】 約束通り悟空は玄奘と共に公主の邸に行く。中華風の屋敷であった。 公主の母君は玄奘に懐かしい隋の話をしてほしいと所望する。 その間、悟空は公主に付き合うことになる。 公主とその…
今になってここも『西域篇』だと気づきました。その中の「火焔山の章」だったのですね。 ネタバレします。 【第1回 聖僧 夜を徹して高昌を目指し 行者 山中に孤兒群を見る】 五世紀末から七世紀にかけて西域トルファン盆地に高昌国はあった。 漢族の麴氏が支…
前編は2011年12月21日「モーニング4・5合併号」(後編わからず) タイトルの読みは『げきりょきだん』であります。「げきりょ」とは宿屋のことらしいです。 ネタバレします。 こ・れ・は! さすが諸星大二郎と言う作品だった。 唐代の中国を舞台にして妖怪を…
ネタバレします。 【第34回 一雄 往きて突厥に独り挑み 三騎 並びて胡兵を迎え撃つ】 イリーシュカは悟空に会うなり「なぜ私の邪魔をした」と咎める。トルークシュを殺す邪魔をしたからだ。 悟空は「キルク族が落ち着ける場所を作るよう西突厥に交渉をさせる…
ネタバレします。 【第32回 胡娘 鋭舌にて心猿を責め 吐窟 甘言にて悟空を宥む】 至近距離で本当に外さないか試してやるという悟空とそれに応じようとするイリーシュカをイリクは止める。 イリーシュカは矢を収め「なぜ弟を連れて行った?」と問う。 カマル…
ネタバレします。 【第27回 女怪 箱より出でて毒爪を振るい 悟空 薩宝邸を大いに鬧がす(承前)】 ヴァンダカ率いる射手の列はサソリ女に向かい一斉に矢を射るがサソリ女はまっすぐに突っ込んできた。 矢の方向に直線になることで被害を最小限にしたのだ。 …
ネタバレします。 【第22回 孤影 ふたたび強箭を射 祆僧 夜陰に怪を視る】 アマルカを追ってひとり馬を駆る悟空は岩場に入り込みふたたび謎の射手に襲われる。 悟浄は祆教徒たちと行動を共にし夜になって火をつける時息を吹きかけて咎められる。 マルボーロ…
毒敵山の章 ネタバレします。 【第19回 八戒 酒を欲して浄財を偸み 胡婦 企みを懐きて妹を訪ぬ】 玄奘一行はようやく伊吾国の中心伊吾城へ入ることができた。 ここには仏寺がいくつかありそのひとつに宿泊することになった。 八戒はもともと欲深いので今でも…
ネタバレします。 【第16回 童女 城に入りて祆僧を誑かし 悟空 怪を追って胡宅を鬧がす】 砂漠の描写が続いた後に湿気を感じさせる夜の描写が多い粟特城回は諸星大二郎の特色が色濃く表れている。 粟特城門内に入ったアマルカはナササラルの者たちに見つかり…
ネタバレします。 【第13回 胡兵 馬を連ねて悟空を襲い 単騎 虚を突きて強箭を射る】 悟空はカマルトゥブを後に乗せて馬を急がせた。 だが前方から騎馬集団が攻撃してきた。 応戦する悟空を取り囲む騎馬隊。 それを止める男が現れる。 それでも騎馬隊の攻撃…
ネタバレします。 【第9回 流沙河を去りて 伊吾に至り 胡宅に宿を借りて 復た妖を見る】 『西遊記』にのっとって悟空・悟能・悟浄をつれた玄奘三蔵。 しかし本作では悟空は弟子のつもりはない。 そして西域を知っている悟浄によって案内されながら旅をする。…
ネタバレします。 【第6回 流沙を脱して二僧 死を逃れ 死者を倒して行者 水を得る】 窮地に悟空が現れ玄奘は喜びその名を呼ぶ。 悟空と仮面の男の戦いが始まる。 が、仮面の男は流沙の上を歩くことに慣れており悟空はどうしてもうまく動けない。 それでも悟…
西域篇 入ります。 こちらはまったくの初読みです。 ネタバレします。 【第1回 校尉 意気に感じて客を通し 悟空 唐僧を追って烽を破る】 玄奘と悟空たちはそれぞれ別々に進み、大唐国の国境玉門関を遠くに望み瓠蘆河に木を倒して渡り禁忌である密出国を犯し…
ネタバレします。 【第96回 玄奘 玉門を望みて河を渡り 通臂 革袋に入りて讐を報う】 玄奘、石槃陀、八戒の一行は玉門関を遠くに望みながら気取られぬように瓠蘆河に切った木を渡しゆっくりと馬を引いて渡った。 ついに玄奘は密出国を犯したのである。 羅刹…
ネタバレします。 【第92回 通臂 甕を転がして行者を悩まし 妖虫 錦を食いて腹中に入る】 あれほど執拗に悟空を追い詰めていた黄袍があっけなく死んでいた。 加害者である石方相もまた黄袍の毒矢によって苦しみながらも百花羞を捜している。 ちゃっかり漁夫…
ネタバレします。 【第90回 孫行者 岩窟院を脱れ 丘秀才 金蚕蠱を調う】 岩窟院堂守が百花羞を襲い石方相がこれを追い払う。 小柄な堂守はするりと岩窟の穴に入り込んだが大男の石方相はその穴から入るのはできず馬鹿力で穴を壊し始めた。 中では一升金を抱…
巫蠱の章 ネタバレします。 【第86回 瓜州に至りて強風 更に吹き 玉門を前に法師 心乱る】 瓜州に向かう玄奘と悟空は強風に吹かれる。 通臂公は駱駝の壺に入って移動してきた。 巫蠱使いの男と出会い旅を共にする。 瓜州の寺で玄奘は高僧に「どうしても西域…
ネタバレします。 【第83回 両雄 空材に戦い 孤僧 巫蠱を破る】 火井鎮では婆の占いが当たった。禍がやってきたと騒ぎになる。 昼間から大トカゲが徘徊し人々は逃げ惑った。 一升金はその様子を見て析易居士は三流だと罵る。 八戒はうっかり寝込んでしまい目…
火井鎮の章 ネタバレします。 【第78回 陰風 凄々として砂漠を吹き 聖僧 促々として荒野を過ぐ】 こうしてシン・羅刹女は悟空そして玄奘と出会う。 羅刹女は悟空が気に入ったらしく突如襲いかかりそして去っていく。 西域を目指し八戒は駱駝に乗って旅を続け…
【第74回 真の聖僧 水滸に宿を借り 仮の玄奘 甘州に言をもて弄す】 冒頭、玄奘と悟空が言い争いをする。 珍しいなと思っていたらこれは布石であった。だろうて。 しかしこの後さらに珍しいとは言えないほどの怖ろしい事件が起こる。 一見普通の農民に思えた…
ネタバレします。 【第71回 百年の仙根 まさに絶えんとし 連理の霊樹 永に生きんとす】 旅を続ける玄奘・悟空一行は砂漠を行くとたちまち砂嵐に包まれてしまう。 その行く手にも扶桑夫人の胞子が化けた植物が生えていたがすでにすっかり枯れ切っていた。 悟…
ネタバレします。 【第67回 方相 市を鬧がして蛮力を誇り 李靖 花を摘まんと鸚鵡を贈る】 狼頭堡で玄奘を捜しまわる悟空は百花羞を見かけその家を訪ねる。 そこに悟能がおりさらに百花羞目当てに来た李靖とお嬢様を守ろうとする石方相が入り乱れて大騒ぎとな…
ネタバレします。 【第64回 五荘観に唐僧 人参を届け 霊芝谷に悟空 嬰児を拾う】 狼に襲われた玄奘を救った道教の師らは玄奘を五荘観という道観に連れて行く。 与世同君という人物の棲み処だという。 道教の師らは玄奘に届けていただきたいものがある、と言…
ネタバレします。 【第60回 黄風の中 大王刀を振るい 砂塵の内 悟空 谷を走る】 これまでと違う悟空。 明確に自分がどうするべきかを考えながら戦い始める。 旅芸人たちは逃げ出す。 玄奘もその中にいる。 しかし黄風大王は旅芸人たちを見逃したわけではなく…
ネタバレします。 【第59回 驕りて城門にいのちを落とし 黄風 死児を冥婚させんとす】 李都督は野盗ふぜいが涼州を襲ったことに苛立つ。 黄袍は負傷していたが牢から救い出された小旋風が門を出る寸前、手下どもの目が離れた隙を狙い殺してしまう。 大王の息…
ネタバレします。 【第57回 通臂 術を弄して玉女を招き 細作 薬を売りて悟空を誘う】 恵岸行者そして黄袍が暗躍する中で悟空は旅芸人一行から抜け出した。 恵岸行者は通臂公の行き先を見つけ通臂公はそこで玉女降臨の術を披露する。 そして李都督は玉女を招…