2015年「ワーナー・ブラザース」
昨日「ライアン・ゴズリングを映画14作品から考える」を記事にして満足して別作品に進もうと思って次の物件探していたら「U-NEXT」で「ライアン・ゴズリング作品いかがですか」とばかりに数作品が表示された。
「なんですとー???」
いやちゃんと「ライアン・ゴズリング」で検索していたのにどういうこと?
いやいやありがとう。観ますよ、観ますよー、というわけで「ライアン・ゴズリング作品鑑賞」もう少し続きます。
ネタバレします。
ということでなんとライアン・ゴズリング監督作品を急遽観ることに。
彼のフィルモグラフィで見つけてはいたがまさかこう早く観られるとは。
少々不安で怖い気持ちもあったが作品は素晴らしいものであった。
他の方のレビューでも賛否に分かれるようだ。
非常に感覚的な映像でのみ作られている映画なので映し出される景色が好きなのか興味がないのかで評価されるのだろう。
私にはとても共感できる感覚だった。
ライアン・ゴズリングというこれまで演技で世界を見せてくれた人物が彼自身のイメージとしても非常にセンチメンタルでロマンチックなものを持っていてしかもそれを表現できる能力があることに驚いている。
確かに商業映画としては評価しにくいものだろうしこの映画作品がヒットすることはないだろうけど私は配信で映画作品を楽しんでいる人間なのでヒットするかどうかは私が心配するところではない。私は自分の心に響くものかどうかを考えるだけだ。
その意味では本作品は多くの有名監督が製作したものより共鳴するものを感じたということである。
寂れた町、先が見えない暮らしの中で生きていくことを考える少年。怪しげな店、暴力とそれを楽しむ人々。
抗う魂と微弱な力。
色彩、照明、構図、カメラワークも好きでこれは悲しいことに日本の映画にはほとんど見られないものだ。
マット・スミスが怖くてとても良い。
さらに本作品にはライアンの(その時期はまだ恋人関係だったのだろうか)妻になるエヴァ・メンデスも出演している。
いきなり頭にナイフを突き立てられる見世物の被害者女性の役である。