画像は映画『タイム・マシン』です。
タイム・トラベルという題材は現実にあり得なく馬鹿々々しいと思うのですが同時に人間性を問える興味深いものでもあります。
どの時代どの時間に行くのか何を見ようとするのか何を変えようとするのか。地球そのものか、人類の歴史か、自分自身を優位にすることなのか。
それとも知るだけで変えることはできないのか。
有名な作品に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』があり今でも非常な人気があります。そして現在も『東京リベンジャーズ』が話題となっていますがどちらにも興味も持てず好きになれないのはやはりその目的なのです。
そのタイムトラベルは恐ろしいものでした。
そして元の場所へ戻るのは至難でした。
このマンガは1970年代の作品なのに出会えたのはつい最近のことでした。
つまりすでに50年近く作品設定の恐怖時代に近くなってしまったことになります。
そしてその可能性はますます高まっているように思えてなりません。
そんな中でも登場するこどもたちは世界を良くしたいと試行錯誤するのです。
しかしその試行錯誤は絶望的とも言えます。
ここまで凄まじいタイムトラベルものは稀有でしょう。
絶対に体験したくないタイムトラベルものなのです。
そこが他の作品とは大きく違うのです。