ガエル記

散策

2026-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『松本清張の女たち』酒井順子  その1

2025年「新潮社」 松本清張小説をほんの少ししか読んでいないのにこの本を読んでいいのか迷ったがやはり気になり手に取ってしまいました。 松本清張の小説の魅力と人気は女性たちの存在にあり、と思っているからです。 一時期にはベストセラーとなった本の多…

『お吟さま』田中絹代/主演:有馬稲子

1962年「松竹」 田中絹代が監督として手掛けた六作品の最後の映画作品であります。 私としては『乳房よ永遠なれ』『月は上りぬ』に続いて三作目の鑑賞です。 ネタバレします。 前に観た二作品同様「女性の生き方」を徹底的に描いた作品だった。 最後の作品だ…

『赦し』アンシュル・チョウハン/主演:松浦りょう

2023年「彩プロ」 裁判ものを観たいと思って探し出てきたのが本作でした。 日本映画のようなのに監督も脚本も日本名ではない。 出演者は日本の俳優。 さらに裁判の映画である。 不思議と思いながら鑑賞しました。 ネタバレします。 監督はアンシュル・チョウ…

『二・二六事件 脱出』小林恒夫/主演:高倉健&三國連太郎 その2

ネタバレします。 昨日に続き本名で書いていく。 迫水久恒氏本人はこの時34歳。そして首相救出に向かった憲兵特務班班長小坂慶助は36歳。よくこの救出作戦を考え出し実行したものである。 二・二六事件。青年将校らによる反乱。将校らは日本を立て直すと考え…

『二・二六事件 脱出』小林恒夫/主演:高倉健&三國連太郎

1962年「東映」 今回の「U-NEXT」配信鑑賞で最も「観られて良かった」となったのは本作である。 昨日まで残りの期間消化に思案していたのだが本作に気付いて慌てた。 「これのこと、忘れていた」 とはいえ本作が面白いかどうかは観てみなければわからない。…

『武則天-The Empress-』高翊浚/主演:范冰冰

2015年 次に観る作品を探していてなかなか見つからず、つい『武則天』開始してしまったら面白く観てしまった。 続けるかはわからないがもう少し観ようかな。 『如懿伝』以来の中国歴史ドラマに見入っています。 武則天は唐代の次の武周王朝を作った中国唯一…

『レディ・バード』グレタ・ガーウィグ

2017年「ユニバーサル・ピクチャーズ」 本作品名を知ったのはかなり以前で気になってはいたのですが自分の好みがどうしてもこういう「普通の女の子の青春」的なものを選ばないのでそのままになっていました。 先日ライアン・ゴズリング目的で『バービー』を…

『L.A. ギャング ストーリー』ルーベン・フライシャー

2013年「ワーナー・ブラザース」 ついに今回のライアン・ゴズリング映画作品のほんとうの最終回になったようだ。 (また出てきたら喜んで観るが) 最初に書いておくが本作はほぼ記事にする必要はないようだ。 前にも書いたようにライアン・ゴズリングは順調…

『スーパー・チューズデー 正義を売った日』ジョージ・クルーニー/主演:ライアン・ゴズリング

2011年「コロンビア・ピクチャーズ」 U-NEXTにまだライアンあったよシリーズ第二段。 しかも主演なのに表示されなかった、という恨み。気づいたからよかったようなものの。 ネタバレします。 ジョージ・クルーニー監督作品。先日観たライアンア・ゴズリング…

『ロスト・リバー』ライアン・ゴズリング/監督:ライアン・ゴズリング

2015年「ワーナー・ブラザース」 昨日「ライアン・ゴズリングを映画14作品から考える」を記事にして満足して別作品に進もうと思って次の物件探していたら「U-NEXT」で「ライアン・ゴズリング作品いかがですか」とばかりに数作品が表示された。 「なんですと…

ライアン・ゴズリングを映画14作品から考える

「UーNEXT」「アマゾンプライム」で現在観ることができるライアン・ゴズリング出演映画14作品を鑑賞しました。 特にその後にまとめ感想を書くつもりはなかったのですがゴズリング出演作品の流れがあまりにも意味があるものに思えて書かずにはおれなくなりま…

『バービー』グレタ・ガーウィグ/出演:ライアン・ゴズリング

2023年「ワーナー・ブラザース」 タイトル、出演:ゴズリングとは何事か、主演:マーゴット・ロビーを書くべきだろとお怒りの向きもあるでしょうが本記事、ゴズリング映画鑑賞シリーズなのでご容赦を。 前回もう少し『ファースト・マン』を続けて観ようと思…

『ファースト・マン』デイミアン・チャゼル/主演:ライアン・ゴズリング

2018年「ユニヴァーサル・ピクチャーズ」 ライアン・ゴズリング映画でこれだけはちゃんと鑑賞した映画ではありましたが長尺ではあるし深淵な物語なのでもう少しきちんと観ていきたい。 ネタバレします。 アメリカ映画の中で特に重要なジャンルである「男の美…

『ブレード・ランナー 2049』ドゥニ・ヴィルヌーヴ/主演:ライアン・ゴズリング

2017年「ワーナー・ブラザース」 予習もしっかり行っての本作鑑賞に挑みましたが現在の私はあまりこの映画を楽しむ気分ではなさそうです。 ネタバレします。 前作の『ブレードランナー』を基盤として優れた作品に仕上がっているのは把握できるのですが昨日の…

『ブレードランナー』リドリー・スコット/ハリソン・フォード主演

1982年「ワーナー・ブラザーズ」 本来ならここでライアン・ゴズリング出演『ブレードランナー2049』を観る順番なのだがそのためにも本作を観ねば、ということで鑑賞します。 ネタバレします。 という理由で観始めたのだけどあまりのすばらしさにうっとり…

『ソング・トゥ・ソング』テレンス・マリック/出演:ライアン・ゴズリング

2017年「ブロード・グリーン・ピクチャーズ」 これもまた奇妙な映画だなあ。 ゴズリング映画鑑賞飽きさせない。 ネタバレします。 正直に言うと本作品がまったく嚙み砕けず呑み込めないんだけど察せられる限りで書いてみる。 ライアン・ゴズリングが『ラララ…

『ラ・ラ・ランド』デミアン・チャゼル

2016年「サミット・エンターテインメント」 さすがにこれは観ていたし、しかも数回観ていたけど今回が一番集中して観てしまった。 ネタバレします。 最初観た時はまあまあ面白いくらいだったしニ三度目には前観た時より良かったな、といった印象を持っていた…

『ナイスガイズ!』シェーン・ブラック/出演:ライアン・ゴズリング

2016年「ワーナー・ブラザーズ」 私的にはライアンは寡黙なマッチョよりこういう軽薄ダメ男のほうが好きな気がする。 そして映画も最高に面白かった。 ネタバレします。 のっぽなライアンとキュートな女の子アンガーリーの父娘にタフガイラッセル・クロウ と…

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』アダム・マッケイ/出演:ライアン・ゴズリング

2015年「パラマウント映画」 寡黙でミステリアスな主役から一転、パンチパーマで滔々と弁じる男で脇役となる。 ネタバレします。 金融界の物語で私にはさっぱりわからないが本作の主役はクリスチャン・ベール演じる変人マイケル・バーリではなくスティーブ・…

『マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン』リブ・コーフィックセン

2014年 映画『オンリー・ゴッド』の裏側をニコラス・W・レフンの妻であるリブ・コーフィッツが夫にインタビューしながら撮影していく。 ネタバレします。 なかなか手ごわかった『オンリー・ゴッド』 監督の頭はどうなってるんだと思ってメイキングを見たら案…

『オンリー・ゴッド』ニコラス・ウィンディング・レフン/主演:ライアン・ゴズリング

2013年「Wild Side Films / Le Pacte」 ここんとこ映画鑑賞をさぼっていたのでいつの間にか映画世界がすっかり変わってしまった気がしてきた。 ゴズリング映画鑑賞期間いろいろと勉強になります。 ネタバレします。 実をいうと本作映画においては解読するの…

『ドライブ』ニコラス・ウィンディング・レフン/主演:ライアン・ゴズリング

2011年「フィルム・ディストリクト」 今回のゴズリング映画鑑賞では初の主演ゴズリング映画作品である。 ネタバレします。 本作の感想評価は難しい。 私的にはあまり良い映画とは言いたくないのだがゴズリング演じた名無しのドライバーは嫌いにはなれない。 …

『ラブ・アゲイン』グレン・フィカーラ& ジョン・レクア/出演:ライアン・ゴズリング

2011年「ワーナー・ブラザーズ」 私にはラブコメを観る資格がない。 今更気づく。 ネタバレします。 ライアン・ゴズリング出演映画を鑑賞し続けてみよう、と計画し最初の2本は「むむむ」だったがそれなりに評論してみた。 3本目は素晴らしくて本作4本目。 他…

『ステイ』マーク・フォースター/出演:ライアン・ゴズリング

2005年「20世紀フォックス」 ついに「良い映画らしい映画」となったー。 ネタバレします。 とはいえ、ライアン・ゴズリングはこの映画にとって「最適解」なのだろうか、とつい思ってっしまう。 もしかしたら私は「ライアン・ゴズリング」という俳優に納得が…

『きみに読む物語』ニック・カサヴェテス/出演:

2004年「ニュー・ライン・シネマ」 また変な映画を観てしまいました。 ゴズリング探求はなかなか大変です。 ネタバレします。 アメリカ映画はどうしてこうも男性の純愛物語という話が好きなのか。 特にこの物語はどうしても有名作品『グレート・ギャッツビー…

『完全犯罪クラブ』バーベット・シュローダー/ライアン・ゴズリング出演

2002年「ワーナー・ブラザース」 突如、映画鑑賞月間に入ってしまいます。 映画を色々観たくなったのだけどアマプラ&wowowではまったく埒が明かず急遽U-NEXTに加入することに。 なので当分映像鑑賞記事になる予定です。 今回はライアン・ゴズリング目的での…

『TATSUMI 増補版』辰巳ヨシヒロ

2015年「青林工藝舎」 むろんこの初版年はこの本の発行年です。 それぞれの作品は1970年から1972年そして1979年の一作品が収録されています。 amazonでの説明には 2011年、カンヌ映画祭〝ある視点〟部門にノミネートされ、 大きな反響を呼んだ「TATSUMI」(エ…

『昭和天皇物語』能條 純一 その24

ネタバレします。 第142話◎関 行男 特攻に向かった関行男が戻ってきたのは天候の悪化と燃料状況により攻撃を断念したためだった。 落ち込む関を上官は励ます。 が、関行男の敷島隊は23、24日の出撃も悪天候に阻まれる。 が、25日関行男は特攻を果たす。 第14…

『昭和天皇物語』能條 純一 その23

最新刊の18巻を購入読了しましたが前回記事が2025年8月9日でさすがに間が空きすぎなので17巻をもう一度読みました。 なので17巻については軽く触れます。 ネタバレします。 第17巻(読み返し) というか・・・とにかくだ二次世界大戦太平洋戦争において敗戦…

『日本遠国紀行』道民の人 その4

ネタバレします。 第5章 隠れキリシタンを訪ねて ───島原・天草巡礼記(長崎・熊本) 北海道の山中で暮らす男性が見せた”川から出てきた円い銅塊”は隠れキリシタンの”メダイ”だった。 隠れキリシタンといえば長崎が有名だが各地に散らばりさらに滅ぼされ道民…