憑依と抵抗
ネタバレします。 6 呪術化する社会主義 島村氏はポスト社会主義モンゴルにおいてシャーマンが増えていく現象を「活性化」=リバイタリゼーションという言葉で表している。 「復興」=リバイバルではなく。 その背景には社会主義時代シャーマニズムは滅んだ…
ネタバレします。 第2部 社会主義のパラドクス 4 秘教化したナショナリズムーチンギス・ハーン言説の”誕生”と挫折、秘教化(1921-53年) 十六世紀末からチンギス・ハーンは仏教的な転輪聖王と捉えられるようになって以来神格化が進んでいったのが近代とな…
ネタバレします。 2 地下資源に群がる精霊たちー鉱山開発とシャーマニズム 2010年春、ウランバートル郊外のガチョールトという炭鉱の町で筆者はとある男性シャーマンの言葉を聞く。 「精霊は地下資源が好きなんだよ」 遊牧民であるモンゴル人は牧草地の保全…
ネタバレします。 【第1部 グローバル世界を呻吟する】 1 シャーマニズムという名の感染症 ここで最も気になったのは「逆転する社会関係」という項目だ。 例えば家事だけをしている30代女性の話。 同居する両親や高収入の妹に対して頭の上がらないこの女性…
『シャーマニズムの増殖』に引き続き島村一平著書を読んでいきます。 「排除/憑依/反抗」をキーワードにいまだにしられざる現代モンゴルの真相を明らかにする。 (カバーそでより) ネタバレします。 【はじめに】 ここで多くの日本人が想像する「モンゴル…