ガエル記

散策

『ラ・ラ・ランド』デミアン・チャゼル

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最初に観た時は良さがわからなかったのですが何度か観るたびに良いなと思えてきた作品です。

 

ネットフリックス、もうどう探しても観たいのがみつからないのですでに録画してる『ラ・ラ・ランド』をネトフリで観るという変なことしています。

分析や解釈など必要ない素晴らしい内容です。ふたりのダンスシーンと恋愛物語はただもう見惚れているだけでいいのではないでしょうか。

 

とはいえ少しだけ。

主役が歌や踊りの名手ではないのに、今はだからこそ胸に落ちるミュージカルになるのかもしれません。

主演のエマは可愛いけどファニーフェイスとも言えそうな顔立ちでゴズリングはそんなに長身ではないうえに夢見るような美男子ではないのも今風で良いのです。

 

こんな青春や生活をしていたわけでもないのになぜか懐かしい気持ちになってしまうのはどうしてなのだろう。

 

映像や音楽の魔法なのだろうと思う。

 

泣きたいような切ない気持ち、きっとこの映画を観て好きになった人は皆同じような思いを持ってしまったのだろう。